人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

障害者雇用

2016-10-31 16:50:37 | Weblog
今年の春、15年間も施設で生活してきた親戚が亡くなりました。64歳の時、突然脳梗塞で倒れて、それから長い年月を施設で過ごし80歳を目前にこの世を去りました。私は小学生の頃から歳の離れた兄弟のように可愛がられ、特に親しくしていた親戚でしたので倒れた時はショックでした。

実は今日、異業種交流会が主催する障害者雇用のフォーラムに参加してきました。その中で、89歳の現役ヘルパーが介護施設で働いている光景を目(ビデオ)にして、障害者でも社会復帰に向けて治療が続けられればもっと幸せな人生を送れるのに、何ら適切な治療も施さず患者をたらいまわしにしている施設の現場もあることを残念に思う次第です。

私たちのような中小のソフト会社で障害者を雇用することは大変なことですが、本日は実際に障害者雇用を積極的に実施されている中小企業の話を聞けた貴重な機会でした。世の中には様々な障害を持った人が大勢います。超高齢化時代には元気な高齢者でも障害者同様にボランティアでも働く社会的必要性があります。

現代社会では不登校児も多く、学校教育の問題も社会全体として取り組まなければなりません。通信教育などを充実させて、成長盛りの青少年に対する教育の公平性を国は真剣に考える必要があると思われます。様々な障害を持った人や高齢者が少しでも元気に働ける世の中にならないものかと考える次第です。

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つぶやき(その2)

2016-10-26 14:25:18 | Weblog
本日は天衣無縫の青空です。やや温暖な一日ですが、徐々に気温も低下して11月7日には立冬を迎えるようです。最近、電車の中で外国語を話す人が増えてきたように思われます。さすがに欧米人の数は少ないですが、多くはアジア系の方ではないでしょうか。昨日は飛鳥の就航25周年のイベントが山下公園近くの大桟橋で催されたみたいですが、大型客船でのクルーズも費用が当初の頃より随分安くなり、一般利用者の数も増えているようです。日本は島国なので物資の往来が活発になることは、経済も伸びている証拠にもなりますが、船舶運賃が低迷していることは荷動きが鈍っていることにもなり、日本経済の伸び悩みにも繋がります。2020年の東京五輪に向かって海外からの往来も増えてくるでしょうが、その先も続くとは限りません。製造業の回帰とまでは不可能ですが、何か日本人の知恵を働かせてAI・ロボットを駆使した製品の輸出ができないものでしょうか。
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つぶやき

2016-10-26 04:52:44 | Weblog
人間は一番に命が大切だと思うのです。しかし、昨今の世情を見渡しますと人間の生命を余りにも軽んじているように思えます。私の周りには、初期ガンにもめげず日々努力されている方が存在します。命はお金に換えられないほど大事なものですが、様々な事象に照らしてみますと粗末な扱いをされているようにも感じる場合があります。中東やアフリカで起きている、民族紛争による人間同士の殺し合いを主導している為政者にも理解できません。寧ろ、戦場を非難している多くの難民の方が正常心を有していると思います。何故、人は命を大切にしないのだろうと考える今日この頃です。
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ビジネスモデル

2016-10-25 16:55:58 | Weblog
本業ながら急速なITの進化には私自身も驚きを覚えます。WEBサイトの構築も米国で次々に誕生するフリーソフトで簡単に出来るようになりました。開発費用も期間も今後は大幅に安く短縮されてきます。様々なディストリビューターの機能によって、あらゆるコンテンツ制作がドラッグ・アンド・ドロップの操作で可能となります。IOTの時代は色んな要素技術を集めて提供するサービス事業で成り立つものと思われます。これまで情報技術を提供してきた業界のビジネスモデルも中長期的には大きく変化していくものと考えます。オープンイノベーションの時代だけに若い技術者同士の情報交換の場が水面下で活発に盛り上がっていくことを期待しています。
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2016-10-24 15:24:03 | Weblog
私は小さい頃から海が大好きで、小中学校時代は魚釣りや素潜りなど都会では経験できないような自由でゆったりした田舎の生活を送っていました。今のオフィスも最大の満足は遠方に海が見えることです。少子高齢化時代なのに誰が購入するのか新築のマンションの建設により少し海の景色が欠けてきています。でも夏は会社の正面から花火は見えるし、日々眼下にはみなとみらいの夜景も楽しめます。いつも動きのある外の風景を眺めながら会社の将来を考えています。さらなる前進と他社にはない成長の夢を是非とも実現したいと思います。広大な海のように。
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フロイトとアドラー

2016-10-20 20:25:20 | Weblog
企業も地域社会も人間関係は非常に重要です。しかし、フロイトのように一方的に相手を決めつけると人間関係に摩擦が生じます。一方、アドラーは人間双方を個人心理学として別だと言っています。つまり、相手の心を踏み潰したら人間関係は不味くなるという事です。お互いに自分の課題があり、最後はそれを自ら克服していかなければならないのです。これからの企業人は心理学を学んだ方が無難です。私は人の上に立つ人はアドラー心理学を勉強すべきだと思います。学校、家庭、会社、地域社会のすべてで学んで欲しいですね。さもないと人間関係はスムーズに行きません。ですから結論は、人は変えられない、自分が変わるしかないのです。
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映画

2016-10-18 14:09:39 | Weblog
昨日、東宝の中間決算が大幅な利益だというニュースが流れました。映画の興行収入が予想外に増えたことが好決算の要因なのですが、「シン・ゴジラ」と「君の名は」の作品が大当たりだったようです。私も時々映画館へ足を向けますが、大体ギリギリに入っても席がガラガラというのがほとんどです。今回も評判を聞いて「シン・ゴジラ」を観ようと映画館へ行ったら、満席ばかりで初めて映画を観ないで自宅へ引き返しました。

「君の名は」は夏休みにインターンシップに来た学生さんが、朝礼の挨拶の時にいきなり「君の名は」という映画を私は2回観ました、と話すのです。更に、とても感動して素晴らい作品でした、会社の皆さんにも是非お勧めしたい映画です、と一風変わった挨拶をしたのです。今考えてみると、若い学生さんたちの感性は実に敏感で的を得ているなと、大いに感心した次第です。アニメを初めとした様々なコンテンツで、これから日本映画が世界中で羽ばたくことを願いたいものです。
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御利益(ごりやく)

2016-10-17 13:01:12 | Weblog
年齢とともに記憶力が衰えてきたのは間違いないと思いますが、かれこれ4ヶ月半前から探しても探しても見つからず、完全に紛失したと諦めていた品物が突然出てきました。と言いますのは、かねて横浜市へ登録して支給された「万歩計」が、衣替えで今日久しぶりに足を通した背広のズボンから突然出てきて吃驚したのです。

運良くクリーニングにも出さなかったから良かったのですが、まさか今日のズボンに入っているとは記憶に全くありませんでした。言い訳かもしれませんが、年齢とともに自分自身が物忘れしやすくなったのでしょう。土曜日は久しぶりにお天気で透き通った青空だったので、ジッと家にいるのは勿体ないと思いながら鎌倉散策を実行しました。

鎌倉ですから散策すると神社仏閣の参拝はつきものです。銭洗い弁天には20年ぶりに訪れたような気がしました。何カ月も探していた今回の「万歩計」が出てきたのも、御利益(ごりやく)の一つと考えたいものです。しかし年々衰える記憶力は何とか努力して少しでも予防しなければならないと猛省した次第です。
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共育

2016-10-14 15:59:34 | Weblog
皆さんの中で聞かれたことのない方は、「共育」は「教育」の間違いではないかと思われるでしょう。実は私が25年くらいお付き合いしている中小企業の異業種交流会では、会社が社員に対して実施するのは「教育」と言わず「共育」と表現しています。

つまり中小企業の社長は社長自身も教育者として未熟なので、立場的に上から(頭ごなしに)命令口調で社員教育を行っても社員の心には浸透しないということです。「教育」という字は教え育てることを意味しますので、第一、教育を充分に受けていない社長には不似合いだという事なのかもしれません。

しかし中小企業も成長すれば中堅企業になりますが、会社は成長しても人相や人の性格は簡単には変わりません。社員教育は基本的に教える側も学びますので、「教育」は共に育つ「共育」という教える側も謙虚な精神で実施するべきだと考えます。

スパルタ教育はいい面も当然ありますが、教育される側の心中が理解されて初めて効果をもたらすものです。「共育」とは威圧感を与えることなく、上から目線でもなく、同じ目線で教育者自身も学ぶ心得を以って行うことを示します。

恥ずかしながら、私自身も会社での立場はありますが、家庭では妻と子どもからしょっちゅう教育されてばかりです。でも、それで良いのではないでしょうか。人から言われるくらいの方が人間的に恵まれていると思います。

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地方創生

2016-10-13 17:37:47 | Weblog
地方創生「緊急セミナー」というタイトルにつられて秋葉原まで出掛けました。アベノミクスが掲げる地方創生の戦略がイマイチ見えてこなかったのですが、今日は地方都市の政策事例を聴いて、官民が連携して産業イノベーションを起こしつつある現状が少しは理解できました。

地方の工場も海外移転して輸出もままならない現状では、日本の得意技である官民連携による新たな産業イノベーションの創出が財政を削減する上でも不可欠です。その意味で地方創生は近未来に向けて待ったなしの政策だと思います。弊社もICTを社会の多方面で活用できる種々のプラットフォームの実現に寄与していきたいと考えています。
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