人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

仕事

2021-10-29 15:33:03 | Weblog

人の歴史話を聴くのが大好きです。早朝ラジオで声優の佐久間レイさんのインタビューを聴きました。声優業を今年で15年目のようですが、最初は女優志望で舞台のオーディションに受かり「レッツゴーヤング」のサンデーズのメンバーとして活躍されていたようです。しかし、人前で演技するだけでは自己満足感がなくて 悩んでいた時に声優という仕事をやってみないかと誘われたようです。

当時は結婚されて子どもも出産されましたが、結婚生活が2年ほどしか続かずシングルマザーとして子育てをしながら仕事を続けてこられたようです。今では個人事務所として独立されていますが知る人ぞ知る有名な声優さんのようです。私は今朝のラジオで初めてお声を聴き、早速検索してどんな経歴の方なのかを調べました。

人生においては自分の仕事を好きにならないと長続きはしません。仕事に打ち込める人は多少は中身に好きな部分があるからです。好きであれば勉強もするし、技術の変化にもチャレンジ精神が発揮して知らない事にも取り組みます。佐久間さんの話を聴いて仕事に対する姿勢や生き方を学んだリスナーの方はきっと多くいらっしゃると思います。

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黒田日銀総裁の会見

2021-10-28 20:07:13 | Weblog

今夕、ライブで日銀の黒田総裁の会見を聴きました。足元の景気は持ち直しつつある、為替は多少円安だが輸出経済にはプラスに働く、海外に比べてコロナの経済的な影響が少なかったために雇用も安定していた、など包括的な話が聴けました。テレビのニュースは部分的なので日銀の総裁の会見を直接聴くと日本経済の全容がつかめます。

対面サービスの経済も徐々に明るい見通しになるので、22年には経済も安定した回復が見込まれるようです。財務次官発言に対する財政赤字についてのコメントは少く、日銀としては管轄外といったところでしょう。会見の印象としては日本の先行きに対して悲観的になることもない、といった感じを受けました。企業の業績も少しずつ良くなっていくと予測しているようでした。

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アーティスト

2021-10-27 19:32:21 | Weblog

早朝にボタニカルアーティストの石川美枝子さんのインタビューを興味深く聴きました。中々作品を観る機会はありませんが、植物画を実物のように描写するのは生まれながらの才能があるから可能なのだと思います。 

米国のターシャ・チューダーも母親が肖像画を描いていたため、実物を描写する遺伝子を受け継いでいたものと思われます。画家はカメラのように実物を細かく観察して記憶に留める能力を持ち合わせています。

ラジオでのインタビューなので、果たしてどんな方なのだろうと聴きながら興味を抱きつつ毎回のようにその人物なるものを調べています。世の中には様々な能力を持った方が存在することにいつも驚いています。

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意見

2021-10-26 15:18:18 | Weblog

結婚は双方が親族から独立する人生での大きな岐路ですが、周囲から100%賛同を得る結婚などはこの世にはあり得ないのです。本人同士が認め合った結婚に対する合意であれば、皇族であろうとも周囲は承認してあげるべきです。憲法上は皇族も民間人も両性の婚姻に対しての条件に差異はないという事です。

本日、秋篠宮の長女、眞子さんと(小室)圭さんの結婚記者会見が行われましたが、苦難を乗り越えて辿り着いたお二人の婚姻を陰ながら祝福させていただきます。皇室の在り方についても議論がその都度行われますが、将来の皇室行事に支障をきたさないことを重視するならば、新たな時代へ向かってジェンダーギャップを是正しようという姿勢も必要と考えます。 

 

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総選挙

2021-10-25 14:21:17 | Weblog

菅政権を称賛するつもりはありませんが、過ぎ去った政権は忘れられがちなので一言。デジタル庁の設置もコロナ禍の収束も大変な功績ではないかと思います。デジタル庁ができても急には何も変わりませんが、日本がITの時代遅れであることは認識されただけでも救いです。

コロナ禍も第5波で感染拡大している最中での支持率低下で、伝家の宝刀でもある解散権も党内で封じられての退陣でありました。続いての岸田政権は何もせずにスタートし、衆議院を解散することもできましたが、これも前政権のお蔭かと思います。

衆議院議員選挙を目前にして激しい選挙戦の真っただ中ですが、与野党の勢力が拮抗する政治になれば、未来に向けての真剣な国会討論も期待できるのではないかと少しは期待しています。岸田政権には日本の未来ビジョンを是非示してほしいと考える次第であります。

天下分け目の戦いには決してならないと思いますが、若い有権者が自分たちの将来の日本に責任を持って、自分自身の選んだ候補者へ一票を投じられることを期待しています。嵐の前の静けさがこの1週間で愈々終わり、週末には総選挙の結果が判明します。

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週末の一言

2021-10-22 19:48:35 | Weblog

 かつて日本の人件費は諸外国より高く、購買力も強かったのでエコノミックアニマルと揶揄された時期がありました。しかし、失われた30年で新興国に先を越されてしまったのが現在の状況です。

原因は国をリードする人たちの過去の成功への驕りと無策だと思います。1960年代の高度経済成長時代を知っていますので、改革開放路線を突っ走ってきた中国の二桁成長時代が理解できます。

豊かさを勝ち取るためにはハンガリー精神を持たなければ、豊かさに満足していると猛追するライバルに負けます。かつての日本も豊かさを求めて農村部の若者が都会へ出てきました。その点、中国も同じだと思います。

これからの日本はどのような国づくりをしようとしているのか、近く誕生する新しい政治家の皆さんには是非とも日本の将来ビジョンを真剣に考えて頂きたいところです。

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100年経営

2021-10-21 18:29:01 | Weblog

もう10年あまり、毎月のようにIT経営者の集まりへ参加しています。意見交換するテーマもその時々によって様々ですが、今回のテーマは「 世界で圧倒的 No.1 を誇る日本長寿企業に見習って、 IT 業界の中で理想的な 100 年経営を目指そう! ~経営の荒波を乗り越える秘訣とは何か・・・」というものでした。

日進月歩で技術が進化するIT業界の中で100年経営を目指すことは容易ではありません。弊社も42周年目を歩んでいますが、大企業と違って中小企業はオーナー経営が多いために任期ごとに経営者が度々交代するというわけにはいきません。仮に20年~30年ごとに経営をバトンタッチするとなると3人の経営者が必要となります。

しかし、ご承知の通り非上場の中小企業においての事業承継はそう簡単ではありません。99.6%とも言われる日本の中小企業は多くの従業員を抱えていますので、雇用を守るためにも会社経営を維持しなければなりません。100年経営は一見すると気が遠くなるような感じがしますが、実際に会社経営を経験してみますと30年、40年もあっという間です。

重要なことは時の経過とともに常に変化しなくてはならないという事です。経営も日進月歩の改革を忘れないで常に成長を目指すことだと思います。さらに大事なことは様々な経営者から学ぶという謙虚さを常に忘れないことだと考えます。本日も最後までお読みいただき有難うございました。

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イントレプレナー

2021-10-20 18:28:32 | Weblog

日本でもネットバブル時代にはアントレプレナーが脚光を浴びましたが、リーマンショック後には起業率も減り、現在に至っては上場しても急成長する企業は少なくなりました。アントレプレナーの弱点は資金なし、人材なし、市場なしと三重苦が当たり前で、それを突破し成長の道を駆け上ることは容易ではありません。

一方、イントレプレナーは新規ビジネスとして企業内で独立しますので、資金にも人材にも市場もありますのでハイリスクがなく圧倒的に有利です。日本の大企業がもっとイントレプレナーを育てて独立した事業体を多数設立していれば、現在のように他の先進国の後塵を拝することはなかったのではないでしょうか。

日本の大企業には寄らば大樹で就職した人が大多数なので、ハングリー精神や独立心そのものが存在しないように思われます。子会社や関連会社に人材を異動させますが、ほとんど社命によるもので、社内ベンチャーを起こす人など皆無に近いのが現実です。突破口としてはイントレプレナーを外部人材も絡めて中小企業で育てることだと思います。

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哲学を学ぶ

2021-10-19 19:20:07 | Weblog

連日、様々な情報に触れていますが、開催時間帯が重複することも少なくありませんが、なるべく話し手のポイントを掴みながら並行して視聴しています。欲張りなのかもしれませんし、虻蜂取らずになってしまいがちですが、重要な中身が聴けないと勿体ないと思うわけです。かと言って頭の中に記憶としてずっと残っているわけでもありません。

コロナ前には経験できなかった有意義な学び方を習得できたことには大変感謝しています。またリアルでは経験したことのないような多くの人を、オンラインという便利なツールによって知ることが出来ました。システムを開発され、無償で社会へ提供されている方に感謝、感激です。IT業界に身を置きながらITの進化に我々自身が大変助けられてきたように思います。

世の中は何もかもがITで埋め尽くされていますが、それを活用する人間としての理性が重要です。ITはあくまでも手段であり便利な道具です。心を磨かなければ人に危害を与えるために悪用することも可能となります。なんでも便利な裏には副作用もリスクもあるわけです。最近、哲学を学ぶことが注目されていますが、人間としての基本姿勢を学ぶ重要性が感じられます。

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論語と算盤

2021-10-18 17:56:01 | Weblog

 NHKの大河ドラマを毎週興味深く拝見しています。先週の日曜日には突如腹ませた女性が登場したりと、若干ドラマのストーリーが不透明な行動のプロセスで終わっているという印象を感じました。渋沢栄一は女性関係が派手な人物であったことは聞いていますが、歴史上の人物を形容して「英雄色を好む」という表現も存在しました。資本主義についての考えで岩崎弥太郎と真っ向から意見が対立したようですが、これからドラマがどのように描かれるのか楽しみです。

翻って現代に目を落としますと、論語と算盤がちぐはぐのような感じがしなくもありません。「入るを図り、出(いずる)を制す」の考えは経営のみならず国家の運営も同様だと思うのですが、政治家の弁には「出(いずる)を図り、入るを制す」ような無い袖を振る政策にしか見えないように感じます。歳入である財源をどうするかの話は全くなくて歳出の話ばかりが先行していますが、エネルギー問題から経済成長への戦略が選挙戦で明確になっていないように感じます。 

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