人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

女性

2019-07-31 18:11:53 | Weblog
先のニュースで女性の労働者が3千万人を越えたとの報道がありました。このような報道を見ても如何に女性の労働力が企業社会に必要とされているかが分かります。結婚しても今や共働きは当たり前の時代ですが、未だ政治の世界も含め、女性の立場を重んじる風土は欧米に比べて劣っているのが現状です。まだまだ日本は社会のあらゆる面で女性の活躍を後押ししなければなりません。そのためには女性が活躍できる環境をさらに整備して、働きやすい環境づくり目指さなければならないと思います。企業の採用も半数は女性を採用するくらいの思い切った積極的な考えが必要です。女性自身もこれまでと考え方を変えて、自らが前面に出て行くような意識転換が求められます。今後、若年労働力は圧倒的に不足してきます。共働き世代の将来を考えて子育てをしやすい環境の整備は必須です。参議院選挙が終わって政治家の活動も静かになりましたが、今回の選挙で身体の不自由な二人の議員が誕生したことは、これまでの政治に無い大変な進歩だと思いました。社会生活が困難な人に対してこれまで以上に光が当たるようになれば幸いです。ただ残念だったことは、選挙結果を見ても日本人の多くが政治に対して無関心の比率が高いということです。その意味でも女性にもっと頑張ってほしいというのが個人的な願いです。
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惑星

2019-07-30 10:43:06 | Weblog
昨夜、西の空に輝く星が見えたのを家内から問われたので軽い気持ちで「宵の明星で金星かな」と応えたのですが、天文学にあまり自信がないので断言は出来ないところです。「明けの明星」は早朝に東の空に移動して見えるのでしょうが、今朝は確認するのを忘れていつものように夜明けを迎えました。そんなことを考えていたら、小惑星が地球にニアミスしたことを知り、天文学者でも気が付かなかったという記事を目にしました。直径130メートルくらいの小惑星のようですが、もし地球に衝突すると、その衝撃は専門家の話では東京都くらい面積を破壊する規模だそうです。惑星は時速8万キロ以上で移動しているようですが、直径100メートルくらいの小さな惑星の接近は専門家も中々事前に接近しても気付かないというような不吉な内容の記事でした。先日も米国の衛星が惑星に向けて射撃し、惑星の方向を修正し、地球を避けるように変えている、というような記事も見ました。我々はもっと広い宇宙に関心を示すべきではないでしょうか。
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生き方

2019-07-29 13:35:48 | Weblog
企業数の99.6%、勤労者の70%が中小企業だと言われています。中小企業の経営陣には定年制が無いために現役で頑張っている方は多いのですが、大企業は定年制とともに自動的に会社に残れない形となっているため、多くのOBの方は現職を離れて第二の人生を歩んでいます。日本企業の宿命でもありますが、シニア世代の現役と引退では経済にも少なからず影響を及ぼします。先週、40年来の大学時代の友人と懇親会を催しましたが、多くが元公務員や元銀行員で殆どが引退生活同様の毎日を送っています。自由な身分が羨ましいと言えば確かに羨ましい面もありますが、彼らには現役時代の横の繋がりは少ないのではないでしょうか。私も大企業に残っていれば今頃は自由な時間が溢れていたかもしれませんが、現役でビジネスに関わっていると縦や横の繋がりは増えても減らない良い面もあります。一旦大企業を卒業すると、自分でビジネスを新規に立ち上げようとする人はほとんど少ないのではないでしょうか。ビジネスのネタは限りなくあるのですが、寄り合い世帯で生きてきた人が多いので、相変わらず人に使われる人が圧倒的です。これからの大企業は、1人でも事業を立ち上げる意欲的な特徴ある人材を育てなければならないと切に思う次第です。「寄らば大樹の陰」の時代は完全に終わりましたので。
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若者

2019-07-26 10:18:29 | Weblog
今朝の新聞にある地方大学の学長が若者の都会への流出について寄稿されていましたが、同様のことは全国的に危惧の念があります。しかし流出防止に全く対策が無いわけではありません。これから進む人口減少時代に何らかの手を打つ必要があります。対策の一つは農業の振興とともに地方に若者の雇用を増やす場をつくりだすことです。このまま何も手を打たないと、10年後には住民がいなくなり消えていく地方が散見されると思います。都会は若者に魅力的には映りますが、一時期は兎も角、永住するにはコストが高過ぎます。しかも地方の人口が益々減少する事態になりますと、日本の安全保障上も問題視せざるを得ません。官民上げて対策を講じて実行に移せば地方に雇用を生むことはいくらでも可能です。肝心なことは、これ以上の若者の流出を地方から防ぐことです。対策次第では都会のシニア層や若者を地方へ移住させることも不可能ではないと思います。また地方に展開する大量の休耕地を再生させて農業を復活させることが必要だと思います。昨今、情報通信技術が格段に進歩してきたので必ず実現が可能となるでしょう。我々自身も前向きに検討したいと思います。
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習慣

2019-07-25 13:31:04 | Weblog
今年に入って、これまで何年も習慣付かなかった日記を書くようにしています。今のところ休み無く続いていますが、できれば今度は年単位で長く続けたいと考えています。思えば、小・中・高時代には常用日記を年の暮れに祖父とともに購入して、毎日欠かさず日記を書いていました。特に毎日大きな変化があったわけではない田舎での生活の中で、よく書く材料があったと今では不思議に思います。現在は一日7行くらいのスペースで5年日記です。ネット上の公開ブログも毎日書いていますが、これまでのところ11年間続いています。続けるのは大変ですが、自分に課す毎日のノルマだと思って書いています。日記もブログも記録ですが、私的なものと公開しているものとの違いで書く姿勢も変わります。日記はありきたりで書けば一日の記録は終わりますが、ブログは書くテーマを考えるのに毎日悩まされています。これもいつまで続くか分かりませんが、生きてきた時代の記録を残すつもりで書いています。文章を書くことは子どものころからの習慣でよく手紙を書いていましたので、自然と苦にならなくなったのだと思います。何事も習慣付けることが肝要だと考えます。
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生きる

2019-07-24 10:23:25 | Weblog
大学時代に黒澤明監督の「生きる」という映画が流行っていた時期がありました。製作された時期はもっと前でしたが、なぜ当時流行ったのだろうと今になって考えるのです。PCもスマホも無い時代ですから、日々色んな楽しみをして過ごしていたのだろうと思います。最近、「生きる」という価値が人々にどのように捉えられているのかと疑問に感じたりします。折角、与えられた自分の命なので大切にしなければならないのですが、生きる意義を少し明確にしてみるべきではないかと考えます。人間は「幸せになるために生きる」のだと思うのです。だから常に何らかの人生の目標を持つことが大切なのです。仕事も義務だと考えると面白くないので、生きるための権利だと解釈すれば少しは積極的な気持ちになれますし、自分なりに面白くする事も可能です。しかし、ただそれだけでは幸せな気持ちになれないので、色んな日々の目標を掲げて、達成したら自分にご褒美を上げれば少しは満足した気分になるのではないでしょうか。少しでも幸せな気持ちになるために毎日を過ごせば、人生の目的意識も芽生えて生きる力も湧くと思うのです。それと社員の皆さんに「息抜き」をしなさいと話していますが、長い人生には心の余裕を持つことも必要です。
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青春時代

2019-07-23 17:34:04 | Weblog
久しぶりに高田馬場駅へ行く用事がありましたが、二十歳前後の頃に西武新宿線の沼袋駅から高田馬場駅まで毎日のように通っていた頃のことを懐かしく思い出しました。青春の真っ只中でしたが、新聞販売店での下宿生活は色んな意味で人生の勉強になりました。今考えると当時は体力もあり、自転車がひっくり返そうな量の新聞を沼袋駅前から遠方の江古田地区付近まで一度に運んで配達していました。早朝は他社の新聞配達人や、牛乳やヤクルトの配達の方と毎朝顔を合わせますが、お互いに挨拶を交わしたりして仲良くなったものです。月に一度の集金も色んなお客様と話す機会が多く、夕方に自宅を訪ねて世間話を交わすのも楽しみのひと時でした。地方から出てきた田舎者の私にとって、東京という地で色んな人から受けた多大な親切心は今だに忘れない出来事です。考えてみると青春時代も変化に富んだ思い出深い日々ばかりだったように思います。
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奨学金

2019-07-22 10:08:58 | Weblog
参議院選挙も漸く終わりました。ネットによる様々な呼びかけにも拘らず、投票率が戦後2番目に低い48%強だったことは、今回の選挙上の争点も有権者には定めにくい面のあったのだろうと感じた次第です。私自身もこれまで一度も投票を棄権したことはありませんが、投票所へ行くまで、どの党の、誰に投票するかさえ決断が付きませんでしたので、若い人が選択に迷うのも仕方がありません。先日、学生へインタビューして、ニュースでは聴いたことがありましたが奨学金の返済が社会人としての負担になることをあらためて疑問に感じました。6百万円の奨学金を最長40年間で返済することになっているようですが、私が問題視したのは、何故、国は将来も考慮せず学生に貸し付けるのかということです。インフレが続けば無金利だと返済も軽くなりますが、そのような期待は薄いと考えるからです。少子化が一段と進む世の中で、大学の数ばかりが単純に増えていくのも、国民負担や国家財政を考えれば問題で時代に逆行しているような気がします。貧富の差で高等教育が受けられない事態も憂慮すべきですが、学費の高騰が国民生活にしわ寄せしているのも現実です。子どもが巣立った我が家も、確かに子どもの学費の工面に苦労したことを思い出します。子どもには負担を掛けたくないものです。ちなみに、私は家庭が貧しかったので奨学金を頼りにしながらも自力で卒業しましたが、社会人になって生活費からの返済は楽ではなかったと記憶しています。
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モビリティ

2019-07-19 10:54:20 | Weblog
愈々5Gの実用化時代に突入していきますが、ITをフルに活用すればこれまでに無い便利なモビリティ社会が実現できると思います。その実現のためには各種の規制緩和も同時に必要となります。少子高齢化が進む日本だからこそ、モビリティ技術の活用が進みやすいと思うのです。当然、セキュリティでデジタルテクノロジーが安全に活用されるように保護されなくてはなりません。弊社はデジタル先進技術を用いて、情報化社会で生きていく人々に安心・安全を提供できれば企業としてもこの上ない喜びだと考えています。自宅でもスマートスピーカーを愛用していますが、これから様々な要素技術を組み合わせるとスマートスピーカーだけでも無限の活用の可能性があると思います。先日、ロボットコンテストを見ましたが、全国の大学生がプログラミングに長けている様子が伺えて、日本のITが可能性を秘めていることを感じた次第です。若者に夢と成長可能性を与える企業を目指していきます。
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故郷

2019-07-18 12:55:08 | Weblog
もう何年も見続けている「小さな村の物語イタリア」という大好きなTV番組があります。日本よりやや国土が狭いイタリアの村が数多く存在しているということです。国土全体に点在する村々がイタリア人から愛されている光景にいつも感動を覚えます。彼らは故郷の家族を一番に大切にし、若い時の一時期は都会へ出ますが、村をこよなく愛するため、自分の大切なものとして決して捨てないで戻ってきます。一方、日本人は一旦都会で住み付いたら故郷へ戻らず、都会を永住の地として選択する場合が多いように思います。私自身もひとごとではありませんが、多くの日本人が同じような考えと行動をするので、未だに地方の過疎化は止まりません。いずれ日本の村は無くなるか、外国人が土地を買って住むようになるかもしれません。日本人も都会へ出て多くを望まなければ地方でも暮らせるはずなのですが、自分が育ってきた大切な村を結果的には捨ててしまうわけです。イタリアの村人は老若男女が相携えて生きていますので、日本のように過疎化がそれほど進行しないのです。日本人とは国民性もだいぶ違いますが、イタリア人の特性として日本人も学ぶべきところはあるような気がいたします。
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