人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

自己分析

2024-01-31 09:27:20 | Weblog
自分自身を理系タイプか文系タイプかと考えますと未だに正直分からないというのが事実です。妻からは文系でも理系でもない中途半端だと昔から言っています。祖父母はどちらかというと理系に近い面があり、父は機械系の人間で、母はどちらとも言えないタイプのようです。祖父には風物を愛する感性がありましたが、大工仕事が得意だったので理系だと思います。祖母も母も金銭感覚は鋭かったようですが、私自身は金銭的に細かくもおおざっぱでもないところがあります。

小・中学校の時に、戦時中の航空雑誌に載っていた飛行機の設計図を見ながら飛行機を作ってみたいという気になったこともあります。機械の修理は好きですが多少は父の遺伝子なのかと思います。高校3年の頃は国立理系の大学を目指していましたが、数3が苦手で文系志望に切り替えました。作文は小学生の頃から得意でしたが、フィクションを書けるような文才は無いので単にありきたりの事実を書くタイプだと思います。

最近は人の適性に文系や理系の区別を付けるのはどうかという議論がありますが、私もそう思います。ソフトウェアのコーディングをするのは好きではありませんが、システムのカラクリを考える論理思考は好きです。もし開発の現場を希望するならば制御システム分野の方が自分自身としては飽きないと思います。職務経験としてはマネジメントばかりでしたので、経営には向くのかもしれません。好きで経営をしてきたわけではないので向き不向きはわかりません。

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LIVE会見

2024-01-30 17:37:07 | Weblog
記者会見等で客席からの質問に明確な回答を発言することは難しいものです。本日、トヨタ自動車の豊田章男会長によるグループの指針についての説明会を聴きましたが、その後の質疑応答に対する対応はさすがに見事でした。国会では質問事項に対して官僚が事前に用意した回答文書を大臣は読むだけですが、民間企業では突然の質問にも企業のトップは的確に応えなければなりません。かつて米国の公聴会で当時の豊田社長が堂々と会見されていた様子を今も記憶しています。

ソフトバンクグループの孫正義社長も豊田会長と同様に、常にステージでは堂々とした姿勢で記者会見や質疑応答もこなされ、両者とも巨大組織を率いるリーダーとして共通するところがあります。企業に不祥事はつきものですが、不祥事が起きた時に如何に速やかに対応するかが大変重要です。企業はあらゆるステークホルダーからの信頼で成り立っています。お客様の信頼を損なわないように対処するのがトップを中心とした企業幹部の責任です。

トヨタグループ企業内において今回の不祥事がなぜ起きたのか、今後原因究明がグループ内で検証されるでしょう。巨大企業のコーポレート・ガバナンスが如何に難しいかが今回も問われたように思われます。我々小さい企業でも常にステークホルダーの存在を意識して、仕事上において不祥事を起こさないように、常日頃からお客様に対する責任を自覚することが重要です。他山の石としたいと思います。

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趣味

2024-01-29 15:54:31 | Weblog
以前からモノづくりの職人芸には大変興味があります。しかし、今日において自分自身で得意とするモノづくりの職人気質は残念ながらありません。昨日、生まれて初めて蕎麦打ちの会で現役の蕎麦屋さんの先生からご指導を受けました。店頭での蕎麦職人の実演に興味が湧いて自分でもできないものかと考えてきましたが漸く実現しました。参加者は6人くらいで初対面の方ばかりでしたが、皆さん何年も趣味として楽しんでいる方でしたので蕎麦打ちの作業はスムーズでした。

蕎麦打ちに関して全くの素人で無知の私でも何とか蕎麦は出来上がりましたが、力の入れ具合が要領を得ず、蕎麦を切る前の段階には先生の手を借りることとなりました。包丁で均等に切るのもかなり訓練が必要だとわかりました。持ち帰って茹でてざるに上げて食べようとした時に、蕎麦が太かったり短かかったりして、自分が蕎麦屋でお客として出されたものを食する立場と蕎麦職人との違いをあらためて自覚した次第です。 

蕎麦打ちをご経験された方はご存じだと思いますが、蕎麦粉を練る際の水の加え加減が微妙であること、粘着力のある蕎麦に仕上げる技は簡単ではないこと等、蕎麦打ちに自然と手が慣れるまでは相当奥が深いようです。2時間弱の講習でしたが、再度チャレンジしてみようと思います。高齢になったら何か手に技術を身に付けることは大切ですので、次は料理教室に通うことも検討しています。将棋も好きですが、一日中座ったままで体を動かさない習い事はなるべく避けたいですね。
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ボケ防止

2024-01-26 16:13:32 | Weblog
「読む」「書く」「聞く」「話す」「行動する」は、私がいつも習慣として行っていることですが、年齢とともに習慣づけることはとても大切なことです。本日、御来社された大手企業OBの方は同世代の方なのですが、殆ど毎日を自宅で過ごされているそうで電車に乗るのも久しぶりだと話されていました。退職されて10年で、数年間は大学のお手伝いをなさっていたようですが、以降は何もしていないという事でした。ご夫婦で1階の2階で別居生活のような毎日だととの事でした。

私の方は早朝から新聞に目を通し、最新のニュースは欠かさず聴き、手書きの日記は何年も続けていますし、ブログは5千日書き続けています。行動は相変わらず出勤し、多くの人と話すようにしています。外部の人との交流も退職者の関係で減ってきましたので、新たなこれからの人脈に触れるように行動しています。自分の年齢は下げようがありませんが、最新の情報に疎くならないように自分なりに努力しているつもりです。

活動している人と、していない人では年齢とともに感覚の開きが出てきます。同世代での日々の習慣的行動はかなり違ってきています。ボケないためにも様々人や物事に触れて五感を働かすことが大切だと考えています。最近の政治はあまり興味が薄れてきましたが、経済の動きには敏感でいたいと株式投資も続けています。いろんな人と論議するのが好きなので様々な専門家の話は日頃の勉強のために傾聴するようにしています。
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会社創立記念日

2024-01-25 12:53:33 | Weblog
本日は弊社㈱ジェイエスピーの創立44周年記念日で、めでたく45年目を迎えました。たまたま昨日は、四半期に一度の全体会議が同じ横浜市西区内の神奈川県民センターで18時30~開催されました。毎年、この時期には予定として永年表彰式を行いますが、今年も勤続30年・20年・10年と順番に会社側から表彰状を授与致しました。残念ながら業務の都合などで出席できなかった社員の方もいましたので、出席者の皆さんには名前だけを披露させていただきました。

ところが本日の朝、昨日の勤続10年表彰式には業務で出席できなかった社員の方が私の部屋に来て、昨日の永年勤続表彰のお礼と会社創立44周年のお祝いの言葉を述べてくれました。中途採用で入社してくれた社員の方ですが、勤続10年間の長い期間頑張ってくれたことに私自身が感謝した次第です。この社員の方は入社以来、毎年のように夏冬の賞与の時期には私の部屋に来てお礼の言葉をくれる方です。このような社員の方が存在するのは会社としての誇りです。

現在は200名近くの社員数になりましたが、10年前、20年前、30年前の零細企業だった時代を振り返りますと、隔世の感があるとともに此処まで無事に会社が存続できたことが何よりも満足です。事業承継も終えて、そろそろ私自身も引退時期と考えていますが、年々会社が成長していく姿を見て驚くばかりです。おそらくこれからも更に会社は成長し飛躍していくことは間違いないと考えます。社員の方々を如何に大切にしていくかが経営者の務めです。
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受賞の話

2024-01-24 14:27:41 | Weblog
昨日は弊社の社員が毎年開催される業界のアプリコンテストで優秀賞の2位を見事に受賞しました。現在の会員は正会員約300社、賛助会員約50社の350社ですが、毎年アプリコンテストにチャレンジする企業はアイデアに自信があるメンバー数で限られていますが、その中で入賞することは中々容易なことではありません。近年は弊社の社員も積極的に様々なコンテストにチャレンジして優勝を目指していますが、残念ながら今回は惜しくも逃しています。

自慢かもしれませんが、当社の若いエンジニアは大変優れた人材が揃っています。私も36年間も社長を続けていますが、かつては現在と考えられない技術レベルでした。ソフトウェア業界は裾野は広いですが、8,9割は下請け仕事で言われた仕様でモノづくりするので、自分たちでゼロから仕様を考えてアプリをつくることが苦手です。欧米諸国にソフトウェア製品で負けるのも競争力のあるヒット商品が生まれないからです。

やはり企業として独自性を育まなければ、いつまでも下請け仕事に甘んじることになります。元請けから単に同業者との価格で比較される分野の仕事をしても、エンジニアは達成感をあまり感じないと考えます。弊社が今日に至ったのも、弊社にしかできない特殊な技術分野を持てたからだと考えます。市場が大きければ競争も激しくなり、価格競争に陥り、長時間労働でエンジニアも疲れ果ててしまいます。

無駄な競争は止めて自社独自の得意分野を切り開くことが重要です。近年、成長著しい企業は国内企業にも存在しますが、独自の強みのある製品を世界市場に広めて収益を高めています。逆にかつての名門企業が市場の変化を捉えられず、収益悪化に苦しんでいるのが現実です。弊社の属するIT業界においても競争を勝ち抜くには、独自技術の分野と戦略的な市場を開拓するしかないのです。これからもエンジニアのチャレンジ精神を育んでまいります。
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顔合わせ

2024-01-23 16:53:25 | Weblog
昨夕は都内で産業界でDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進するCDO(チーフ・データ・オフィサー)のメンバーと新年会を兼ねて顔を合わせました。大企業ではDXを推進するCDOが存在するのは当たり前ですが、中小企業ではまだ難しいのではないでしょうか。実際の各企業のCDOがどのように会社内で活動されているのかは知りませんが、今後お付き合いする中で各企業様の実態を知ることができれば幸いです。

メンバーの中には地方自治体のDXコンサルに従事している方もいます。地方自治体も首都圏からのDX人材による導入支援で行政のデジタル化が急速に進んでいるものと思われます。残念ながらに日本は人口減にも関わらず自治体の数が多いため、コストを下げるためにも共通インフラとしてシステムを共有化する必要があります。

最近はコンプライアンスを重視し、セキュリティ保護も含め、法務部門のデジタル化を進める動きがあります。国際的に通用する法的な効率化は避けられないところです。専門的で硬い話になりましたが、日本のデジタル競争力を向上するには、日本企業もデジタル化のグローバル基準に目標を定めてキャッチアップする必要があります。共に力を合わせて頑張りましょう!



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稲盛氏に学ぶ

2024-01-22 13:46:22 | Weblog
稲盛和夫氏の言葉に「人は成功するために、一生懸命に働かなければならないのではなく、生きていくために、誰にも負けない努力で働くこと、それが自然の摂理である」という教えがあります。昨日、全国男子駅伝を応援しながら、選手たちはどのような日頃練習をしているのだろうと考えましたが、ただ一生懸命に練習しているだけでは勝負には勝てません。陸上界で活躍するためには、だれにも負けない努力で練習を積み重ねることで目標に近づけるのです。

どういう理由か知りませんが、2024年を昭和99年というメディアの表現を最近よく見かけます。明治XX年ではピンときませんが、昭和99年という表現は昭和時代の延長線上で大変興味深く感じます。最近は仕事でも西暦を使うことが多く、私自身も令和5年を4年と勘違いして個人的に役所の手続きをミスしたことがあります。昭和に生まれたので昭和という呼び方は親しみ易いのです。駅伝もマラソンも長いレース中には様々なアクシデントがあります。

元号が変わることは法的に止むをえませんが、昭和に例えることで、かつての日本が諸外国にも負けない努力で働いてきたことで先進国の仲間入りを果たしたことも理解できます。その後、日本経済は成熟して低成長時代が続いてきたことも、昭和に置き換えて考えると納得できます。多分、メディアの言う昭和99年という表現にはそれなりの意義があると考えます。来年の昭和100年は節目として昭和99年の日本はどうあるべきかを熟慮すべきです。 
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歳月人を待たず

2024-01-19 16:50:25 | Weblog
 コロナ前から5年ぶりに都内で開催された勉強会へ参加してきました。5年という月日は長いもので、主催者側の事務局のメンバーの方から参加者の顔ぶれも殆どの方が一新されていました。10年ひと昔と言われますが、その通りで10年も経つと世の中も人の様子もがらりと変わります。阪神大震災から29年目とニュースで流れていましたが、例えば米大リーグで大活躍している大谷選手も生まれたばかりの頃の出来事です。今回の能登半島の大震災でも多くの方々が被災されました。

私たちはそのような災難に遭うことも無くこれまで過ごしていますが、自分たちだけは安心だということはなく、毎日を無難に過ごしているのも奇跡だと考えても良いと思います。遅ればせながら私も僅かな義援金を本日送らせていただきましたが、凍えるような寒さの中で耐えながら辛い生活を送っている皆様が、一日も早くお元気にお暮しができる日が到来することを心よりご祈念申し上げます。

辛い気持ちは経験した人でないと理解できませんが、亡くなられた皆様にご冥福をお祈りする気持ちだけは何年経っても忘れないでいたいものです。私も5年前は夕方から都内へ出かけるのも全く苦にならなかったのですが、長期にわたりコロナ禍で外出自粛が続いたのでリアルよりオンラインでのイベント参加が多くなりました。でも、Face to faceのコミュニケーションが時々無ければ深い関係には至らないと考えます。時間を大切に使いましょう。
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有難さを感じる

2024-01-18 16:04:26 | Weblog
最近、歳を取ったせいか朝が早いので先ず何をするかと言えば、玄関の新聞受けに朝刊が届いているかを確認します。毎朝5時前には朝刊が配達されていますが、時々若い頃に新聞配達をしていた頃の事を思い出します。若い頃は朝が極端に弱くて早朝に起床するのは辛くてたまりませんでした。この歳だと早起きは全く苦になりませんが、それなりに体力は衰えているので新聞配達など不可能です。しかし、今は購読する側となって考えると本当に有難いものです。

考えてみると20歳前後ですから、当時は体力も食欲もありました。時代が変わり、おそらく新聞配達しながらの勤労学生は少ないと思います。かつては地方から出てきて進学のために新聞配達や牛乳配達で住み込みながら働くのは、居酒屋やコンビニのバイトが無い時代なので珍しくなかったのです。1月なので思い出すのは、購読しているお客様からお正月にお年玉をもらったことです。約半世紀前の話ですが、当時千円のお年玉をもらったことの喜びは未だに覚えています。

人は思いがけない人の好意に感動します。特に年長の方から受けた好意は自分の人生に残ります。仕事には違いないのですが、被災者を使命感を持って救済する方々の姿には感動を覚えます。感動を覚えると気持ちとしてお礼をしたくなるのが人間です。つまり見返りをお互いに求めない気持ちが元々あるからです。我が家でも配達に来た人や工事を依頼した方にはお礼をするようにしています。当時、私が新聞配達をしていた頃の心境と同じなのかと考えます。

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