人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

李登輝氏の死

2020-07-31 08:09:29 | Weblog

たまたまですが、ビジネスの関係で10年前から台湾系アメリカ企業とお付き合いしています。一昨年は開発元の台湾オフィスへ、昨年は中国のシリコンバレーと言われている製造元の深圳の工場視察へ行ってきました。

 
一昨年、念願の台湾訪問がやっと実現しました。ビジネスがもたらした幸運でもあります。第二次大戦後、毛沢東に対抗して台湾へ逃れた蒋介石の巨大な銅像を見学してその偉大さに感動を覚えました。
 
昨日、「台湾民主化の父」と呼ばれた李登輝元総統が97歳で病のため死去しました。中国と複雑な関係のある台湾は、かつての日本占領下時代から日本と深い関係を今日まで維持してきました。
 
戦前から日本で学び、国家観が日本と心で通じる唯一の存在の方でもありました。70年に日米が中国と国交正常化する際、台湾も一つの中国と同意したため、台湾の独立が阻止されて今日に至っています。
 
日本は民主主義国家である欧米諸国と協力して台湾の民主主義を守るべきだと思います。
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ウォーキング

2020-07-30 16:44:48 | Weblog

最近、早朝のウォーキングを始めましたが、人通りも車も少なくて快適です。かつて犬の散歩以来、もう何年も足を踏み入れてなかった2キロ先にある公園にも毎朝お決まりのコースとして通うようになりました。自宅の目の前にも小さな公園がありますが、やはり広大な公園は歩き甲斐があります。

 
公園に棲みつく猫たちに毎日決まった時間に餌をやっている人もいます。人も少ないのに周囲を気にしながら餌を与えているどこかの高齢の男性もいます。動物好きなのだが自宅で飼えない事情があるのだろうと思います。
 
早朝なので公園で運動している人は大体高齢の方ばかりです。走っている人、歩いている人、運動をしている人など様々ですが、毎日のように顔を合わせる人は大体決まっています。知らない者同士なので話すこともないのですが、すれ違いにこちらから挨拶をするようにしました。
 
早朝のウォーキングはいろんな鳥の声が毎日聴こえてきますし、毎日、最高の気分になるひと時です。朝から汗びっしょりになる習慣が身に付くとはまったく考えてもみませんでした。シャワーの後の朝食も最高です。皆さんも試してみませんか?
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草の根交流

2020-07-29 11:45:50 | Weblog

極東地域における隣国であるにも関わらず、近年、特に日中、日韓の政治的外交が両国とも躓いているようです。歴史的認識の違いは根が深く、お互いに一歩も譲らないために友好的な関係が中々築けないようです。

個人的にはもっと政治家同士が互いに交流して、地道に信頼関係を構築するしかないと考えますが、現実には関係がさらに悪化しているように思われます。やはりスポーツ交流など民間レベルを通じて将来を担う人たちが草の根交流を続けていくしかないでしょう。

時の政治は現時点で物事を考えがちなので、人間関係が築かれなければ国同士の信頼関係もできず、双方の考えが平行線のままでお互いに打開の余地が見つかりません。しかし現実の庶民レベルでは日中、日韓においても同じアジア人同士で政治家同士より遥かに交流があります。

次代を担う両国の若い世代が互いの意見に耳を傾けて、和解の道を共に探るしかないと思われます。過ぎ去った過去は変えられないので、時代とともに両国の歴史認識を大切にして、手を携えて未来志向に向き合うことが重要だと考えます。

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友人

2020-07-28 17:56:11 | Weblog

友人の話はブログでしたことはありませんが、現在も中学、高校、大学、社会人と個別な友人と様々な形で付き合いがあります。あまり人の好き嫌いがないので人数的には多い方かも知れません。

 
その中で本日は中高時代の親友を1人紹介します。彼とは中学だけ一緒で高校も大学も別々の道を歩みました。
 
彼の実家は雑貨屋で長男が店主をしながら、写真の現像店を営み、彼の父親は広大な果樹園を経営しながら、画家でもありました。
 
経済的には裕福な家庭でしたが、彼の母親は彼が幼い頃に亡くなられたようです。彼の家とは歩いて20分くらいの距離でしたので、ご家族も含め大変お世話になりました。
 
彼は成績も優秀だったので、偏差値の高い熊本市内の公立高校に進学し、国立の教育大学を卒業後、自衛隊の教官を経た後に福岡県の中学教員となりました。
 
教員を定年後に嘱託勤務を経て、現在は引退生活を送っています。頭脳と違い運動は中学時代から苦手ですが、人物的には申し分ない人です。
 
教員時代の苦労話は散々聞かされましたが、子どもの教育より親(モンスターペアレンツ)への対応が一番苦労したと話していました。
 
我々の時代は教師を親は尊敬していましたので、学校教育も時代とともにすっかり変わってしまったようです。
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時間の使い方

2020-07-27 17:25:30 | Weblog

以前もお話ししましたが、最近オンラインセミナーが増えてきて、わざわざ都内へ出かけることもないので時間が省けて大変助かっています。

おそらくニューノーマルの時代はオフィスや会議場などの賃貸が激減してくることが予想されます。それは、これからはテレワークやオンラインセミナーが普通になってくるからです。

長らく日本のホワイトカラーの生産性は国際的に見て先進国の中で低いと問題視されてきましたが、企業における働き方が変わると生産性の向上にかなり寄与するのではないかと考えます。

仕事は集中力次第で、時間の使い方は工夫すれば何とでもなるものです。これまでは時間の使い方が変わらなかっただけの話です。

問題はこれから企業における人材育成をどのように企画し実行していくかだと思います。人に揉まれて人は育つという面もありますが、テレワークやオンラインのみでは均一的な人材育成は難しいのではないでしょうか。

人材育成におけるアフターコロナでの対処の仕方をビフォーコロナに戻すのではなく、千載一遇の変革のチャンスだと認識して新たな形態として考えるべきです。

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思い出

2020-07-22 07:29:17 | Weblog

今週月曜の20日、日本ではH2Aロケットの打ち上げが成功したとのニュースが流れました。同じ日の1969年7月20日の米国では、アポロ11号(ルイ・アームストロング、マイケル・コリンズ、バズ・オルドリンの3宇宙飛行士が搭乗)が月面に着陸して人類が史上初めて月面に降りたことで世界中にビッグニュースが飛びました。

 
残念ながら月へ人類を送ると宣言したケネディ大統領は1963年にダラスで暗殺されこの世を去った後でしたが・・・。翌年70年、日本では大阪の万国博覧会が開催され、アメリカ館では月の石が飾られるということで大変な人気になりました。
 
ちょうど私が高校3年の頃に修学旅行で大阪万博も訪問コースとなっていましたが、残念ながらアメリカ館は並んでも入場に半日かかるということで「月の石」の見物は叶いませんでした。
 
翻って考えてみると、あれから半世紀を経て漸く有人ロケットをロシア、米国で打ち上げることが比較的容易な時代となり、民間人でも宇宙旅行を楽しめる日はそう遠くはないと思われます。
 
国産のジェット旅客機でさえ、YS11以来、未だに飛ばすことができていない我が国ですが、宇宙飛行士が何人も誕生していることは大変栄誉な事です。
 
深夜のニュースを聴きながら、つい当時を思い出し投稿してみた次第です。
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感染予防

2020-07-21 18:02:20 | Weblog

コロナ流行の中で通常に勤務している人も多い。気をつけて仕事に出ている人もいれば、異常なくらい用心して出社を避けている人もいます。

 
おそらく見えないウイルスに対して人により認識レベルや捉え方が違うのでしょう。私はあまり気にしないタイプですが、妻は異常なくらい心配性のタイプです。
 
お互いの中間が望ましいのですが、用心するのに越したことはないので、なるべく妻に反論しないで九分九厘は従っています。
 
しかし、これまで時差の出退社は遠慮していましたが、三密の密接を避けるために時差出退社を行うようにしました。
 
定時を外すだけで意外と電車も空いていることが分かりました。仕事はいつでもどこでも出来ます。感染予防の対策が一番です。
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感想戦

2020-07-20 15:53:45 | Weblog

先日、将棋の棋聖戦で藤井7段が渡辺棋聖に五番勝負で勝利しましたが、対戦後の「感想戦」という対戦をお互いに振り返り意見交換する場面が大変印象的でした。

対戦者の中には悔しさのあまり怒ってすぐ座を立つ人も過去にはいたようですが、17歳とは思えない藤井7段の落ち着きぶりと渡辺棋聖の負けても謙虚な姿勢は立派でした。

棋士同士の激しく頂点を争った後にも関わらず、勝負が決まった後の清々しい姿勢にはさすがに見ていてとても好感を抱きました。

どんなスポーツでも正々堂々と戦って、勝者と敗者がお互いを尊敬し讃え合う光景は、観る側にもスポーツマンシップが感じられて大変素晴らしいです。

将棋も囲碁の世界でも同じような精神が根底にあるのでないかと思います。「感想戦」はとても素晴らしいお互いの行為だと思い、本日のテーマに取り上げてみました。

翻って、過去の戦争においても単なる恨みつらみばかりでなく、現在に生きる人々がお互いに敬意を以って過去の出来事を認め合うことができれば、どんなにか人類の進歩があるのになぁと考えた次第です。 

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会報

2020-07-17 17:56:10 | Weblog

この3年余り、「あまくさ」という関東在住の郷土出身者向けの会報を年2回発行を担当させて頂いております。歴史のある会報で現在編集中なのが111号です。頁数は16ページですが、掲載内容は毎回年間スケジュールの中で催される各種イベントを原稿と写真付きで載せています。

今年3月発行した110号には事務局からのお知らせとして4月の予定まで掲載していました。ところが表紙のキャッチフレーズとして掲げた「オリンピックイヤーで更なる飛躍へ」という見出しも4月の総会も新型コロナの影響で夢物語となりました。

次号(10月1日発行)111号は語呂も良く、張り切って発行をと考えていましたが、新型コロナ以降は各種イベントは悉く全滅して、掲載するニュース記事の内容がほとんど入手できないことを大変困惑していました。

編集も3か月前から始めなければ印刷に間に合わないこともあり、発行責任者として休刊はしたくないし、紙面を埋められるか当初は自信がなかったのですが、時間とともに次第に皆さんのご協力で記事の材料が徐々に集まってきました。

目下のところ(7月17日現在)、16ページの紙面は様々な記事で大体埋まりそうです。コンテンツも在り来たりでは無いので、次号は会員様にも十分喜んでいただける会報に仕上がることと期待しています。 

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趣味

2020-07-16 18:33:57 | Weblog

最近、ウォーキングを始めた関係でスニーカーを履く機会が増えました。しかし毎日履いていると汗が染みこむので洗いたくなり、少し前にバドミントンを初めて、その時に買ったばかりのシューズを、当分の間使わないのでウォーキング用に変えました。

 
バドミントンも今年2月29日に初のチャレンジをして、これからも行けると思い本格的に始めようとラケットまで用意したのですが、残念ながら新型コロナで一度も使わずじまいとなりました。考えてみるとバドミントンをやったのも50年ぶりくらいでした。
 
たまたま社内のサークルで流行っていることを知ったのです。子どもの頃によくやっていたので少しは通用するかと思っていましたが、最初の内はシャトルにラケットのネットがなかなか当たらず練習に慣れるのも大変でした。
 
しばらくして漸く何十年ぶりかの感触をつかむことができました。社員は子どものような年齢の人たちばかりですが、私も年齢には負けじと試合にも真剣な気持ちになりました。
 
今年初めて趣味として本格的なバドミントンを経験したばかりですが、昔を懐かしみながら本当に楽しいひと時を社員とともに過ごしました。
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