人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

ゴルフコンペ

2016-11-30 08:09:00 | Weblog
年に10回程度しかゴルフをしない私でも、じっくり人と話す機会が得られるゴルフコンペは仕事上とても大切にしています。私の場合、お付き合いの中では人にスコアで負けたくないという強い思いはあまり抱きません。それよりコースを回っている時や表彰式のパーティで関係者様の人間観察ができることに意義を感じています。勝負に負けたくなければ自分で練習したり、コースへの回数を増やしたり、プロのコーチについた方がもちろんスコアは伸びます。しかし私の場合、仕事だと割り切っていますので人に迷惑をかけない程度でコースを回れればいいと考えています。勝負に対する執念が今ひとつ欠けているからでしょうか、キャリアの割にはゴルフは上達していないようです。

会社を経営している方の中には年に100回近くゴルフプレイされる方もいたり、まったくなさらない方もいますが、仕事上でのコンペには参加した方がまったくしないより人的コミュニケーションツールとしてメリットがあると思います。私自身はお酒もあまり飲めないし、ゴルフも下手ですが、自らの価値観で取捨選択し、お付き合いは仕事上の情報収集の場だと解釈しています。大事なことは人と接点を持つことと情報収集のために目的価値を置くことだと思います。人と人との付き合いや情報収集のための最低限の投資は必要なので日頃の会社経営になるべく活かすようにしています。これからもできる限り多くの方々からさまざまな社交の場で学びを得たいと思います。

先見力と決断力

2016-11-28 12:08:19 | Weblog
今、世の中では静かにちょっとした田中角栄ブームが起きているように感じています。何故なのだろうと現役世代から疑問が出そうですが、私なりに考えますと、日本の将来像を常に語る政治のリーダーが存在しないことです。つまり、先見力を持って皆を引っ張る政界の実力者が日本国に見当たらないのでしょう。おそらく決断力のある政治家がいないことと共通していると思われます。その点、善悪を横に置いて語る時に少なくとも三角大福時代は大物と言えるような政治家が存在しました。その中でも特に先見力と決断力を行動力で以って、特に目立ったのがあの田中角栄氏でした。戦後、政治的に米国依存で経済力を伸ばしてきた日本は、世界に対してあまり自国の考えを強く主張してこなかったような気がしますが、田中角栄氏は自分の考えで日本国を引っ張ろうとしてきた大人物だったのような気がします。たまたま将棋界の羽生善治永世名人の話を聴く機会があり、タイトルが格好のテーマでしたので今回取り上げてみました。あくまで私自身の見方ですので考えが偏っているかもしれません。皆さんは如何お考えでしょうか。

ある添乗員の話

2016-11-24 14:08:56 | Weblog
世の中には様々な講演会が催されていますが、これまで一度も聴いたことがなくて、出来るだけ本当に自分の為になるような講演を厳選して参加するようにしています。先日、ある講演会で「カリスマ添乗員」と世間で呼ばれている超人気の方の講演を拝聴しました。私も時々旅行をしますが、何か物足りないバスガイドやただ目的地へ連れていくだけの添乗員を見かけますと、折角の旅の満足が半減してガッカリした気分になります。旅行会社間の差別化のチャンスはまだまだ有り、もっと成長の可能性はあると思うのです。素晴らしい添乗員が既存の旅行会社にも存在することを知って、その方の講演にとても満足しました。サービスの真髄とはどのようなものであるかを生の声で教えられた気がいたしました。

ミッション

2016-11-22 14:20:02 | Weblog
弊社のミッションは、顧客のニーズを分析して、その要求に応えるような製品をリーズナブルな価格で提供し、顧客にも喜ばれ、尚かつ自社の利益にも結びつくことを目標にすることです。営業力では大手に及ばない面がありますが、大手に負けない技術力と価格競争力を常に有することだと思います。これまでの経験として分かったことは、IT業界における多重構造の仕事の流れを極力改めなければ、流通コストも重なり、結果的に顧客の負担も増え、真にお客様の満足度を向上させることは難しいということです。また大事なことは、お客様に直接サービスを提供する社員のモチベーションを高める努力を会社が実行することです。お客様も社員も共に満足できるような仕事環境づくりに、私たち経営者は取り組まなければならないと思います。「ローマは一日して成らず」で、お客様との信頼関係も会社経営も長年の信用の積み重ねの結果得られるものです。

繋ぐ、集める、活かす

2016-11-18 16:32:37 | Weblog
一説ではIOTは第4次産業革命を巻き起こすと言われています。クラウドに蓄積したビッグデータを分析してシュミレーションし、企業間の競争力を高める時代へ突入します。社会のあらゆるデータを駆使して人に変わる判断をロボットなどが担う時代へと進化します。我が社も他社とのコラボで、きめ細かな小回りのきくIOTサービスの提供ができる会社を目指して参ります。イノベーションを発揮すれば市場やビジネスチャンスは無尽蔵にあります。如何に若年層の発想力を引きだして、世に必要とされるシステム製品をつくり上げていくかに経営のリソースを配分していきます。ネットで繋ぐ、各種センサーでデータを集める、データを様々な事業に活かす、そんな時代が急速に進み、既存の産業を根こそぎ変革させるような今までにない新しい企業形態や、ヘルスケアが浸透し豊かな地域社会が形成される時代へ進化していくものと考えます。

水素社会

2016-11-16 14:41:08 | Weblog
日本も世界的な環境基準に適合していくには将来的にCO2の大幅削減へ向かうしかありません。そこで将来のエネルギー源として考えられるのが水素です。自動車も2020年頃には世界的にも電気自動車がかなり普及していると思われます。電気自動車は水素電池でモーターを動かす機能を持つのでデジタル家電のようなものです。おそらく将来は世の中に多くの会社の自動車が走っているかもしれませんので、既存の自動車会社も必ずしも安泰とは言えない気がいたします。発電をはじめ世の中で活用するエネルギー源は水素や再生エネルギーで代替されるであろうと考えます。地球温暖化を防止するためにもCO2の削減は避けて通れないようです。

トランプ次期米大統領

2016-11-10 07:22:07 | Weblog
直近の支持率で50%と言われた現職のオバマ大統領による応援演説にも関わらず、ヒラリー・クリントンはトランプ氏に敗れました。選挙に想定外はつきものですが、ひょっとすると世界中が動揺しかねない米国を分断する結果になるかも知れないと事前に考えていましたが案の定でした。クリントンでは何も変わらないという米国民の不満の表れだったのだと思います。米国経済はやや保護主義に傾倒するかも知れませんが、自国内で富の集中が偏り過ぎる経済構造も問題ではないかと考えます。世界経済も国際政治も今後予測しかねますが、米国のような大国の強力なリーダーシップが世界情勢にこれから必要とされているのかも知れません。既存政治家ではない事業家としてのトランプに復活を期待している米国民自らが決めたことです。成り行きを冷静に見守りたいと思います。

過少申告

2016-11-08 08:22:49 | Weblog
大手広告代理店に勤務する社員の自殺を契機に当該企業への厚生労働省の立ち入り調査が為されています。今、企業における長時間労働が大きな問題となっています。しかし、表向きは労基法の労使協定の範囲であっても、現実には社員が残業時間の過少申告をしている大企業が当該企業以外にもかなり多いのではないでしょうか。

問題が起きてから再発防止策が図られる傾向にありますので、未然に事故を防ぐ意味でも、日本の企業社会で長年続いてきた歪んだ労働慣行が徐々に是正されることを望みます。実際は水面下では長時間労働が行われ、見かけだけの生産性向上を誇るだけでは欧米諸国のようなゆとりのある働き方に追随できないと思われます。

労働時間の問題は、個々人の能力や仕事の内容にも違ってきますので、一概に労働時間が多いか少ないか時間のみで能力を図ろうと決めつけることも難しいようです。人によって仕事のペースも違うし、内容も丁寧さも違います。大事なことは個々人に無理のない労働となるよう支援体制を常備するというように全社的な配慮がなされるべきだと思います。

通信高校

2016-11-04 15:26:14 | Weblog
この話をしてもピンとこない人がほとんどだと思うのですが、私たちの世代は地方には予備校や塾がない環境でしたので、地方で受験勉強の場というともっぱら文化放送の旺文社提供の「ラジオ講座」(略称ラ講)が唯一の勉強の場でした。この4月「N高等学校」というカドカワとドワンゴが主催する通信制の高校が誕生したというニュースを聞き、時代変化に則した素晴らしい試みだと思いました。

かつてはテキストを購入してラジオで大学の著名な教授陣の指導を受けるのは、地方で受験勉強をする者としては大変有難い講義の手法でした。今時はリアルな予備校に通わないと大学入試の合格も難しいでしょうが、リアルな高校にない特色をもって懇切丁寧に生徒をサポートすれば、寧ろ通信制の高校の方が日本にとって将来の可能性は大かもしれません。今はインターネットの時代なので動画で臨場感のある双方向の授業は時代に合っていると思われます。

これだけ不登校児が増えている現代なのに国が積極的に関与しないことの方が不思議です。教育に都会と地方の格差があってはなりません。私たちの時代はまだ貧乏な家庭が多かったので、ラジオ講座の存在に多くのファンが集まっていました。学校形式でラジオ講座が催されていたらもっと結果は違ったのかもしれませんが、当時はニッポン放送の深夜放送を友にして、他方は文化放送で、受験生としては孤独との戦いでもありました。やはりインターネット通信でも集合教育のほうが良いと思います。

百戦錬磨

2016-11-04 13:39:32 | Weblog
窓から毎日のように遠方のマンション工事を眺めていますが、数十億単位の建築工事を滞りなく納期までに完成させるのは容易いことではありません。大体、民間のマンション建設工事などは競争して受注するので、ほとんどが着工前から赤字の場合が多いのです。しかし最後はあらゆる工夫をして赤字で終わらせないところが、現場を取り仕切る者の役割なのです。

若い頃私もマンション建築のゼネコンと取引したことがありますので、実際の現場へは時々顔を出していました。分厚い設計図面にはミリ単位の数字が並んでいますが、彼らの仕上げる仕事はとても細かい作業の連続です。何百の工種を細かい工程管理で逐次順番に進めて行くので打合せは毎日夜遅くまで及びます。

スーパーゼネコンは百戦錬磨で建設工事を繰り返してきていますので、設計漏れで作り直しになることはまずありません。それだけシビアに施工管理されながら半年余りの工期を予定が大幅にずれることも無く着実に仕上げて行きます。赤字を黒字にするのが現場の腕次第となります。予算どおりに普通に完成させるのは誰でもできます。

翻って我がIT業界はどういうわけかプロジェクトの失敗が多いです。建設業界ではほとんどあり得ないことですが、IT業界では失敗は付きものと考えられている場合があります。見えないものを作るので出来上がりの実態がつかめないということもあるでしょう。どうしたら失敗しないかと言うと、中間業者が間に入った受身での仕事は一切しないというのも一つです。

IT業界でもゼネコンのような手法を目指すのか、ゼネコンの下請けのように労務提供業者として労務費のみをもらう手法を目指すのかで、仕事の形態は随分違います。弊社は前者を目指したいのでプロジェクトの工程管理の手法を徹底的に学んでもらいたいと考えています。IT業界は新しいテクノロジーが活用されますので、常に精通することが必要となります。やりがいは充分ありますが、ゼネコンの業務は厳しいのです。