人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

ガバナンス

2020-08-31 18:40:23 | Weblog

政治においても企業においてもガバナンスの必要性を強く感じます。

そのためには、しっかりした組織体制の上に企業理念とビジョンが欠かせないのですが、容易なことではありません。

だからSDGsの17項目の社会的課題解決を目指すため、各企業はESG投資を事業目的で明確にする必要があります。

すべてにおいて経営陣のガバナンスが問われています。コロナ禍で政治にも企業にも様々な課題が浮かび上がってきました。

時間は限られていますが、このコロナ禍を契機に、改善を積み重ねて、よりbetterな形態を目指して前進していくしかありません。

毎日のように様々な教えに接していますが、オンライン様々とでも言えると思い感謝している次第です。

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海外展開

2020-08-28 15:01:17 | Weblog

日本には様々な外資系企業がありますが、日本人の経営者や社員が生き生きと働いています。外資系の日本人経営者も素晴らしい能力の持ち主のようです。

圧倒的に米国系の企業が多いのですが、日本はもっと違う分野において海外で活躍する企業が増えてもいいのではないでしょうか。

国内市場ばかりを追っても限界があることはわかっているのですが、海外へのビジネス展開の人的手腕が中々難しいのが現実なのでしょう。

海外はどうしても言葉の壁がありますので、日本と同じように海外人材をビジネスを伸ばすためにマネジメントしなければなりません。

そのためには企業のブランド力がどうしても不可欠となります。米国はMBA人材を育てる土壌が昔からあるのでベンチャー企業も成長しやすいのでしょう。

日本の経済を再成長させるには、新しい事業の種を育てる米国のような教育や投資も含めた環境を作らなければなりません。

今日、あるイベントを終日にわたり聴講しながら、ふと上記に考えが及んだ次第です。

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ソフトパワー

2020-08-27 12:23:07 | Weblog

最近、不思議な事に我が家で韓国映画がブームとなっています。どうやら「Amazonプライム」や「 Netfrix」や「U-NEXT」などの動画配信サービスが、コロナ禍による外出自粛により一挙に普及したことによって韓国ドラマが世界中で空前の人気となっているようです。

併せて、今度はBTSという歌手のグループが世界的に人気となっていることをこれも我が家で初めて知ったのです。たまに来る娘や家内が、朝から晩まで動画配信サービスで韓国ドラマの虜になっている光景は私にはとても異様に見えたのです。

今朝の新聞で、今その勢いに乗っている韓国グループの記事を見て初めて成程と納得した次第です。韓国経済は今に始まったわけではないのですが、なかなかしたたかな戦略と計算のもとに世界中の市場に手を伸ばしている感があります。

わが日本も政治的に韓国といさかいばかりするのではなく、韓国にソフトパワー面での世界展開に謙虚に学ぶことで、近隣国としてもっとお互いに仲良くできないものかと考えます。歴史的な考えの隔たりを乗り越えて、歩み寄ろうとしなければならないと思います。

政治のリーダーには国民同士と政治の感覚に隔たりが余りあることを認めて、国家間でそれを少しでも縮める努力をしてほしいものです。

 

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イベント

2020-08-26 15:03:17 | Weblog

毎日、300通ほどのメールが方々から届きますが、テレワークを行うようになってからはコロナ前以上に1件ごとチェックをしています。デスクワークが増えて、その都度、メールの分類もしていますのでが意外と目も疲れます。

しかし、エンジニアの社員たちは毎日この状態で頑張っていることを考えますと頭が下がる思いがします。デスクワークが多いので、腰痛の予防や精神的ストレスの解消に、できるだけ外へ出て解放感を味わう時間をつくってほしいものです。

私自身はオンラインセミナー等で一日のスケジュールが埋まる事が多くなりました。新聞やTVニュース、雑誌、メールと考えてみると毎日のように視力を使う事ばかりです。

コロナ前は外出しての移動時間は普通だと考えていましたが、テレワークになって遠方の会場に行く時間も今は無駄だという気持ちになっています。

ちょっと前までは海外でのイベントに大勢の日本人が押しかけていましたが、日本でのイベントに海外の人はほとんど見かけなかったように思います。

意外と日本人は世界中のイベントに振り回されていたのかもしれません。これからは日本国内はもとよりテレワークで、どこででもイベントに参加できる時代が中心となっていくことでしょう。

 

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デジタルからDXへ

2020-08-25 16:44:53 | Weblog

昨年の9月上旬に、今思えばタイミングよく北欧訪問を実現しました。目的は北欧の先進的なDXの状況を視察する「北欧DX調査団」というミッションでした。3,4か月後に中国武漢から発した新型コロナウイルスの気配もなく、有意義で安心できた北欧(スウェーデン、フィンランド、エストニア)の旅でした。

確かに日本のデジタル化は平成の30年間一向に進まず、気が付いてみると欧米諸国に周回遅れと言われますが、特に北欧のDXは先進的なモデルです。昭和の成功体験が強い日本は自国の経済力に自信があり過ぎたのでしょう。

デジタル化の浸透までにどこの国も20年くらいの地道な積み重ねがあります。日本が遅れを少しでも取り戻す絶好のチャンスがアンダーコロナから始まり、ウィズコロナそしてアフターコロナ時代ではないでしょうか。

今、ほとんどの業種がコロナ禍で大幅な収益減に見舞われていますが、他方ではコロナ禍でも業績が堅調な企業もあります。おそらく業績の落ち込みも2年間くらいで回復すると思いますが、デジタル化やDXへの対応次第でアフターコロナには必ず企業間の格差が生まれてきます。

それは北欧諸国をつぶさに観察すれば来るべき社会が投影されています。今でも印象深いのはヘルシンキにあるデジタル化された世界最大の図書館です。平日の午後4時頃で、まだ陽が高い時間から大勢の老若男女の人が図書館を利用していたり、周囲の公園の芝生で家族がくつろいでいる光景は確かに日本には無いものでした。

人々の幸せのために、日本もこの際に思い切って変わらなければなりません。 

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ドキュメンタリー

2020-08-24 17:49:18 | Weblog

 私は未だに太平洋戦争中の様々な記録映像を観るのが好きです。先週、旧日本海軍が建造した戦艦大和の生き残り元乗組員を取材したドキュメンタリー番組を拝見しました。

実際は乗務員3332人のうち、生還者は276人ですが、太平洋戦争末期の当時(昭和20年4月7日)、米艦載機の猛攻撃を受けて、鹿児島県坊ノ岬沖で沈没し、全員が死亡したと考えられていました。

見事な戦艦だったことは子どもの頃から知られていましたが、米軍の日本上陸も間近で戦況が一段と悪化した情勢下での日本海軍の捨て身の出陣だったように思います。

ですから元乗務員の皆さんも当時は戦場へ死に行くのが当たり前で、無事生き残って帰還することへの抵抗感は物凄く強かったのです。

これも戦時教育の証でしょうが、元乗務員の皆さんが遺言とも言える戦争への思いを語られた様子がとても印象深いものでした。

数年前にたまたま広島へ出張したときに1人呉へ足を延ばして、念願の大和ミュージアムを見学してきました。

鹿児島の知覧も含め、日本の歴史を知る上で若い人にも是非一度は訪ねてほしい場所です。

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後先を考える

2020-08-21 09:10:27 | Weblog

 この言葉は幼少の頃に祖母から教わったような気がします。しかし、未だに後先を慎重に考えないで私自身も過ちを経験します。家内は考えてもすぐには行動しないタイプですが、私はすぐに動いて考えながら進むタイプなので夫婦は全く対照的です。

どちらが正しいとも言えないのですが、私は家内を水面下では見習うようにしています。つまり、取り返しがつく過ちであればいいのですが、取り返しがつかない場合もあるからです。最近、この言葉がとても大切だと思うのは日々のニュースを見て思うからです。

何故、行動を起こす前にこうしたら結果的にどうなるかを考えて判断しないのかと思うのです。事件の多くが咄嗟の行動で過ちを犯し、後で反省することが多いからです。政治の世界でも企業経営の世界でも一般社会でも同じことが言えると思います。

人に強制して行動を直すように言っても、人の強制は素直に聴きませんので、また同じことを人は繰り返します。つまり、自分自身で深く反省して、同じ行動を繰り返さないように、自分自身が努力して改善するしかないのです。

些細な事ですが、今朝も一日だけ日記を付け忘れて飛ばしてしまったのですが、私の癖として翌日に書くことは忘れる習慣があると気づきました。家内は夜は疲れるから日記は朝が良いと言うのですが、今晩からその日のうちに日記を付けたいと思います。

後先を考えれば自分なりの工夫が思い浮かぶのです。人と自分は違うので、常に自分で考えて行動すれば過ちも少なくて済むのではないでしょうか。人はもっと想像力を育むために心の余裕を持たなければなりませんね。

 

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ローマは一日にして成らず

2020-08-20 19:39:45 | Weblog

 私はこの言葉が大好きです。というより自分の人生を振り返るとそんな気がするからです。30年くらい前のバブル崩壊は、今では考えられない状況でしたから爪痕の影響は大でした。

深い傷を修復するには何年かかるかわかりませんでしたが、初心に帰って諦めずに前進したことが結果的に運を引き寄せた気がいたします。

当時は藁をもすがる思いで経営していましたが、見えない日々の積み重ねで30年経た今でも、ちゃんと船長も元気で海に浮かんで進んでいるわけです。

私の経験ですが、10年に一度は社会的な何かが原因で必ず嵐に遭遇して危機意識に目覚めるのです。何度も嵐を経験していると怪我の功名で用心する勘が次第に働いてきます。

今年2月に40周年を迎えて船体も安定してきましたが、日本の経済規模はあまり変わっていません。残念ながら経済成長の推進力にIT業界としてあまり寄与してこなかったと思われます。

言わずもがなですが、国家的な成長戦略上の絵が日本には存在しなかったからだと考えます。企業も国も長期的な成長戦略が歴史をつくるのだと思います。

 

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課題解決

2020-08-19 16:43:26 | Weblog

 新型コロナ禍への感染対策によって、各国の経済の先行きが問われています。毎朝、米NYダウとナスダックの動きに注目してきましたが、思ったより株価の戻りが早いことに驚いています。

特にハイテク株の多いナスダックの株価の勢いは、向こう半年後の景気の回復を暗示しているのか、11月の大統領選で民主党の勝利を予想しているのか上げ幅が止まらないように感じています。

為替はやや円高ですが、FRBがゼロ金利政策を維持していることも影響しているものと思います。日本の4-6月のGDPが対前年比9.1%減少しましたが、緊急事態宣言下で消費が極端に落ち込んだ結果のようです。

日経平均もだいぶ戻りましたが、米国と比べて戻りが弱いように感じます。中国は既にコロナ対策が落ち着き、経済はプラス成長に戻っています。やはりコロナ感染対策への対応のスピードが断然違うことが経済にも起因していると思います。

日本はデジタル化が中国や韓国に比べて周回遅れとなっており、深刻な事態であることを認識しなければなりません。日本には、この後れを今後どのように縮めていくかが問われているのです。

我々のICT業界の最大の課題であり、衆知を集めてこの課題解決に取り組まなければならないと考える次第です。目標を持ってチャレンジしましょう!

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三方良し

2020-08-18 16:41:01 | Weblog

最近、我が家で近江商人の教えである「三方良し」という考えを合言葉のように家内と話しています。実に生きていくうえで素晴らしい考えだと思います。そこで浮かんだのが「ESG(環境・社会・ガバナンス)投資」のことです。

企業が長期的な成長のためには、ESGが示す3つの観点が必要だという考えが、近年、世界的に広まっています。しかし、日本はまだ欧米に比べて企業経営の中に見えないESG投資が少ないと言われています。

コロナ禍を我々はチャンスと捉えて、このESG投資をこれから具現化していかなければならないと考えています。残念ながら今世界は政治において自国第一主義が独り歩きしているため、その思想は企業活動にも影響を与えかねません。

これからはステークホルダーを重視した経営によって、世の中に微力ながらも貢献できる企業にならなければと考えています。地道な努力よって社会から認められる「三方良し」の企業を目指さなければ我々の存在価値はないと思います。

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