人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

6月30日

2022-06-30 15:47:45 | Weblog

 本日は度重なる出来事がありました。まず6月30日は弊社の夏季賞与支給日でもあり、早朝にメッセージをグループウェアのインフォメーションに掲載しました。また午前中には43期新人研修最終成果発表会を拝見しました。4月に入社して何もわからない中で悪戦苦闘の3か月だったようです。愈々明日からそれぞれの新人が現場でのOJTに入りますが、困難にも諦めずに壁を乗り越えていってほしいと思います。

ついでに本日は私自身も結婚44周年を迎えました。紆余曲折の人生でしたが、諦めずに付いてきてくれた妻に陰ながら感謝しています。考えてみると当時、妻は22歳で3歳上の私は25歳になったばかりでした。会社にも入社したばかりで給料だけで生活していくのは困難な為に妻もバイトを始めましたが、記憶では3か月を過ぎると妊娠していることが分かり辞めたと思います。

僅かな貯金で毎月の生活費の赤字を補填したり、半年に一度の賞与で赤字の穴埋めをしていたことを記憶しています。結婚前に家内は大手電機メーカーで完全週休二日制の会社に勤めていましたが、私と結婚すると環境は劇的に変わり、土日・祝祭日も中々休みが取れない会社務めの妻となりました。職種が建設業界で休みがほとんどないのが普通でしたので止むを得ないのが現実でした。

ついでの話が長くなりましたので、今回はこの辺でお話は終わりたいと思います。最後までお読みいただき有難うございました。

 

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サイコパス

2022-06-29 17:39:50 | Weblog

 あまり聞きなれない言葉ですが、昨今、企業による不正が目立ちますが、企業経営においても心理学的なアプローチが必要ということで、今回犯罪心理学者からこの言葉を学ばせていただきました。最近、政治の世界で自由と民主主義の危機だとも言われていますが、リーダーが判断に迷い、決断力が弱いと見做されますと相手にスキを突かれて防戦体制になることがあります。

「感情の一部が欠如している」と思われるようなサイコパス的な傾向も政治家や経営者には時に必要な場面もあります。米国のトランプ政権は我々から見てもサイコパス的な面が多々感じられて言動も驚きでしたが、世界的な視野で評価するとサイコパス的な特徴が軍事的抑止力に繋がっているように思われます。

アラブの春は当初自由と民主主義の到来で歓迎されましたが、極端にポピュリズム化すると統制が効かなくなります。つまりリーダーが存在しなくなるので政策の決定が右往左往する場合があります。しかしサイコパスが負に作用しますと権威主義がはびこり世界の秩序に混乱を呈します。世界が分断の予兆を招きかねない状況もサイコパスに起因しているように感じます。

不正に強い企業経営を維持していくことは今後益々重要となります。信用失墜は簡単ですが、信用回復には最低10年は掛かります。人間の持つ心理学的なサイコパスを学ぶことは企業経営の参考にもなります。企業は法人とも言いますが、法律の下に人が経営を営むことを意味します。「鰯は頭から腐る」との言葉通りトップは常に襟を正すことが肝要です。

 

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バックエイジング

2022-06-28 16:38:55 | Weblog

早朝にClubhouseを聴いていましたところ、医療関係者からアンチエイジングではなくバックエイジングへの手ほどきを受けました。自分自身を鏡で見ることは朝方の洗面所に立った時と風呂上りの整髪の時くらいなのですが、他人人間だれしもりませんが私はさほど年齢は意識していません。しかし時々写真に収まった自分の素顔を見ると老化にがっかりしたりするものです。 

20年近く運転免許5年更新のゴールド免許を持っていますが、1年前更新した時に警察署で撮影した自分の写真があまりにも老けて見えたので、身分証明に免許証を出すのも億劫になります。老化現象は避けられない現実なのですが、もしバックエイジングが可能であれば世の人々にとって願ってもないことです。

やはり精神的に若さを保つためには、歳を取ってからも若い人たちとコミュニケーションを図ることだと思います。幸いにもClubhouseというツールがネットの世界に登場したことで若い人たちの活力に大変刺激を受けています。実は朝4時からは10年以上にわたりNHKのラジオ深夜便を楽しみで聴いてきましたが、5時からClubhouseを始めたことで視界が変わりました。

 

 

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電力逼迫

2022-06-27 12:51:57 | Weblog

 今、世界的なエネルギー供給の循環に滞りが起きているせいなのか、日本国内でも電力の逼迫注意報が流れています。早速、我が家でも夜など出来るだけ照明は最低限にして、省エネを考えて生活しています。エアコンと冷蔵庫が家庭の消費電力の半分を占めているようですが、どちらも極端には節電できないために照明を落とすしかないと思われます。

東日本大震災時も原発の停止で節電が呼びかけらましたが、11年振りの節電注意報かと思います。再生可能エネルギーも増えていますが、供給には従来の水力発電や火力発電や原子力発電には安定供給という面で劣る点があります。しかし様々な再生可能エネルギーによる発電は地球温暖化のためにも化石燃料に代えてさらに積極的に取り組まれなければなりません。

原発に対する国民の不信感は福島第一原発事故以来11年を経た現在も消えませんが、世界的に見れば原発による電力の供給は増えています。日本人は原発事故で一種のアレルギーとなっていますが、資源の少ない日本だからこそ真に安全な原発を目指すための国民的な論議はすべきではないでしょうか。あるいは再生可能エネルギーにもっと力を結集させるとか色々方法はあるはずです。

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参院選2022

2022-06-24 18:47:03 | Weblog

愈々参議院選挙がたけなわを迎えようとしています。この選挙が終わると3年間は国政選挙は無いので岸田政権も政治に集中できると言われています。今回の選挙においては様々な争点があると考えられるのですが、あまり激しい論戦は見られないような気がします。

目下の最大の課題はウクライナ問題と円安対策ですが、どちらも日本国内で生じた問題ではないので政党間で批判のしようがありません。各国ともロシアによる一方的なウクライナ侵攻を契機に防衛力の強化を検討しています。我が国も例外ではありません。

平和を守ることは先決ですが、国の防衛は国民自身が考えなければなりません。日本は粘り強い外交力で紛争を未然に防ぐことに重心を置くべきだと思います。防衛費の増額ばかりが議論されないよう、有事を招かないような外交努力に傾注すべきです。軍拡には際限がないので敵を作らないことだと思います。

もっとそのような議論が政党間で交わされるといいのですが、相変わらず内向き思考のような印象を抱きます。参議院議員選挙が告示され本格的に選挙戦に突入しましたが、正直なところ候補者の選定に投票日当日まで悩んでしまいそうです。

 

 

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慰霊の日

2022-06-23 17:40:44 | Weblog

今日23日は沖縄の「慰霊の日」です。1945年6月23日に日本軍のトップだった牛島司令長官が自決して、この日を以って日本軍という組織での戦いは終わりました。しかし、現実には日本軍は久米島などでも戦いを続けており、米軍が沖縄戦を終えたと宣言したのは7月2日。沖縄など南西諸島の日本軍が全面降伏に調印したのは9月7日のようです。

私が誕生した1952年にサンフランシスコ講和条約が発効し日本本土は独立しましたが、沖縄は切り離され、佐藤内閣の72年の本土復帰まで米軍の統治下におかれました。米軍基地も本土は減らされましたが、沖縄には新たにつくられたり広げられたり、米軍基地の7割が今も沖縄に集中しているのが現実です。我々はもっと沖縄の現実を直視しなければならないと思います。

実はこのブログでも紹介しましたが、6月18日に東京国際博物館で開催中の「琉球展」を見学し、お土産として事前に家内から頼まれた可愛らしい「シーサー」を買ってきました。実は私も生まれて初めて沖縄を訪れたのが、あの首里城が火災になる前の2019年5月でした。長年待望していた沖縄訪問は果たしましたが、5年後に再び首里城が再建されることを心より祈りいたします。

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挨拶廻り

2022-06-22 16:49:28 | Weblog

漸く前期の決算書が税理士事務所から届きましたので、昨日より取引の金融機関に事業報告へ伺っています。電子化が進み決算書のテータは金融機関で独自に入手できるようですが、新年早々以来の挨拶を兼ねて行っています。支店長や担当者の交代も多い金融機関ですので、毎年欠かせない行動だと思っております。

こちらから年2回(新年と決算期)の金融機関の訪問はもう何十年も続けていますが、巷の景気の様子を生でヒアリングするにも良い節目の機会でもあります。金融機関は安定した職場のようですが、学生時代には公務員と同様に全く興味がない職種でした。しかし、定年後の大学の仲間と会いますと悠々自適な生活に多少の羨ましさを感じます。

定年で教師を終えた仲間も同じようなものです。それぞれ違った社会人人生を歩んできましたが、やはり最後に大切なのは健康です。折角、定年後ゆっくりしようとしていた矢先の今春、癌で亡くなった仲間もいます。日本100名山どころか海外の山岳まで踏破した積極的な奴でしたが本当に気の毒です。健康はお金では買えないので、健康が財産だという事です。

 

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コミュニケーション

2022-06-21 20:11:11 | Weblog

 このところオンライン会議にオンラインセミナーと、場所に移動せず用が果たせるようになり、一日の時間が有効に使えます。また従来の電話やメールに代わり、ZOOMなどで情報の共有が容易に行われるようになり、他方では音声とSNSを合わせた交流の場ができたりと、コミュニケーションにおいて大変便利なツールが流行っているようです。

最初はネットでの交流は中々敷居が高いのですが、毎日続けていれば誰でも次第に慣れてきます。私も8か月余りリスナーとして参加してきましたが、次第に慣れてきて最初の頃のような緊張感はありません。スピーカーの人たちも自分が立ち上げたルームのリスナー数を意識していますので、毎回アクセスしていれば次第にリスナーとして認識され仲間入りもできると思います。

これまでは時間をかけ歩き回らないと人脈の形成は不可能でしたが、ネットをうまく活用すれば肝心な時だけの行動で済みます。又、これまではマンツーマンで限られた人との出会いが主でしたが、一度に多くの人とのコミュニケーションも可能となります。コミュニケーションツールを如何に活用するかによって、仕事の効率や成果は大きく変わってくるような気がします。

 

 

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琉球王国

2022-06-20 18:24:18 | Weblog

先週、たまたま上野で大学のクラス仲間と友人の追悼を兼ねて集まりました。少し早めに出かけて東京国立博物館で開催中の「琉球展」を覘いてみました。本年は沖縄本土復帰50周年に当り、沖縄でも様々な行事が予定されているようで絶好のタイミング時での展示会見物でした。

沖縄は太平洋戦争で最大の戦禍に見舞われ、多くの沖縄の人たちが戦争の犠牲となったことは私たちも知っていますが、琉球王国の歴史を詳しく知る機会は普段あまりありません。その意味でも沖縄の歴史を今回「琉球展」を見学できたことはとても幸いでした。

現在は沖縄出身の方が多方面で活躍されていますが、30年くらい前までは沖縄出身の方には仕事上で差別的な見方があったように記憶しています。おそらく復帰後の歳月がまだ浅かったのが原因です。本土復帰後、初代の屋良朝苗元県知事をはじめ沖縄の歴代知事にはひときわ注目と関心を抱いていました。

 

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公定歩合

2022-06-17 14:30:02 | Weblog

 米国はやはり凄いなぁと思いましたのは、インフレを抑えるために中央銀行(FRB)が実施する利上げが機能しているからです。株価は一時的に大幅に下落しますが、いずれ回復してくるところは米国経済の強さではないかと見ています。公定歩合を引き締めたり緩めたりして市中に出回る資金をコントロールして物価を安定させるのが中央銀行の役割です。

翻って、日銀はもう何年も株価や企業のために金融緩和を続けており、さらに国の発行する国債まで買い支えているのが現状です。政府も長年にわたりデフレ脱却を叫んできましたが、最近は円安による輸入価格の上昇でインフレを招いています。本来であれば中央銀行がインフレを抑えるために金融を引き締めてインフレ抑制のために利上げとなるのですが、現在の日本はそのような状況ではありません。

日本でいつ頃になれば諸外国のように利上げができるようになるのでしょうか。利上げが可能となるには景気の上昇に伴うインフレで人件費も高騰しなければなりません。つまりGDPが伸びなければ景気を冷やす調整弁としての利上げはできないことになります。もっと日本の未来戦略として新たな輸出産業を育てるべきだと思います。

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