人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

成長するチャンス

2022-10-31 15:38:16 | Weblog

正直なところ、私は政策の進め方次第で成長するチャンスではないかと考えています。中国経済も成長が鈍化傾向にあるし、ロシアはご承知の通りで、米国も軍事費の拡大とインフレが止まらない、EUはロシアからのエネルギー供給が途絶えてインフレと金利高で経済が厳しい、その点で日本は多少のインフレはありますが国民生活維持のため金利の引き上げがない、のが現状です。

諸外国に遅れていたデジタル化も進みつつありますし、DXへの必要性も漸く気が付いてきました。また人材の流動化を進めるために多額のリスキリング予算も盛り込みました。半導体のサプライチェーンが保護主義で制約を受けることを視野に入れて国産化を加速しています。課題は経営者の認識の転換が近未来に向けて可能かどうかだと考えます。

これから世の中に出てくる若者たち(Z世代とも言われる)の発想は、自由で新しいものを世の中に創り出そうという可能性を持っています。やはり学校教育の転換が一番影響は大きいと考えます。上からただ単に強制するのではなく、やる気を出させて自由にものを考える環境を与えることが重要だと考えます。若者の成長をとがめているのは大企業にも古い発想が残っているからです。

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センスの良さ

2022-10-28 16:08:17 | Weblog

我ながらファッションセンスはいまいちですが、味覚に対する舌の感覚には自分なりに自信があります。値段にかかわらず食べたものが不味いと思ったら、口直しに別のところで食べなおすこともあります。自宅ではほとんど料理をしたことはありませんが、一緒になってから家内の料理に不満がないから敢えて自分で作る機会まで無くなってしまったのです。歳も取ったので、いざという時のために自分で作る習慣を身につけることも大切です。

独身の頃はレシピの本を買って手料理をして食べていましたし、料理を作るのも苦になりませんでした。しかし、家庭を持ってから料理をする機会もなくなり(男子厨房に入らずを絵にかいたような)ました。外歩きのサラリーマン時代の頃は、新婚当時の妻が作ったランチジャーの弁当を車の中で食べるのが毎日の楽しみでした。あれから40年余り、コロナ禍で外食がままならず遂に我が家の弁当が復活しました。

若い時ほどの弁当の楽しみはありませんが、コロナ前のように外で食べる面倒くささがなくて栄養のバランスも良いので感謝しなければ罰が当たります。子どもの二人姉妹も姉はあまり料理上手とは言えないのに、妹はかなり料理のセンスがあります。やはりファッションも料理もセンスは共通しているようです。センスは一朝一夕に身につくものではないことは自分自身を妻と比較して考えるとよくわかります。自分では食器洗いを得意にするしかないようです。

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地方行脚

2022-10-27 18:36:01 | Weblog

玄界灘に面する糸島市は福岡中心部に30分前後という近さもあり、近年なって人気の地域となり年々移住者が増えているようです。福岡市交通局の地下鉄がJR唐津線に乗り入れして、空港からも直通となり大変便利になりました。この10年の間に九州大学の研究棟も建設されて学園都市前というJR新駅もできました。また近年は糸島高校前というJR新駅も誕生し、駅前には続々とマンションや戸建てが建設中です。

糸島は弥生時代から志摩の国と伊都の国が一つになり糸島と呼ぶようになったと、友人は話していました。糸島市は以前、糸島郡前原市という地名でしたが、市町村合併に伴い竜の形をした広域が糸島市となったようです。周囲は広大な畑地となって農業も盛んで海に近いため海産物にも恵まれています。平地を車でしばらく走ると周囲には登山道が整備された1000メートル前後の山々が連なります。

私も10年単位くらいでこの地域を訪れていますが、来るたびに街並みが変化していることを感じます。友人の一人は随分前に中学の教員を定年退職してゆっくり暮らしており、もう一人の友人は一流ホテルのコックを40年余り続け、役員を務めた後に独立してレストランを開業しました。開業して14年になるお店を昨日10年振りに訪ねました。

コロナ禍で商売も大変だったようですが、この間、講演に招かれたりテレビ出演したり、大学で料理の授業を教えたりして、逆に外に出る機会が多く、忙しい日々を送ってきたと話していました。漸くコロナも落ち着きお客様も戻ってきたようです。各報道機関の取材等で顔も売れて有名人まで遥々訪れてくるお店です。確かに料理は美味しく値段は安いので地域でもかなり評判のようです。 

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お城廻り

2022-10-26 23:04:16 | Weblog

 今年の初旬からお城廻りを始めた事は何度か取り上げさせて頂きましたが、地方の特に遠方にあるお城を見学する機会は普段余りありません。今回は日本100名城の一つである唐津城をどうしても見学したいという強い思いで訪れました。

ここまで来ると、豊臣秀吉の時代に朝鮮出兵の前線基地となった名護屋城まで廻らないわけにはいかないと考え、さらに玄界灘に面する名護屋城址まで友人の車で案内してもらったのです。持つべきは友です。快くお城廻りに付き合ってくれました。

全国から集まった大名の陣地は約17万m2という、とてつもない広さだったことが分かりました。今回、豊臣秀吉の巨大な権力の強さを、お城の石積みや全国から集めた各大名の動員力などを想像してあらためて思い知りました。

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お墓参り

2022-10-25 18:49:17 | Weblog

コロナ禍で移動を自粛し、 2年半ぶりに母の墓参りに福岡へやって来ました。昨年末が13回忌だったので事前にお寺に連絡を入れたら、皆さん延期されていますのでお気になさらずに、と返事が返って来ました。

漸くコロナ禍も少し落ち着いたので、暮れに差し掛からないうちにと今回思い立ち早速動いたのです。福岡空港に降りたら青空が美しく、辺りの気温も多少温かく感じました。久しぶりの福岡入りです。

先ずは真っ先にお寺の納骨堂に安置されている母のところへ向かいました。お寺の方にお布施を渡した後、誰もいない暗くて静かな納骨堂の2階へ。余りに暫くぶりなので待ち侘びただろうとお骨入れを叩いてお詫びの気持ちを合図しました。

お参りが済んでお寺を後にしたところ、隣接した政庁跡で急に雨が降ってきました。おそらく母が会えたことが嬉しくて流した涙雨ではないかとしんみりと思った次第です。太宰府天満宮も近いところなので、ついでに参拝して来ました。

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対話の重要性

2022-10-24 16:38:43 | Weblog

中原中也、太宰治、檀一雄と言えば、明治時代の晩年に生まれて、大正、昭和と文芸界で活躍した詩人や作家ですが、酒乱でお互いに仲が悪く論争が絶えなかったという話は初耳でした。酒を飲むと中原中也は太宰治をひどい目に合わせるし、太宰治は檀一雄をひどい目に合わせたようです。でも仲が良かったからお互いにわがままな言動も許し合えたのでしょう。

三人の話を聴いていてとても愉快でしたので取り上げてみました。繊細な頭脳の持ち主である作家は時に、酒に酔うと相手の裏の裏まで読んで相手を怒らせるような頭脳的な振る舞いをすることもあるのでしょう。最近、コロナが流行して巷の飲み会も自粛されて、互いに意見を交わす機会も減りました。

意見を交わすことは家庭でも会社でも大切なことです。国家間も対話なくしてはお互いに疑念を抱くのみで課題解決へのわだかまりは無くならないと考えます。中国・習近平主席の新体制がスタートしましたが、日本政府はどのような姿勢で新体制と向き合うのか、スープが覚めないうちに本音で対話すべきだと考えます。

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一寸先は闇

2022-10-21 16:40:02 | Weblog

故エリザベス女王の任命を受けて新首相に就任したイギリスのトラス首相が就任後、僅ずか44日で退任しました。後任候補が誰なのか不明ですが、これまでの実績を考えるとジョンソン前首相が適任ではないかと考えます。国内経済は10%前後のインフレで保守党政権に対する国民世論はかなり厳しいようです。

ロシアと戦っているウクライナに対してもジョンソン首相の積極的な関与が目立っていましたが、トラス首相になってからはイギリスのウクライナに対する姿勢が見えてきません。国内経済はそれどころではないようです。在住の日本人の話でも現下のイギリス経済はかなり深刻のようです。

トラス首相も大幅減税を旗印に党首選挙を闘ったようですが、現実にはマーケットから完全に見放されたようです。閣内からの財務大臣などの辞任が相次ぎ、一時は辞任しないと強気でしたが、遂に自ら辞任に追い込まれてしまいました。我々は日本の議会ばかり批判してきましたが、英国の議会も波瀾万丈の様相です。

議会制民主主義はリーダーの暴走を許さない点は望ましいと考えますが、自分の意思を貫き通せない立場の弱い点があります。大統領制が良いのか議会制民主主義が良いのか一長一短があります。我が国の場合は強引なリーダーの言動が先の戦争も引き起こしていますので、周囲の意見を傾聴する議会制民主主義が適していると考えます。

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景気討論会

2022-10-20 17:23:50 | Weblog

本日はちょうど13時から日経景気討論会をLIVEで視聴しました。企業経営者を交えた著名なエコノミストによるパネルディスカッションは、今後の経済を考える上で大変参考になりました。世界情勢の緊迫化によって、23年度は22年度に比べて経済がやや落ち込むことが予想されています。

円安は遂に1ドル150円超えとなり32年ぶりの水準に達した模様です。23年度も155円の水準で動くとみられています。しかし、円安によるインバウンド需要は確実に伸びることが予想されており、景気を押し上げる要因にもなります。23年度の株価は27000円台前後という意見が多かったようです。

サービス業の生産性の低さが国際的にも問題視されていますが、DXへの積極的な投資が実現されれば日本の競争力に繋がり経済にもプラスになるとみられています。しかし、DXを推進するデジタル人材が不足しており、今後は人材流動化への国の政策が必要です。

本日の景気討論会を聴いた感じとしては、今後の経済見通しにそれほど悲観的な声は聴かれなかったという印象でした。デジタル産業に属している私たちは日本の課題を解決していく最大のチャンスが来ていることを強く認識しなければなりません。

 

 

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偏見

2022-10-19 21:00:39 | Weblog

アフリカのサバンナに生息する肉食、草食動物の生態を報道する番組は必ず観るようにしています。視聴者から観たサバンナの印象は弱肉強食の世界に映りますが、実際は命の循環だという講話を本日ある集まりで実際のカメラマンから聴き納得しました。

現実には肉食動物の生存率も地球環境の問題なのか人間による捕獲の問題なのか年々減っているようです。サバンナは肉食動物と草食動物の生存率がバランス取れていることが重要であり、単に弱肉強食という見方は偏っているということです。

人間社会を考えてみると、強大国が武力でもって小国に攻め入るのは単なる自我を優先して他人を思いやらない行動です。サバンナの世界でも弱肉動物は草食動物を襲うが生態系は循環して自然界はバランスが取れています。人間は左脳に偏り過ぎて右脳が欠けた行動をしがちです。

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開会式

2022-10-18 20:04:59 | Weblog

  本日は横浜市スポーツ協会からご指導を頂きながら健康トレーニングを実行する「Sport in Lifeプロジェクト」の開会式です。

初めての試みですが、明日から約1ヶ月半にわたり全社的に健康トレーニングを実施します。コロナ禍でメタボ症状が勤労者に散見されるようです。

私自身もコロナ前にはゆったりしていたズボンが2年余りでウェストがかなり窮屈となりました。つまり体脂肪率が在宅勤務により増えているのです。

行政の計らいも従業員の健康度をチェックする上で正にタイミング良く素晴らしいご提案でした。個人で継続的にトレーニングするのは困難でも指導を受けながら会社内での実施はお互いに協力できます。

どんな効果が出るか楽しみですが、個々人が目標を掲げて全員で声を掛け合いながら頑張りたいと考えています。今回は本当に良いきっかけを戴いたと感謝しております。

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