人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

神奈川の将来

2017-11-30 17:12:01 | Weblog
弊社が本社を置く神奈川県内の、地域開発プロジェクトの将来見通しを聴く機会がありました。東京に一極集中する存在感を、是非とも神奈川にもたらそうという交通インフラも含めた壮大な計画があります。茨城や埼玉や千葉も同じような将来構想があるはずですが、私たちの地元という事もあり、元気づけに少し触れさせていただきます。主要駅である横浜駅はもう数十年も工事が続けられています。素人の我々には、完成後の姿がさっぱり分かりませんでしたが、周辺の交通インフラを新たに整備して、循環型の経済圏を作る構想が説明によって現実的に見えてきました。産業も少子高齢化を見据えた研究開発型のコア拠点が整備されていきます。積年の難題だった交通渋滞も幹線道路や新たな鉄道の敷設より、更に便利で、往来の時間もこれまで以上に短縮されるものと思われます。元気でいると、これから将来の神奈川が楽しみです。
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働き甲斐

2017-11-30 14:19:14 | Weblog
昨今、働き方改革なる言葉が連日のように紙面を往来していますが、弊社の経営理念の2番目に「社員の満足」という言葉があります。もう20年も前から続いている考えですが、社員の皆さんが働き易い職場環境とともに、仕事に働き甲斐を持つというのは、人生においてとても重要な事だと思っております。では、どうしたら仕事にやり甲斐を持てるかというと、此処では専門用語となりますが、要件定義書の作成まで入り込んで、お客様と丁々発止で、システム要件をまとめ上げる手伝いに参加する事だと思います。単に言われたことをこなすだけでは、仕事のやり甲斐は生まれないのではないでしょうか。是非、業界の技術者の皆さんは積極的に要件定義の場に顔を出されることを望みます。仕事の責任感が、お客様から認められ、ひいては働き甲斐に繋がるのです。
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倉岳会

2017-11-29 15:59:54 | Weblog
近年、1年に一度くらい私の呼びかけで、「倉岳会」という天草市にある倉岳町の中学卒で関東在住の方を集めた同窓会を開催しています。昨日はその日でしたが、同窓会の場所は新宿駅から少し離れた飲み屋さんでした。メンバーへの声かけは私の方でしますが、お店選びは毎年の如く先輩にお任せしています。今回は大阪で不動産屋の社長をしている同級生の女性にも念のため声をかけたところ、快く参加の返事をしてくれてこれまでにない賑やかな会でした。実は今年の紅白歌合戦に「WANIMA」という3人のグループが出場する予定です。そのメンバーの1人は熊本市内出身ですが、2名が我が町の出身です。まるで奇跡と思える出来事ですが、町の出身者としておそらく最初で最後のメンバーだと思います。昨日はその話でも久しぶりに盛り上がりました。同じ町の出身者は関東では少ないですが、徐々に他のメンバーにも声をかけて、遠く故郷を思う皆さんを私自身が率先して声かけをしてお互いに元気づけていきたいと考える次第です。
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サービス産業

2017-11-28 13:49:27 | Weblog
人口減が避けられない日本で、サービス産業が増えていくことに一抹の不安感があります。サービス産業は第3次産業として分類されていますが、同分類の我々IT産業ではモノづくりにも携わり、かつ技術サービスを提供しているとも言えるので、2.5次産業として位置づけた方が特徴が分かり易いです。これまで呼ばれてきている2次産業における製造業でもサービスを提供しているところ企業も沢山あります。産業の分類も、これからは時代に合わせて改めていく必要があるように思います。技術を伴わないサービス産業は、内需が中心なので、人口減のこれから先の時代には過当競争を帯びる傾向があります。日本が国際的な競争力を維持するには技術サービス分野をもっと強化し、拡大すべきだと考えます。
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長幼の序

2017-11-24 14:49:09 | Weblog
先日の事業承継フォーラムで講演された同世代の経営者が、隣席する長男も含め、事業承継する上で大切な教えの一つとして「長幼の序」という言葉を述べられていました。私も家族や小中学校時代の先生から教えられた言葉の一つで、現代では死語として忘れ去られているようにも感じられました。最近は先輩後輩や親子関係においても、年功者に対して敬意やマナーや感謝の心が今ひとつ薄れてきているのではないでしょうか。アジア諸国や欧州を旅したり海外の人を見て感じるのは、かつての古き良き日本の文化を逆に懐かしく感させてくれたりします。日本国内に宗教間の争いがないのは幸いなことですが、逆に多くの人が無信仰なので、人間として大切な教えが愛情とともに幼少時から十分に与えられていない人の存在があるのかもしれません。今や学校教育も受験科目の勉強が中心で、親孝行の心を育んだり、社会性や倫理観を身に付けさせる道徳教育などが重要視されていないように思われます。そのためには、現代の大人社会が見本になる行動を取るべきです。
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交流

2017-11-22 12:04:17 | Weblog
私自身、仕事上で様々な講演会やセミナーに参加する機会がありますが、いつも勿体ないと感じることは単なる講演会やセミナーで終わる事が多いという事です。多少費用がかかっても、別の会場で希望者が集まって交流する機会を主催者側には設けてほしいです。講演会やセミナーが中心なのは理解できますが、様々な人の出会いが出来ることに価値を置くべきではないかと思います。集まりを主とする交流会に基調講演の時間を挟む事はありますが、講演会やセミナーが主であっても、知らない人が集まる懇親会の場はとても重要です。本日は、たまたま行政と金融機関の取り持ちで、タイのアユタヤ銀行の取引先の来日に合わせて弊社の企業紹介を依頼されたので貴重な体験をしてきました。何でも積極的に、行政や金融機関から要望があれば交流だと思って対応すべきです。
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IT人材

2017-11-21 20:24:30 | Weblog
日本のIT時代は50年余りですが、諸外国と比べて人材の高度化が遅れてきたように感じています。大きな理由のひとつは世界中の人材を集めないで、日本人だけの一国主義で業界を作ってきたからだと思います。残念ながら日本のリーダーには失礼ですが、ITに関する素養が乏しかったから世界に遅れをとったのだと考えます。漸く学校教育にもITリテラシーを育む考えが出てきたようです。是非とも日本には、シンギュラリティの2045年までには世界中でIT先進国になってほしいです。少子高齢化の時代を迎える日本は、世界に先駆けてITで課題を克服することを願っています。その為には人材のグローバル化が必要だと思います。
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公開セミナー

2017-11-21 19:57:35 | Weblog
先日、某大学の憲法公開セミナーに参加しました。驚いたのは教室に入りきれない程の聴講者が集まったのです。残念ながら大多数が中高年ばかりで若い方は殆どいなかったようです。まるで生い先の短い中高年が一番、国の将来を危惧している印象でした。今の学生さんは国の根幹を為す憲法問題への関心が薄いのか、考えが乏しいのか、諦めているのか、出来ることなら若者たちがもっと自己主張をして、年功者と議論をする場合がなければなりません。私もたまたま大学で憲法ゼミに属していましたが、あらゆる法律の頂点に位置する憲法は勉強しておくべきだと思いました。じっくり、国民レベルで時間をかけて議論すべき問題だと考えます。
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日本の未来

2017-11-20 21:24:53 | Weblog
団塊世代の経営者が退任間近になってきていますので、あちこちで事業承継の話題が事欠けません。本日もお上主催の事業承継フォーラムに参加してきました。演壇に上がられた2つの中小企業は、創業一族での事業承継をどのように実現されてきたかを実例として披露されていました。日本の法人数の99.7%の中小企業は、この30年間で200万社は減少しています。何年、創業数より廃業数が上回っているのが現状です。どうしたら、この難局を打破できるのでしょう?一つには学校教育の見直し、二つには大学教育の改革、三つ目は外国の学生を大量に受け入れて人材のダイバーシティを促進すること、ではないかと私は思います。日本の未来をつくるためにも様々な叡智が必要です。
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展示会

2017-11-17 16:42:29 | Weblog
近所の展示会を覘いて観ましたが、今後、展示会の在り方を抜本的に見直す必要があるように思われました。今年も何度か都心部の展示会に参加しましたが、大規模だと集客力が格段に違います。どうも展示会そのもののコンセプトが曖昧というか、単に都心部と場所が変わっただけで、今ひとつ説得力に欠ける印象を抱きました。ですから当然、集客力は少なくなります。つまり、焦点がぼけて関心が薄くなってきているのではないでしょうか。

やはり海外勢が出展したり、海外からのカスタマーが来日するようにならないと、国内だけでの催しではガラパゴス化しかねないと思われます。特別国会で安倍総理の所信表明演説が行われましたが、3500字だと30分くらいで習主席の3時間半の演説とは比べようもありません。中身は兎も角として、今は経済も好調ですが、東京五輪以降の日本の政治経済の将来ビジョンが国のトップからもっと自信を以って語られるべきです。
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