人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

魅力

2019-11-29 16:55:18 | Weblog
本日は直行で午前中は品川、午後からは溜池山王でフォーラムに参加しました。毎年このシーズンは様々なイベントでITのトレンドを見学していますが、好奇心があるので出かけますが、おそらく興味がなければ行動しないと思います。毎年飽きないのも、ITが変化していく様子を拝見できるからでしょう。もう一つ感じるのは、各社の展示会で説明しているスタッフは皆、何社も数年毎に転職して今日に至っているエンジニアが多いということです。かつて弊社に所属していた、ある某社のスタッフとも長い付き合いになりますが、不思議なもので縁は簡単には切れないものです。企業もエンジニアもお互いにITの変化へ対応してきたからこそ、現在の存在があるわけです。常に変わらなければ生き残れないのが我々の業界です。だから魅力があるのでしょうね。
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式典

2019-11-28 10:39:46 | Weblog
昨日は某短大校40周年の記念式典に招かれました。午後からの受付でいきなり「表彰があります!」と告げられてびっくりしたのですが、感謝状の贈呈式がプログラムに組み込まれていました。私も一応、40年記念誌作成の実行委員会に属していたのですが、事務局側でほとんどの編集作業はなされており、業者選定とコラムの承認くらいの作業でした。式典には来賓も含め、百数十名の参加者がありました。記念講演は地元出身の女優の方が登壇されていましたが、私もはじめてお目にかかりました。式典後の交流会では門外不出と言われている中国・四川省の「変面」が演じられました。私も成都か重慶で一度だけ拝見したことがありますが、至近距離での演技は初めて観ましたが、あの仕掛けがどうなっているのか最後までわかりませんでした。今回はやや公的な催しでもありましたので、これからも社会のために微力ながらもお役に立てる行動ができればいいなと、あらためて感じた次第です。
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懇親会

2019-11-27 11:39:40 | Weblog
昨日は、求人でかつて大変お世話になった大学の先生方と感謝の意も込めてお礼の懇親会を催しました。79歳になられる先生は1年に一度くらいお会いしますが、大変お元気で過ごされており、小惑星探索機「はやぶさ」が来年12月に無事帰還するまでは生きていたいと嬉しそうに酒の席で話されていました。お付き合いは20年近くになりますが、何故か初めてお会いした時から先生との相性も良く、先生の魅力に惹かれたのですが、それは新卒で入社してきた教え子も慕っていた先生でもあったのです。私がたまたま初めての卒業生確保で出会った先生ですが、聞きましたところ経営陣からも一目置かれる存在の先生であったことを後に知りました。もう一方の方は現在、大学の経営陣のお一人ですが、お二方に大変お世話になったことと、双方にお会いされる機会が少ないこともあり、久しい対話も期待して私の方でセッティングさせていただきました。いい雰囲気で久々の懇親会を終了することができました。
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話し相手になる

2019-11-26 12:44:12 | Weblog
先日の少女誘拐事件は無事に解決の運びとなって本当に良かったと思います。もし、少女が警察に駆け込まなければ事件は現在も続いていたでしょう。今日は「話し相手になる」ことの重要性について書きます。人は誰でも話し相手を求めたいものですが、今日でも話し相手がいないという現代人は多いのではないでしょうか。特に歳を取ってくると孤独という寂しさは耐え難いものです。少年少女がSNSなどの誘いに乗るのも、身近に話し相手がいなくて寂しいからだと思われます。身内は傍にいても空気のような関係ですので、話し相手をしないと外部からの誘いがあると新鮮味も興味も抱く傾向にあります。大人でも仕事をしていれば誘いも多いし、好奇心を満たすことはできますが、人間は一人で家にいると寂しく感じるものです。

私自身の事を振り返っても、若い頃は連日深夜に帰っても「亭主元気で留守がいい」ではありませんが、子どももいるし寂しがる相手はいませんでした。しかしこの歳になってみると、女房から平日は早く帰宅して話し相手になってほしいと言われます。もし、これが育ち盛りの子どもだったらどうでしょうか。話し相手が家に居なければ外に求めるのではないでしょうか。女性活躍と言われながらも、家庭における子どもとの触れ合いだけは、後悔のないように大事にしてほしいと思います。私自身も子どもの頃に、学校から帰宅して家に誰もいないと辺りを探し回ったものです。一瞬でも家族の顔を見れば、安心して外へ遊びに出かけたものです。今回の事件でそんなことをふと思い投稿しました。
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動物に学びたい

2019-11-25 16:37:03 | Weblog
毎週の日曜日に、時々ですがNHKテレビ「ダーウィンが来る」を観ています。アフリカのサバンナでどちらかというと残飯荒らしで、見た目も良くないハイエナの実態を拝見しました。感心したのは、彼らの教育から学んだチームワークと真っ当な順位付けでした。順位でトップに君臨するのは沢山の子どもを産んで育てたメスなのです。一番下位は何と種付しか役割を果たさないオスでした。蜂の世界も、蟻の世界も、男性を退いて君臨するのは女王です。人間の世界も女性の役割をもっとさ尊重すべきだと思うのです。日本の経営陣や政治家にも、もっと女性は自信を持ってチャレンジしてほしいですね。すべての女性にそうあってほしいとは思いませんが、世の中に能力のある女性はたくさん隠れていると思うのです。30%目標という女性の活躍を推進する動きが日本には必要だと感じます。昨日のテレビで、あらためて我々は動物に少しは学んだ方が良いと思った次第です。ちなみに我が家でも女王(女房)が君臨しています。
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格差をなくす

2019-11-22 19:01:08 | Weblog
同一労働同一賃金の法律が来春から施行されるようです。平成10年前後の頃、日本には就職氷河期で正社員に採用されなかった多くの学生がいました。当時は契約社員として、正社員と同じ仕事をしながらも、事実、夜遅くまで仕事量をこなしても固定給のみで残業代を払わなかった大企業も多かったのです。今では考えられない話ですが、それで仕事を辞めた人も多々いたのだろうと想像します。あれから随分歳月も経ましたが、国も漸く重い腰を上げて改革に乗り出したという印象です。当時、まだ中小零細のIT企業でありました弊社は、不況は最大のチャンスと考えて大量に新入社員を採用しました。また就職できずにアルバイトしていたフリーターの大卒も積極的に採用しました。お陰様で当時の入社組も20年のキャリアを経て、現在は弊社の大黒柱となって活躍してくれています。新制度の施行は、働く人たちの立場を最優先に考え、極力格差をなくすという事が世に問われたものだと思います。
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雇用制度

2019-11-21 13:50:04 | Weblog
ご承知のように日本の年金制度は破綻しかねない状況なので、政府としても企業の定年制を延長し、国民の年金受給を抑えることを目的に企業の従業員を雇用延長制度が打ち出されています。日本人の平均寿命も延びて、働ける年齢も伸びてきていることは事実です。近年、女性の社会進出を促進しているのも労働者の保険料収入を国の財源として考えているからだと思います。印象としてはどうも長期的な計画のもとに政策が施行されているというよりも、1100兆円もの財政赤字を抱える現状で、これ以上赤字国債を発行して財源にするには限界があるのでしょう。定年延長すれば、厚生年金の保険料収入も増えるし、年金の支出も抑えられます。これから先の超少子高齢化社会を乗り切るには他に方法がないとのことでしょう。本日の勉強会は、企業として雇用制度の見直しが迫られていることを経営者自身が自覚し、就業規則を始めとした制度を再検討する必要があるというものでした。
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成長

2019-11-20 14:26:48 | Weblog
先日、業界のフットサル大会が開催されました。今年初めて出張で応援に行けなかったのですが、弊社のチームもよく踏ん張って闘ってくれて、グループ2位となり20位以内の決勝トーナメントへ進出できました。この大会がスタートして15年くらいになりますが、最初はグループ内での予選では毎年初戦で敗退していました。ここ最近の5年以内で漸く1勝2勝と徐々に勝ち上がってくるチームへと成長しました。メンバーの顔ぶれもあまり変わっていないので新たな戦力の補充が必要となりますが、段々既存の選手の平均年齢も上がってきているところが悩みの種です。ビジネスと違って業界のスポーツ大会は弱肉強食の色合いもありますが、無名ながら漸く上位にランク付けされるようなチームになりましたので、ビジネスと同様に、チームの成長を生かすとともに、戦略的に知恵を絞りながら更に上位を目指していきたいと思います。
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自然現象

2019-11-19 14:32:25 | Weblog
いつも気象に悩まされている家内から、いつも「病は気から」の気は「天気の気」だと執拗に教えられていますが、今朝の通勤時に「気象は戦争にどのような影響を与えたか」というタイトルの文庫本を読んだらと渡されました。私の記憶では、終戦前の8月9日の米国による長崎への原爆投下が当初は小倉の予定であったという説は既に知っていたのですが、第二次世界大戦中の数々の戦争が気象によって作戦が何度も変更されたことを、この書籍の作者による研究で詳細に知ることができました。気象という自然現象が人々の生活や活動まで左右するわけです。特に地球温暖化の影響で夏の気温上昇が著しく、熱帯地方並みの気象になってきたり、台風の威力が予測を超える規模であったり、日本海沿岸の漁獲高にも異常が見られたりと、最近の自然現象の影響は多岐の現象に及んでいます。少なからず自然現象が精神疾病の増加にも影響して、うつ病の発症にも起因していると考えます。気圧の変化による過敏症で脳の酸欠状態で気分がすぐれない日常に苦しんでいる人も多いようです。今後、気象病に対して効果的な治療法が疾病の原因究明で見いだされることを切に希望します。
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性善説と性悪説

2019-11-18 11:45:53 | Weblog
私は孟子の思想が好きで学生時代までは性善説を支持していたのですが、大人社会の仲間入りしてからは荀子の唱える性悪説にも理解を示すようになりました。どちらの思想も中国古代の素晴らしい説であり、甲乙つけ難いのが事実だと思います。何故、週明けからこんな話をするのかと申しますと、最近のニュースを見ると世の中の状況が何か変な感じがするからです。報道しなかっただけで昔から状況は変わらないのではという人が多いのですが、私は明らかに現代社会の方が病んでいるように感じています。その理由を挙げればきりがないので省略しますが、家庭教育も学校教育も私たちが育った昭和の時代と明らかに変わってきたのは事実だと思います。人間は生まれた時の本性が善なのか、そもそも悪なのか遺伝子にも依るのでしょうが、育った環境の影響がとても大きいと思います。理想的には孟子の思想を重んじて、生きていく中で善を身に付けていけば良いのですが、家庭にも学校にも人が育つための環境が充足しているかというと、そこに以前にも増して様々な社会的格差があるのが現実ではないかと思います。
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