人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

趣味

2024-06-28 15:37:11 | Weblog
趣味というほどの事ではないのですが、今年に入ってたまたまTVで将棋のNHKトーナメントで将棋の藤井聡太八冠の対戦ぶりを見てから毎週日曜日のNHKの将棋番組の虜になってしまいました。実は第9期叡王戦五番勝負第5局で藤井聡太八冠(21)に勝利した伊藤匠七段の対戦するNHKトーナメントの将棋も拝見しましたので、今回の第9期叡王戦には注目していました。

将棋は子どもの事に指した程度で、本格的に習ったことはありませんが大変興味があります。実はたまたま同じマンションにアマチュアの段持ちの方がいまして、定年後は毎日のように区役所の将棋会場に通っていました。ご夫婦とも親しくしていましたが、ご主人から将棋をやるように何度も誘われましたが、何度か将棋会場へ様子を伺うだけで本格的に習うことはありませんでした。

残念ながら今年に入ってこの方は亡くなられましたが、ご健在の頃に将棋の教えを請わなかったことを後悔しています。先日、ご自宅の仏壇に拝ませていただきましたが、将棋の盤と駒がお供えられていました。前置きが長くなりましたが、先日の第9期叡王戦五番勝負の藤井聡太八冠(21)が挑戦者の伊藤匠七段(21)の対戦はNHKトーナメントでも拝見していたので大変注目していました。

プロが指すTVでの将棋の対戦はまるで自分が指しているようでとても勉強になります。いつになったら将棋を指す機会が到来するか分かりませんが、しばらくはTV観戦を続けたいと考えています。何がきっかけで趣味の一つとなるかわからないものです。
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異業種交流会

2024-06-27 22:01:12 | Weblog
コロナ以降、 久しぶりに大手生保主催の異業種交流会へ参加しました。会場は地域合同の集まりで大勢の企業が所狭しとミニテーブルを囲んでいました。

折角、企業名簿を戴きましたが、業界毎にも地域ごとにも整理されていないために、肝心な企業同士の交流ができないような雰囲気でした。

生保業界の狙いも、地域産業の活性化のため異業種交流で繋がりを促進しようとの考えで企画されたものと思われます。折角の機会でしたが、もっと工夫していただけたら良かったと感じました。
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ご近所付き合い

2024-06-26 14:16:29 | Weblog
近年、都会では核家族化が進んでご近所の家に上げてもらうことも少なくありました。ましてやマンション生活ともなると、お隣さんと顔を合わせる機会も1年に何度あるかというくらい密室な生活ぶりです。昨日、同じマンション内で個人的に親しいご近所の方を訪ねる機会がありました。実は私も個人的に親しくしていただいたご主人が、15年くらいの長い闘病生活の上で今春に亡くなられたのです。ご健在の頃は個人的にとても親しくしていました。

まだご主人の位牌にも仏壇にも拝んでもいなかったのですが、別の用事で訪ねたところ80代後半の奥様から玄関から部屋の中に入ってと手招きをされたのです。常識的には普段入ったこともないお部屋に入室するのをお断りするのが普通なのでしょうが、あまりにも強引でしたので入らせていただき、先ずは仏壇に手を合わせたのです。奥様は私がご主人と仲が良かったのをご存じでしたが、入室するのは複雑な思いでした。(後で妻からは叱られました)

マンション生活も良い点、悪い点があります。プライバシーが保てる点で若い人たちには評価されますし、入居した当時の私も同じ考えでした。しかし、歳を取ってくるとがご夫婦のどちらかが先立たれたりして、人は話し相手も減り、人間関係的にも段々と寂しくなります。集会場などのコミュニティが活発になれば良いのですが、部屋に閉じこもっている単身の高齢者が多いのが現実です。昔のようにお隣同士で気軽に行き来できる環境がいいですね。
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人付き合い

2024-06-25 16:56:30 | Weblog
人間は生きていく中で「人付き合い」を様々な環境の中で経験します。自宅ならばご近所との付き合い、会社なら社員同士との付き合い、業界内での付き合い、趣味の関係での付き合いなど多くの場で人付き合いがあります。人と付き合うかどうかは個人の自由で、人それぞれ人との付き合い方は違います。人によって付き合いの広い人もいれば、あまり人付き合いの好きではない人もいます。

最近、それぞれ歳を取ったので高校や中学時代の同窓会の話があります。しかし、社会人になって何十年も縁遠くなると付き合うことも難しくなります。成人して社会人なると生きてきた環境も事情もそれぞれ異なりますので、同級生同士であっても一人の人間として価値観が合わないこともあります。会話もすれ違いになるのは、互いに社会人として付き合い慣れていないからです。

社会人同士となれば相手の立場や考え方をじっくり聞かないと利害関係が無ければ感情のすれ違いが生じます。同級生同士は実際に会えば思い出話で盛り上がりますが、何年も会っていないと集まるタイミングをつくることから大変な労力となります。付き合いもあまり期間を空けないで継続することが重要です。付き合い慣れるとお互いの事情も理解できて容易に機会ができます。
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社会づくり

2024-06-24 13:07:53 | Weblog
かつて世界の警察と言われた米国の政治的・経済的そして軍事的な優位性は過去の出来事となりました。米国が「世界の警察」と言われた時代は、世界の地域紛争抑止や解決に少なからず米国の力が及んだものです。冷戦が終結したもの米国を中心とした西側諸国によるソ連への働きかけが功を奏したものと思われます。しかし、政治体制は変わらぬものの経済が資本主義へ移行してからはかつての東側とも言える超大国も経済力を伸ばすようになり、第2次大戦戦勝国中心の国連組織も機能しなくなりました。

マレーシアのマハティール元首相のアセアンにおける演説内容を読みましたが、世界の戦争を防止するには、第2次大戦の戦勝国中心で拒否権を持つ常任理事国が設立した現在の国連改革がもっとも重要だと考えます。つまり、現在の常任理事国の拒否権を国連総会ではく奪することだと思うのです。本来、常任理事国は世界の紛争を抑止する役割がありますが、ロシアのような常任理事国が存在する限り、常任理事会が機能せず国連も世界平和へ機能不全となります。

私の経験では企業にも同じことが言えるような気がします。企業にも経営陣に思想の異なる人が存在すれば内部統制が混乱します。民主主義の精神は必要ですが、自由奔放では組織の統制が乱れて社員のモチベーションも低下します。成長して良い企業になるためには内部統制に対して締め付け意識を排除して、経営幹部並びに従業員の姿勢が受け身にならないことです。国連も改革しないと良い国際社会づくりは不可能と考えます。


 
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人材の採用

2024-06-21 18:19:11 | Weblog
これから人手不足の時代があらゆる職種へ到来します。言わずもがなですが、我がICT産業も更なる人材不足に陥りかねない状況です。私も人材の採用が一段と厳しくなることが弊社においても最大のデメリットだと予測し、先を見越してブランド企業の仲間になることを目標にしてやっと念願を達成したのです。これからは新卒者も減少してきますので、経験者の採用も重要となってきます。

実は先日、採用の重要性を力説しました。つまり採用担当者に任せていた人材の採用を経営幹部クラスが陣頭指揮して、採用戦略から実践までを責任持たなくてはならない時代だと考えるわけです。採用は経営だと口を酸っぱくして言ってきましたが、我々のソフトウェア業界は製造業のように大量生産ができない業界なので、システムエンジニアを増やすことが成長に繋がるのです。

弊社もブランド企業の仲間入りを果たしたので、これからは採用に情熱と集中力をかけて参りたいと考えています。経営幹部クラスも採用パワーを十二分に生かして更なる企業の成長へ導いていきたいと思います。生成AIを採用活動へフルに生かすことも自社の採用競争力を高める上で必須となるでしょう。兎に角、日本中から海外も含めて優秀な人材を採用する時代です。 
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本日の所感

2024-06-20 13:21:49 | Weblog
このところG7やNATO諸国から関係が遠ざけられているロシアのプーチン大統領が北朝鮮を訪問したニュースが日経朝刊の1面に掲載されていました。日本にとっても地政学的脅威として捉えられているものと解しました。隣国である朝鮮半島の政治的な動きに対して日本の国会はのんびりしているようにも映ります。プーチン大統領の次の訪問地はベトナムのようですが、日本とロシアの関係が外交的にも完全に閉鎖されているように感じるのが正直なところです。

我が国は改正政治資金規正法の成立に向けて国会は参議院本会議で審議中という在り様です。昨年後半から半年以上にわたり国会は国民不在の政治資金問題で揺れてきました。国費の無駄遣いとは言い過ぎでしょうが、日本の針路も不透明の中で国政を委ねている国会がこの有様では日本の前途が危ぶまれのも致し方ありません。このところ日本の株価の動きが冴えないのも政治経済の不透明さが利益確定売りを招いているものと考えます。

国会はもっと日本の経済をどのように率いていくかを真剣に議論しなければ、益々増大する社会保障費や防衛費の負担に国家財政が耐えられなくなると考えます。日本は国家的にも社会的にも課題が山積している中で政治的にも一時の猶予はないと思います。新聞の一面を飾る記事が他国の不安定な情報ではなく、もっと国民の気持ちを明るくするものであってほしいものです。政治が前向きに活発化しなければ経済にも明るい兆しが生まれないと考えます。

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任せて任せず

2024-06-19 13:38:09 | Weblog
この言葉は聞かれたことがあると思いますが、中小企業において社長が採るべき方法です。組織が小さい時は社長は一人で仕事をこなせますが、徐々に組織が大きくなっていくと重要な仕事も人に任せなければなりません。しかし企業は思わぬことで躓く可能性がありますので、仕事や役割を誰かに任せても、完全に放任しないで、定期的に仕事の進捗状況や結果について全責任者という意識で確認しなければなりません。常に見え化を図る必要があります。

仕事を任せることで人を育てることが上司の役割ですが、その上で適度の指導や監督を会社から任されているのが上司です。大きな組織で育った人は報連相が当たり前に身に付いていますが、小さな会社で育った人は先輩から徹底した指導が無くて報連相が身に付いていない人がいます。新人教育で重要なのは報告・連絡・相談です。上司との意思疎通が不足していると思わぬ落とし穴に嵌ることがあります。要注意です。

年齢は取りながら、実際に組織人として当たり前の行動がとれない人も少なくないのです。自社のカルチャーで新人時代から育った人は問題ないのですが、他社から転職してきた幹部クラスを採用するときは十分な注意が必要です。中には組織になじまない人が転職してきて入社する場合があるからです。正しいカルチャーの下で育った方なのかは理解できないからです。幹部となると部下に与える影響が大きいので組織の破壊に繋がることもあり得ます。

任せることは余程の信用力が人に存在しなければなりません。責任はすべて任せた側にありますので、成長途上の会社では特に気を付けたいものです。後悔先に立たずということを会社経営においてはしっかり自覚しましょう。
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配慮を欠く

2024-06-18 15:02:44 | Weblog
ビジネスや私的の場において「配慮を欠く」ような印象を抱くことがあります。周囲や他人に気を遣わないで行動することを指しますが、その習慣が直らないので周囲の心証を害することがあります。企業は組織で成り立っているので、会議に先立つ前に議案に対して事前の打ち合わせや根回しが必要となります。ビジネスの場では「報・連・相」が常識だと言われますが、指導的な立場の人に常識が備わっていなければ部下が教育を受ける機会はありません。

相手の感情や立場を無視したような行動をとる人が企業や地域社会に見られますが、近年は成人してからビジネスやローカルの場で上司や他人が正すのも容易ではありません。個人のプライベートに干渉しなくなった日本の人材教育の弱点ではないかと考えます。かつては日本人の組織力が海外勢を抜きんでいましたが、近年は日本人に過去の勢いは見られなくなってきました。戦後の貧しい時代に育まれたハングリー精神が徐々に無くなってきたからだと考えます。

私自身も中小企業の経営を長年続けてきましたが、一朝一夕に企業は成長するものではないことを痛切に感じてきました。先ずは経営者自身が自らの学びや外部からの刺激で変わらなければ、企業も所属する社員も変わらないということです。大事なことは外部から招く人材の選定を誤らないことです。私自身、何度も過ちを繰り返しましたが、中小企業で人選の失敗は経営に多大な影響を及ぼします。「泣いて馬謖を斬る」覚悟がトップには必要です。


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隠ぺい体質

2024-06-17 09:13:41 | Weblog
私自身も古き昭和時代を生きてきましたが、民間企業で隠ぺい体質が内部告発によって激減してきたことに大変満足しています。しかし、一方では政界や官僚組織の体質は一向に変わらず未だに隠ぺい体質は残ったままです。この古い隠ぺい体質はどうしたら改革ができるのか、私自身も身を置いたことが無いので正直なところ解決策が見当たらないのが現実です。政官業界はトップが自ら襟を正さなければ頭から体質が腐ります。

その意味では日本は民主主義社会と言っても、言論が弾圧されることもあるし、臭い物に蓋をする国民性が無くなりません。その点、米国は大統領でも訴追されるような社会で民衆の強い支えが存在します。犯罪を取り締まり市民を守るべき警察組織が、身内の犯罪を隠ぺいして組織を擁護するなど言語道断だと考えます。私の高校時代の同期にも警察官に就職した仲間がいましたが、どんな理由があったのか知る由もありませんが、二人が自殺した過去があります。

かつては正義感だけでは生きられない組織だったのかもしれませんが、グローバル社会になった今日でも、隠ぺい体質が変わらないのは政治も含めた官僚組織だけだと考えます。東京都知事選挙が20日に告示されますが、ある候補の一言が耳に残っているのは、トップダウンで強引に政策を進める現在の政治を変えて、庶民の意見に耳を傾けるボトムアップの政治を目指したいと話していたことです。政権が長くなると権力者の傾聴力は衰えるものです。
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