人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

仕事納め

2018-12-28 13:40:16 | Weblog
2018年はあと数日で終わりとなります。皆さんにとって今年はどんな年だったでしょうか。今年の一文字は「災」でしたが、各種の自然災害が全国的に特に多かった年でした。被災者の皆様にとって、大変な御心労の一年でもありました。一日でも早く、以前の生活に戻られることを心よりご祈念申し上げます。年が明けたら「今年の抱負は?」と人から聴かれることが多いのですが、私は健康な一年を過ごすことが抱負だと話しています。私のブログを「人間万事塞翁が馬」というテーマにしているのも、いつ何が自分の身に降りかかるか分からないと覚悟しているからです。いつ何が起きても、その時の対処の仕方次第ではないかと思います。特に会社経営をしている場合は、常に冷静な気持ちでいることが重要だと思います。今年は業界でも全体的に景気もまずまずでした。人材不足は違った意味で巷で不足してくると思われます。様々な業種で外国人を活用することは避けられない世の中となっていくでしょう。2019年は様々な変化の年でもあり、干支は亥年ですが、猪突猛進の年で、おそらく今年より早く感じる一年になると思います。どうか皆様も明るく良い年をお迎え下さい。本年も、最後までご愛読いただき有難うございました。
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同窓会

2018-12-28 11:50:47 | Weblog
中学・高校・大学を卒業して同窓会を開こうと考えても、誰かが幹事としてリーダーシップを発揮し、メンバーを仕切らないと昔の同級生は中々集まらないものです。還暦祝いに中学校の同級生が揃ったのが250人中70名余りで、最初で最後でした。つまり参加者の総意で複数の幹事を決めなかったからです。私たちの当時は、中学や高校を卒業して集団就職のために都会へ散らばったり、それぞれ違った高校へ進学したりしているので、クラス仲間と連絡が取れないのが普通でした。高校の方は4年に一度同窓会を催していますが、100名中20人くらいで、故郷の幹事がしっかりしているので、私の世代は特に同窓会への参加者が多く、卒業して40年以上になりますが、かなり珍しいケースだと言われています。最近、私が幹事になり、定期的に大学のクラス会を行っていますが、古い名簿は存在しても、集まるのはやっと5名くらいです。少ないのは、卒業時の正式な名簿や住所録が手元に存在しないからです。最近は個人情報保護法の施行で名簿すら公に作れないのが現状です。この5名をどうにか昔の名簿を頼りにして増やしたいと考えていますが、人それぞれ家庭的な事情があったりで、参加を丁重に断る人もいます。連絡取るには年賀状が唯一の手がかりですが、地方の方も多く、参加を呼びかけても更に集まるとなると大変です。地方出身者が多い関東でも、同窓会のメンバーをそろえるのは中々困難です。その点、地元出身者の方が多い関東地区はメンバーも集めやすいし、同窓会も開きやすいし、本当に恵まれているように感じます。
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ある若者

2018-12-26 20:51:22 | Weblog
私も今年初めてDaiGoという有能なメンタリストの若者を知りました。何故、今、彼のような人に人気が集中するのか最初は理解できませんでした。時々、リスナーに問い掛ける光景をYouTubeで見かけたりしますが、おしゃべりしている御本人が引きこもりやうつ病的悩みを実体験しているから、彼のおしゃべりの方が世の中の精神科医や心理カウンセラーの専門家よりも、多くのリスナーに癒しを与えているようです。うつ病的疾患は人それぞれ程度の違いもあり、中々周囲に理解されない面があります。私自身も長年、このような症状があることすら理解できなかったからです。近年、自殺者が増えているのも、ストレスや悩みを抱えている方が世の中に多い事を示しています。原因は多々考えられますが、DaiGoという青年の活躍を傍で見ていますと、うつ病の社会的な度合いの大きさを感じる次第です。国はもっとこの現状を深刻に受け止めるべきではないでしょうか。
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年賀状

2018-12-26 12:42:42 | Weblog
年賀状の季節で、できるだけ休日にまとめて書くようにしていますが、訃報の葉書を頂戴しながらも、つい間違ってしまうことが度々あります。毎年、書きミスを無くすように努めていますが、やはり一年に一度、慣れない筆ペンを手にしますと誤字を書いたりします。スマホに慣れたせいなのか、普段、漢字を書く習慣が無いので、年賀状の手書きには気を遣います。裏面にはコメントを書くようにしていますが、普段お会いしない人が殆どなので、相手に伝える内容が中々浮ばず、平易なありきたりの文章になってしまいがちです。デジタル時代なので、久しぶりに音声でメッセージでも伝えられたら最高なのですが、未だ他に便利な道具は見つかりません。年賀状は本来滅多の会わない人に、年に一度はと筆を走られせるものだと思うのですが、新年が明けたらすぐお目にかかる人でも書きますので枚数も多くなってしまいます。妻は元旦に戴いた方の年賀状を見て書いていますが、大変効率的だと思います。かつて私の知人で毎年400枚の年賀状を長年書き続けている人がいました。亡くなられてからの返信の年賀状を見て、御家族もさぞ吃驚されたことでしょう。年賀状を出したり、受け取ったりすることは、ある意味、お互いに元気で生きている証でもあります。20日までに投函すると元旦に届くとのことですが、あせらず年内に残り分を仕上げたいと思います。
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名画

2018-12-25 11:01:16 | Weblog
10年以上経ったでしょうか、久しぶりにBS放送で映画「サウンド・オブ・ミュージック」を観ました。1965年に公開されたロバート・ワイズ監督の作品ですが、最初に観たのは十代頃だったように思います。高校を卒業して上京してからの唯一の楽しみは映画鑑賞でした。名画と言われるものは大概は観ましたが、この映画も大好きな作品の一つです。トランプ大佐のような純粋な愛国心と家族を思いやる気持ちは、戦時中と言えども世界中の人々の心として不変です。ドイツが併合したオーストリアから永世中立国のスイスに山中を越境するまでのクライマックスシーンを最初に観た時は、作られた映画と言え、最後までヒヤヒヤドキドキして鑑賞していました。ジュリー・アンドリュースの印象はその後も忘れられませんでしたが、昭和時代の世界的名優の一人かと思います。
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天皇誕生日

2018-12-25 10:00:48 | Weblog
1月23日(日)は平成最後の天皇誕生日ということで、皇居には8万数千人の庶民が一般参賀に訪れたようですが、中には前日から並んだ徹夜組も出たそうです。我が家ではその報道をテレビで観る程度ですが、3連休は皇室報道を含め、殆どテレビの前に釘付けとなりました。幸いに全日本のスケート選手権や競馬の有馬記念も重なり、天候は冴えませんでしたが、比較的に世の中が盛り上がった週末ではなかったかと思います。今の天皇が御結婚された昭和33年ごろは、テレビも「三種の神器」の一つと言われた時代でした。我が家には都会の生活と違って、その一つも無かった時代です。当時の昭仁皇太子と正田美智子様との電撃的な出会いから御結婚に至る報道は、録画はもちろん数え切れないくらい拝見していますが、皇太子が幼少時に天皇家のしきたりで両親と離れた環境で育ったというのは、失礼を承知で言わせて頂きますと、一般庶民である私の育った境遇とも少し似ている様な気がいたします。何を言いたいかと申しますと、両親の元で育たないと、人間としての親からの愛情に過不足が生じるので、それを補う上でも、支える伴侶が早いうちに身近に必要だということです。美智子妃という理想的な皇后が民間から誕生したことで、平成時代になり皇室と国民の距離が大変近くなったものと思われます。
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海外ドラマ

2018-12-21 07:49:18 | Weblog
今、我が家では毎晩のように、子供たちが小さかった時に一緒に観ていた海外テレビドラマのDVDを楽しんでいます。シニアの方ならば良く御存知だと思いますが、「大草原の小さな家」というタイトルのテレビドラマです。米国の西部劇は色々ありましたが、日本の「サザエさん」「ちび丸子ちゃん」シリーズのような海外の長編家族ドラマを、今の年齢になって夫婦で楽しめるのは大変有難いことです。かつての若い時代には、海外の長編アニメ番組も週末の夕方には家族団欒で楽しんだものです。大人と子供が一緒に楽しめて為になるテレビ番組が今も日本のテレビで放送されているのか知りませんが、「大草原の小さな家」という傑作の名番組をNHKか民法にて再度放送されることを私は願っています。かつて視聴された世代の方は分かりますが、理想的な家族のあり方がどのようなものかを教えてくれるドラマです。核家族化とデジタル機器の普及で、人と人の関係性が年々希薄になって、様々な事件に至っているのも近代社会の現実です。居間で家族が揃って、一緒に観る番組が増えていくことを、当の昔に子育てを卒業した多くの世代の方たちが望んでいるのではないでしょうか。どこのテレビ局でもバラエティ番組やサスペンス番組の放送ばかりが目立つ昨今ですが、将来を担う子供たちのために、果たして現在のテレビ番組編成がどれだけ社会的に役立っているのか検証する必要もあります。若者のテレビ離れと言われている現在、私自身密かに感じている次第です。
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組織作り

2018-12-19 20:03:57 | Weblog
独立系の中小企業を長年経営してきて一番大変だったのは、素人ばかりの創立メンバーを中心とした企業内に、会社の組織作りをどのように浸透させていくかでした。すべて見聞してきたオリジナルの考えで、時には何度も人事を失敗しながら今日まで歩んできました。会社経営とは、夫々の各セクションのノウハウの塊を、バランス良く結集させて、ロス無く会社のオペレーションを遂行することでもあります。しかし既存の受け入れ側の態勢が整わないと、人事による効果的な機能は発揮されません。会社の組織作りが適正に機能するには時間がかかりますが、年々社内メンバーの自律的な成長により、今日までは組織も機能してきたように感じます。会社における組織作りも、家庭における子育ても、同じような取り組み姿勢が必要だと思われます。
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社会的事件

2018-12-18 19:47:40 | Weblog
今年はパワハラ、セクハラ、虐待、あおり運転など、加害者が精神的にイライラして、ストレスを被害者にぶつけて事件になるケースが多かったように感じます。事件が起きるときは立て続けに起きるものだなと何度も驚きましたが、実は水面下で長年にわたり不平等の問題が隠れていたに過ぎなかったように思われます。この際、対人関係で暴力的な行為を徹底的に無くす社会を目指したいものです。スイスの非営利団体「世界経済フォーラム」が発表した、日本が男女平等ランキングで149か国中110位と発表されたニュースには、未だに変わらない男性優位社会が如何に西洋諸国と隔絶しているかを、驚きとともに恥ずかしささえ感じた日本人が多かったのではないでしょうか。前出のパワハラ事件は、未だに古い伝統を引きずっている体育会系の団体スポーツに関してのことですが、相手の気持ちを思いやらない暴力行為は、男女間の関係なくあちこちで起きているのが実態だというのが判明されました。20年のオリパラを控えた来年は、そのような一連の社会的事件が一掃されることを望みたいものです。
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原発の話

2018-12-18 11:55:37 | Weblog
原発輸出が暗礁に乗り上げている感があります。政府は原発輸出を成長戦略に盛り込んでいたようですが、福島原発事故を契機に安全性へ厳しい基準が課されて、一機の建設費が5千億円から1兆円へと、原発建設コストが倍増しかねないとも言われています。海外での原発建設商談が進まないのも国内メーカーとして採算が取れないと判断されているようにも感じられます。福島原発事故の真相原因も明らかにされない中では、国内の原発新設は国民世論としても事実上無理と言われる中で、海外へその技術を輸出することが果たして政策として妥当なことなのかと思うわけです。最近は海外のプラント建設でも巨額の赤字が報道されているので、国内の技術を輸出して収益を上げることも海外勢との競争激化で次第に難しくなってきているようです。しかし、現実には将来に向けて国内原発の廃炉にも多額の費用と技術が必要となります。国のエネルギー政策はこれからも原発がベースロードの発電源だと言われているため、輸出が無理となれば今後の政府の対応が注目されます。個人的には、核廃棄物の保存箇所も政治的に示されないままに、原発を使い続けることへの疑問はあります。技術の継承が無ければ、何十年も廃炉作業を続けることも難しいと思いますが、新たな技術を育てつつ、これまで通り原発技術の輸出を継続すると考えるならば、政治的なメッセージが明確に示されるべきだと思います。
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