2020年の東京五輪に向けて国立競技場をはじめ、様々な競技施設が次々に建設されます。真夏のど真ん中に開催されるので、19年度末でほぼ当初の五輪予算はほぼ使い尽くされるのでしょう。全体費用が2兆円か3兆円かは分かりませんが、問題はそれだけ投資して、20年度以降に投資に見合う経済効果が出てくるか正直なところ疑問です。本来は将来に向けてサステナブルな経済にしていくために、科学技術の振興に投資すべきところですが、五輪という世界的なお祭りのために、現在でも危機的な財政が食いつぶされるわけです。
やや悲観的な意見を申し上げますが、どうも五輪招致委員会などの声に金銭的な感覚が欠けているように庶民の耳には聞こえてくるからです。心配のし過ぎかもしれませんが、20年以降のことをこれから政府としても真剣に論じていかないと、後々大変なことになりはしないかと考えるのです。向こう3年間は物資も資金も動くので経済はそれなりに維持されると思います。先進的なAI研究では米中に立ち遅れているとも言われています。米国や中国はお祭り騒ぎをしないので、この間に日本が技術的に水をあけられる事がないよう願いたいものです。
日本の将来ビジョンが観光立国を目指すとして、今更カジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)に経済を依存するようではちょっと着想が乏しいような印象を抱きます。
やや悲観的な意見を申し上げますが、どうも五輪招致委員会などの声に金銭的な感覚が欠けているように庶民の耳には聞こえてくるからです。心配のし過ぎかもしれませんが、20年以降のことをこれから政府としても真剣に論じていかないと、後々大変なことになりはしないかと考えるのです。向こう3年間は物資も資金も動くので経済はそれなりに維持されると思います。先進的なAI研究では米中に立ち遅れているとも言われています。米国や中国はお祭り騒ぎをしないので、この間に日本が技術的に水をあけられる事がないよう願いたいものです。
日本の将来ビジョンが観光立国を目指すとして、今更カジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)に経済を依存するようではちょっと着想が乏しいような印象を抱きます。