人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

工場施設見学会

2018-11-30 17:03:00 | Weblog
このところ日が短く、師走を前にすると1年の短さも感じるところですが、今日は千葉にある新聞の印刷工場と某ビール工場を見学して参りました。紙の新聞が年々減っているのは残念な事ですが、宅配される新聞が様々な工程を経て制作され配送に至る事を学びました。実は私も高校を出て新聞奨学生を経験しましたので、ふと配達で苦労をした学生の頃を思い出してしまいました。当時は独立した学生でも浪人生でも新聞を取って読んでいましたので、日本全国にわたり新聞の発行部数は大変な量でした。あまりに寂しいので、敢えて現在の発行部数については質問を控えました。2箇所目は某ビール工場の見学でした。これまでにも何度か他のメーカーの工場は見学してきましたが、今回は説明員の女性の方による声だかで明るく元気な案内がひときわ印象に残りました。どちらも工場内に人は疎(まば)らという感じでした。今日も楽しい工場施設見学の1日でした。ひとつ忘れていました。南極観測船「しらせ」が停泊している光景も目にしました。では。
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スモールビジネス

2018-11-29 14:44:17 | Weblog
ビジネスは簡単に拡大するものではありません。仮にビッグビジネスが登場したとしても、長続きする事はあり得ないし、どこかでビジネスが下降線を描く事もあり得ます。時代の変化に対応した新しいスモールビジネスの発掘はこれから先も欠かせないと思われます。アマゾンの事業もかつてはスモールビジネスで始まり、気がついてみると既存のネットワークビジネスが進化して、圧倒的な市場を制覇するビッグビジネスに成長したわけです。世の中の仕組みを変えていくために、様々なスモールビジネスを手がけていくしか新たな市場の発見はあり得ません。今日、R&Dの展示会へ参加して、ふとこのような思いをいたしました。これからも先進技術に積極的にチャレンジして参りたいと思います。「暗いと不平を言うより、進んで明かりを点けましょう!」
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顧客志向

2018-11-28 09:44:32 | Weblog
昨日、長崎県の諫早駅前から長崎空港まで、空港へ直行の高速バスがたまたま時間帯に無かったので、敢えて市内を循環する県営のバスに初めて乗車して驚いたことをご紹介します。確かに常連の乗客が主だったのか、途中に県内随一の医療センターがあるせいか、比較的高齢者が大半を占めていました。平日で満員でもないのに、運転手が「いつも大変お世話になっております」という声を1時間弱の乗車の中で何十回も聴かされました。確かに地方は交通インフラも都会ほど整備されていないので、自家用車を利用する割合が多く、バスを利用する人は限られています。乗客をお客様として大切にし、丁寧にもてなす運転手の姿勢がとても好印象で、長時間の乗車でしたが全く苦になりませんでした。「どこかのバス会社とは随分違うね」と、うっかり言葉を発したのは妻でした。確かに普段利用しているバス会社の運転手の対応とは、乗客に対する姿勢がかなり違うなと感じた次第です。本当の顧客志向とは如何なるものかを思い知らされました。本日も目を通していただき有難うございました。
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余談

2018-11-27 08:41:02 | Weblog
「人の行動は人生の転換を招く」率直に最近のニュースで感じるところです。素朴で何の変化もない田舎暮らしでは都会の喧騒との隔たりを感じます。また今日都会へ戻る身として、変わらないことへの幸せを噛みしめたいと思います。互いにどこまで認め合えるか、行動が限度を超えない事が大切です。会社も家庭もその事を常に類推しながら行動しないと、周囲に予測のつかない影響を与えます。このような話をすると、私が何を言わんとしているのか、読者の皆さんは自ずとお感じではないかと考えます。自分の持つ変えられない遺伝子にどう向き合うかが、人生において大切な事ではないでしょうか。
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帰省

2018-11-26 19:17:52 | Weblog
昨年は事情により法事に参列できなかったので、今回の三連休を利用して九州へ墓参りに帰省してきました。大体、下の娘が付いてくるのですが、妻の実家ではいつも変わらず大歓迎してくれます。毎度、親戚回りをして仏壇に焼香してくるのも習わしです。地元ではちょうどジャガイモの収穫時期でもあり、農家は毎日が忙しいようでした。久しぶりに何気ない会話を交わすひと時ですが、都会の空気とは随分違います。アマゾンブームが地方の隅々まで行き届いている事にも驚きました。会いたい人は何人もいますが、用事を重ねる時間的、気分的猶予もないので、今回は実家で静かに滞在しています。明日はこちらを発ちますが、数年前に40年ぶりに偶然再会した友人と空港で再び会うのが楽しみです。
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大阪万博

2018-11-24 07:50:22 | Weblog
本日未明、フランスのパリで2025年の万博が大阪に決定しました。日本におけるカルロス・ゴーン氏の逮捕による事件の余波で危ぶまれていたので極めて朗報でした。2020年の東京オリパラに続いて、2025年の大阪万博開催が決定したことは日本経済にとっても大きな弾みになると思われます。思い起こせば、1970年の大阪万博は高度経済成長の真っ只中で、大手企業が片田舎まで金の卵を求めて東奔西走していた時代です。大阪万博を契機に都会へ集団就職や大学進学を目指した若者の心は、未来への不安と憧れが交錯していました。私自身もその中の1人ですが、戦後日本の目覚ましい復興を享受してきた世代として、これからは微力ながらも社会へ貢献していければ幸いです。
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企業経営

2018-11-22 16:19:00 | Weblog
本日は神奈川県の黒岩知事による講演を皮切りに、未病経営と女性活躍推進をテーマとしたカンファレンスに参加しました。未病と言いましても経営者の事ではなく、中小企業における企業経営の健全化について、健康チェックから後方支援までを行政側としてもアドバイスし、さらに働き手の不足から企業を守るために女性の活躍を推進していこうというものです。「言うは易く行うは難し」で、将来に向けて企業経営を健全に持続していくのは容易な事ではありません。しかし、これからはネットワークの時代なので人材交流を活発にして、1人で考え悩むのではなく、異業種による横連携で企業価値を高めていく時代です。私自身が世代間の価値観を理解して、先ずは相手の意見を肯定的に捉えて、聴く耳を持たなければならないと、日頃の反省も含めて深く勉強させられたイベントでした。
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会社は公器

2018-11-21 18:22:35 | Weblog
かつて私は業界経験も浅く、35歳で未熟な社長として取締役会で突如推し上げられた時、松下幸之助翁に徹底的に学び続けました。社長としてのキャリアも30年を過ぎましたが、今でも学び続けています。これは私が日本人だからではないか思うのです。しかし、会社は公器という考えは欧米にもあるのです。だから永遠に存続するのです。経営者が私利私欲に走れば、たとえ優れた経営者だとしても交代の時期だと思います。私も他山の石として無償で学ばせて頂きます。誠に有難う御座います。
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モラルとマナー

2018-11-21 17:27:08 | Weblog
何故、恥を知らないのか?モラルやマナーに欠ける事に何故、気がつかないのか?これは全て親が、甘えかし、人間としての良識をないがしろにし、子供の成長過程においてまともに躾けられなかったからではないかと考えます。また、最近は周囲で注意したり、怒る人がいなくなったので、一部の人の中には、やりたい放題の行動ケースが見られます。しかし、現代はそのような連中を注意すると、逆に激情したりするので、注意する側にも身の危険があり、非行を無視をして見逃しているのが現実ではないでしょうか。現代社会では、かつて重罪だった尊属殺人や児童虐待や詐欺などの事件が、連日の如く事件として見聞するような時代でもあります。どこで人の教育が間違ったのか、教育全般に何が問題だったのか、もっと公に議論されて叱るべきです。日本にはまだ立派な成人が存在していますので、様々な場所でモラルやマナーが再教育されれば、もっと社会的な事件も少なくなるはずです。私だけが昨今のあらゆる事件の発生に疑問を持っているとは考えられなくて、多くの人たちが同じ思いを抱いていると思うのであります。
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シミュレーション

2018-11-19 11:30:15 | Weblog
人間誰しも、政治家でも過去を振り返り、「何であんな馬鹿なことをしたのだろう」と後になって考えますが、それは先見力がないからだと思うのです。国会で大臣が準備不足で、質問に対してまともに答弁できないのも似たようなものです。事を起こす前に、失敗したときの損害を最小限にするために、事前にシミュレーションをすることの重要性を感じるわけです。人生も後悔先に立たずで、周囲に相談しないで、自分の考えだけで行動すると大体は失敗します。太平洋戦争だって、ベトナム戦争だって、多くの内戦でも、お互いに勝敗がつくまで徹底的に戦いますが、何も有益なものは残らないで、多くの犠牲者と廃墟だけが残ります。国民は戦場から逃れて難民も発生しますし、悪いことばかりなのですが、人間は過ちを繰り返します。世代は刻々変わりますので、新しい人は起きてしまった過去を回顧して反省するのですが、また変な為政者が誕生するとポピュリズムで扇動され混乱に陥ります。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」とは、古の人が未来に残した名言だと思います。話は変わりますが、日本における最近のロケット打ち上げの失敗が続かないのも、綿密な事前のシミュレーションが行われているからだと思います。企業経営においても、常に素直な気持ちで、後悔しない様に前へ進んでいかなければならないと考えます。
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