人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

3高から3平へ

2018-10-31 17:18:28 | Weblog
かつてバブル経済時代にはモテる男の必須条件は「3高」の高収入、高学歴、高身長とも言われましたが、低成長時代になってからは「3平」の平均収入、平凡学歴、平穏さが好まれているようです。と同時に、女性も男性と同じように共働きする時代になったので、かつてのような単なる憧れで一緒になる時代ではなくなったとも言えます。昨日も皇族の結婚式をTVで拝見しましたが、両家の釣り合いは将来を考える上でも大変重要であるわけです。どんなに相手が経済的に恵まれていても、お互いの平穏な生活が営まれなければ双方に幸福感は得られません。相手の外見に拘り過ぎるとその人の内面を見過ごすことがあります。ビジネスの現場でも、お客様と接して双方に感じるのは相手の人間性です。信頼されることは容易なことではなく、繰り返される付き合いの中から自然とお客さまの心の中に生まれるものです。社会に出たら高学歴も育った家庭の経済力も容姿も関係なく、その人自身がどんな人間なのかが問われるのです。人としての実質を見極めることが大切です。
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教育現場

2018-10-30 13:09:05 | Weblog
親しい友人には教員生活を終えて引退生活している人もいれば、未だに嘱託で働いている人も何人かいます。先日、福岡県内の中学校で嘱託勤務している人と会って話しましたが、仕事は新任教員の教育係で一緒に教室で勤務しているようです。現在は保護者への対応も、若い教員は精神的ダメージを受けてうつ病になる方が多いとのことで、ベテラン教師の存在が欠かせないのです。一昔前には考えられない程の教育現場もあり、荒れた学校では保護者の対応で忙しく、授業どころでは現場も多々あると聞きます。現在の彼の勤務地は新興住宅の中にある中学校なので、高所得層が多く比較的に家庭も静かで、荒れる生徒もいなく楽だと話していました。一方、小学校の教員はまだ無邪気な生徒を教える立場なので、教員としても精神的負担な負担は軽いらしいです。現在は中学校も高所得層は殆ど私立中学へ入る時代なので、公立中学校の質を上げるのは簡単ではないようです。経済的な格差がもたらした現代社会の痕跡の一部かもしれません。
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理論と実践

2018-10-29 13:07:26 | Weblog
「言うは易く行うは難し」という諺があります通り、頭では理論が分かっていても、いざ実践となれば経験がないと経営は覚束ないものです。創業して企業を成長させるのは容易ではないというのは、経験を通して自分なりの理論を持つので困難さも分かります。先日、ある上場企業の創業者と久しぶりにお会いして会話をする機会を得ましたが、御高齢ながら現在も事業欲が絶えない一面を拝見し、大先輩の凄さを感じました。創業者に依り、健康度の違いは後々企業経営に大きく影響を与えます。同業界で、私が古くから知る創業者が長年導いて来た企業を、前者の上場企業が買収したというニュースについて創業者に打診してみたのです。年々創業者も歳を取っていきますので、企業を将来に向けてどのようにバトンタッチしていくかは口で言うほど簡単なことではありません。経営者意識を持ちながら、小さなことの積み重ねにより、周囲が経験を通して成長してくれることを期待しています。
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企業は人なり

2018-10-25 09:01:50 | Weblog
今更ながら会社においては当たり前の話ですが、私自身が長年、会社経営において苦労してきた最大の課題が人材でしたので取り上げてみました。実はこの10年、弊社は急速に右肩上がりで成長しており、私自身が驚いている次第です。潜在能力を有する社員が、外部から採用した経営幹部による地味な指導で漸く育ってきたからです。「類は友を呼ぶ」で上層部の人材が育てば年々入社してくる人材も計画的に育ちます。人材が育つと能動的な働きを自然とするようになります。組織はなるべくフラットにして目的意識を共有すれば、手段となる行動は社員自らが取るようになります。弊社の特徴は、社内でプロジェクトが暗礁に乗り上げ、窮地に陥った時には、リーダーが全社的にSOSを呼びかけると、全員が自分の業務を終えて、仲間のプロジェクトとして救援に駆けつけてくれる団結心があります。つまり、組織に一切の壁が無いのが弊社の特徴です。このような社員の人心は一朝一夕には出来上がったものではありません。まだまだ社員の成長の伸び代は今後も尽きないと私は見ています。一にも二にも企業は人材次第だと漸く私自身が気が付いたのです。これからも人材育成を第一に考えて、100年企業の経営をしていきます。乞うご期待頂ければ幸いです。
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40年の節目

2018-10-24 13:43:50 | Weblog
78年の日中平和友好条約締結から40周年の節目が到来しています。学生で青春時代の真っ只中だったので、当時の状況は良く覚えています。当時の田中角栄元首相が近年出版物を始め、様々なメディアで脚光を浴びていますが、歴代の首相を見ても別格の人物だったように思います。首相と言えども人間ですから、いくら能力があっても政敵にやられてしまうこともあります。しかし、当時の政治家はそれぞれの方が、歴史観と強力な個性を持ち、客観的には人間的な魅力も感じました。国交以来、長年ギクシャクが続いていた日中関係も、漸く、トランプ政権の強引な外交のせいなのか、政府間で歩み寄りが見えてきました。中国も世界第2位の経済大国となりましたので、世界のリーダーとして恥じない行動が求められています。世代が変わり、時代が変わり、社会が大きく変わるには最低でも40年は掛かるような気がいたします。つまり、人間の営みが常に時代の反映に左右しますので、地域社会も企業社会も変化するには同様に長い年月が掛かります。車社会がエンジンから電動に変わるのも、長年の時代の節目というものを感じます。長期的な時代を見据えた国家なり、社会なり、企業なりのあり方を人間同士がじっくり考えられたらいいですね。
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ワクワク感

2018-10-23 09:18:50 | Weblog
先日あるセミナーで講師が「人が幸福感を味わう時とはどんな時でしょう?」と質問した時に、ある方が「ワクワクした時」と回答したら大正解でした。自ら日常の仕事や生活でワクワクする体験の場を作ることができれば良い訳です。私自身はそのような場を作って日頃から行動している方です。時には、翌日の予定が楽しみでワクワクして前夜眠れないこともあります。楽しみなのは、事物を見聞することもありますが、様々な人と接することが楽しみなのです。講演を聴くだけで終わりというのは、消化不良で何か大切な忘れ物をしたような気分になります。私の知人にも、行動力があり、多くの経験を通していつもワクワクした感情を表現される方がいます。事務所の中での仕事においても、何か新しい発見や面白みを見つけるとワクワクする気分を得られるのではないでしょうか。毎日、変わらないような仕事でも、ストーリーの小さな変化や驚きはある筈です。ワクワク感を求めて毎日の仕事に向かうのと、苦痛や面倒な気持ちで向かうのでは幸福感が随分違います。小さな楽しみを期待して毎日を過ごすことにより、人は生き甲斐、働き甲斐を感じるようになるのではないでしょうか。
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仲間

2018-10-22 16:40:35 | Weblog
最近、歳を取ったせいなのか中学・高校の同級生や大学の同窓生と会いたい気持ちになります。こちらが一方的に懐かしく会いたいだけの話ですが、双方に長らく連絡を取り合っていないと会える人も限られてきます。幸いにして年賀状を交換している大学時代のメンバーもいるので、少人数ながら最近になって同窓会を開き始めました。高校時代の仲間は、ふるさとへ帰省することが決まればすぐに幹事が気を利かせてくれて10名くらいは集まってくれますが、大学の仲間は全国各地にバラバラなので、そう簡単に会う機会を作れません。最近、漸く私の方で連絡網を作って、首都圏に住んでいるメンバーの一部と同窓会を開催し始めています。先日もお互いに40年ぶりの再会を果たし、仲間も連絡先を捜し当てた私に大変感謝してくれました。中学も高校も大学も、連絡先さえ発見できれば再会の手法は考えられるのですが、個人情報も容易に入手できない世の中になったので、不便を感じているのが現状ではないでしょうか。これからの楽しみの一つに、遠方の仲間を訪ねるのと城廻を兼ねてみたいと考えています。
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結願

2018-10-21 10:50:06 | Weblog
本日は日和も良かったので、これまで巡礼を続けてきた鎌倉三十三観音巡りの結願を無事終えました。鎌倉のお寺巡りには何度も出かけていますが、2年前から始めた御朱印帳を持参しての参拝は初めてでした。本日、回り終えたところで、関西の親戚から電話があり、本日入院して明日手術だという知らせがありました。約1週間から10日くらいの入院ですが、本日の結願と親戚の入院が何か縁のようなものを感じました。無事に手術が終わり、晴れて退院してくることを祈りたいと思います。
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地方イベント

2018-10-19 20:03:18 | Weblog
昨日から今日にかけて、あるメーカー主催の地方イベントへ参加しました。年に一度の全国的な催しですが、また普段と違った見聞に触れるのが楽しみで参加しました。地方からの参加者を見ると、全国的にも経済は人手不足ながらも順調に回っているような気が致します。経済の循環を考えると、毎年持ち回りで開催される事で地方への寄与にもなると考えられます。自分自身が健康であれば、特別な用事でもない限り翌年も参加できて、また全国の方とも再会できるわけです。まだ紅葉には早いですが、秋晴れの天候にも恵まれた今回のイベントでした。
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人材不足

2018-10-17 16:54:26 | Weblog
先日、タクシーに乗りましたら、運転手の方が乱暴運転をして追い越しをかけている車を見て「警察が取り締まりの仕事をしていない」とぼやいていました。イラついて見えたので、私が「ストレスが溜まりますよ」と後部座席から声をかけたら、「誰もいないところで大声を出してわめいています」「運転も長くやっているので運転中は冷静なので大丈夫ですよ」と話していました。運転手が一般の車にいちいち腹を立てていたら、確かに仕事として務まらないでしょうね。私は運転しないので分かりませんが、運転中に他人の運転に腹を立てる人は結構多いようです。たまには運転手同士が争いになったりしますが、警察官には運転のマナーが悪い人の取り締まりもしっかりやってほしいところです。しかし、最近は少子高齢化で民間企業と同様に警察官も人材不足のようです。報道では自衛隊も人材不足で定年延長や退職者の活用も検討されているようです。どうやら最近は自衛隊の仕事も厳しくて、危険性もあり、今の若い世代にはそれほど人気がない職種のようです。国防や災害救援を担う人材が不足することは、国家にとっても決して好ましいことではないと思われます。将来、もっと人材不足が深刻な時代になりますので、様々な業種においての人材をどのように活用していくか、国や都道府県としても真剣に考える必要があります。
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