人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

一視同仁

2017-08-31 15:23:19 | Weblog
もう10年以上親しくお付き合いしている方と半年ぶりにお会いして歓談しました。毎回、お約束の場所は異なった場所で、お会いする度にいつも新鮮味を感じています。いつも2人きりなのですが、昨日もさまざまな話題で盛り上がり、あっという間に3時間あまりの時が過ぎ去りました。その方は大変な読書家で、私も知識・教養では足元にも及びませんが、いつも低姿勢で、知りあった当初からまったく変わらぬ謙虚さがあり、正に一視同仁の心をお持ちの方です。歴史に興味があるのも2人の共通点ですが、互いに同年齢というのも時代を反映した親近感を心のどこかに覚えるのだと思います。これからもお互いに健康管理しながら仕事が続けられればと考える次第です。

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夏祭り

2017-08-30 08:24:41 | Weblog
先週の土曜日、我が家の団地でささやかな夏祭りが催されました。今年度は自治会の役員が当番で回ってきたため、2か月前から毎週土曜日は妻が定例会に出席していました。当日は天候にも恵まれて、無事に夏祭りは終了しました。しかし、年々参加する人も子ども連れの若い人が中心で活気はありますが、人の数も減り、知らない人が増えています。

月に一度、県民だよりや市民だよりの梱包が自宅に届くので、一昨日の夜に折り込み、今朝一人で各戸にポスティングしてきました。団地は集合ポストなので助かります。30年住みながらも、僅か152世帯ですが名前を見てもほとんど知らない方ばかりです。年月も経ているので、それだけ入れ替わりがあるのでしょう。

最近、個人情報保護法の制定で住民の事も知らないケースが増えています。真向かい同士でも年に数える回数しか顔を見合すことがないので、上下だと誰かが引っ越しても誰も気付かないという話は多いです。高齢者も増えてきており、個人情報の開示も危機管理面を考えると地域限定で柔軟に対応した方が良いと思いますが現実は難しいです。
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夏季休暇

2017-08-29 16:22:56 | Weblog
この8月のお盆の時期に長崎県の雲仙を5年ぶりに訪れました。5年前は長崎本線の最寄りの駅「諫早」までホテル専用のハイヤーが送迎してくれましたが、今年はそのような送迎の車は用意されていませんでした。代わりに長崎空港まで一日一便のシャトルバスが運行されておりましたが、時間的なこともありタクシーで直接ホテルへ向かいました。

雲仙の温泉地そのものは5年前と変わっていませんが、団体客を中心に営業している老舗の大型ホテルが壊されて空き地になっていました。温泉街の人通りも以前よりかなり減っているように見えました。お盆の時期だからかもしれませんが、外国からの観光客はちらほら見かけました。私が宿泊したホテルにはTV局がたまたま収録に来ていました。

確かに立派なホテルではありますが、5年前のような活気はホテル内にも感じられませんでした。このホテルの室内には「ウィリアム・モリス」デザインの壁紙やカーテンがあり、クラシックな雰囲気が味わえるのと、静かな源泉に入れることが気に入り、今回も訪れてました。地元に還元したいことも含めて、久しぶりに里帰りついでの宿泊でした。
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女子の活躍

2017-08-28 16:54:35 | Weblog
最近、芸能界でもスポーツの世界でも十代の女子の活躍が目立ちます。何故なのか原因はつかめませんが、これまでは女子も男子の陰に隠れて静かにせざるを得ない、やや閉鎖的な社会環境だったのかもしれません。その点が世界に比べて日本は制度的に遅れていたのでしょう。少子高齢化が世界の中で最速で迫る日本は、女子や女性のパワーなしでは国が成り立たなくなっています。弊社も更なる女性の活躍を期待し、応援したいと思います。

週末、我が家の逞しい娘が久しぶりに帰省してきましたが、最近、定時後に通っていたエアロビスクをやめて、お金のかからないランニングを夜自宅近くで始めたと話していました。仕事場でも男性顔負けの強烈な態度で仕事をしているようで、今暫くは祝福ムードが到来しそうな気配は残念ながらまったく感じられません。海外でも一人で旅行するタイプで言動が豪放過ぎて私も適いませんが、少し行動をセイブして自分の将来でも考えてほしいものです。
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本日の収穫

2017-08-24 12:38:32 | Weblog
登山家が山登りで一番幸せな気持ちになる時は、山のどの時点に登った時でしょうか?答えは山頂の3メートル前まで来た時だそうです。登頂した時より3メートル手前が幸せだというのは、甲子園の高校野球が決勝戦で勝負がつく前ではないでしょうか。終わってしまえば、もう進む先がありません。今日は甲子園大会も終わり、昼間は何の楽しみもなく虚無感を感じている方が多いと思います。

この夏も高校野球児は全国の日本人に元気を与えてくれました。炎天下の下、球児のひたたる汗の勇姿を見るだけでも元気をもらいます。毎日、人生の貴重な日々だと思えば、自分の好きな事を見つけて打ち込む時間を作った方がいいと思います。さらに毎日、誰かと話をすることです。先の事も過ぎた事も考えず、ただ今だけのことを考える貴方だけの瞑想の時間を作りましょう。そして、コーピングを始めてみましょう。
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たわ言

2017-08-24 08:53:25 | Weblog
毎月、日経の私の履歴書を拝見して大変勉強になっています。政官財のどこで生きようとも、人間として果たす役割は根底のところであまり変わらないように思います。然し乍ら、最近の政治家の言動を拝見しますと、日本の将来に一抹の不安を感じたりすることがあります。たまたま高村自民党副総裁の記事を毎日拝見する機会に恵まれましたが、資質も含め人間的な懐の深さをも感じます。政治家としての人材には、もっと日々研鑽を積んで頂くのと、単なる知識人ではなくて、知恵と人間力のある人物を選んでほしいものです。
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否定は壁

2017-08-22 19:30:09 | Weblog
本日はある冒険家の講演を聴きました。テーマはその中で話された骨子とも言えるものです。人は皆、幼い時から将来の夢があります。夢の実現には様々な難所がありますが、乗り越えるには、決して否定的な言葉を吐いてはいけないという事です。否定することが自分の可能性に壁をつくるのだそうです。三十代の若い冒険家ですが、困難にめげず七回もエベレスト登山に挑戦されて夢を実現された方らしく、言葉には本心が溢れていました。

途中、客席で立たされて、えんぎ隣の人とジャンケンで勝った方からお互いに夢を語るという実験がありましたが、私の同世代らしきお相手は東京マラソンを走ることが夢と話されたのに、私は自分の夢は何かという突然の弾みに言葉が出ませんでした。若い頃と比べ冒険しなくなった私は、若くても年老いても夢を抱くことの大切さを学びました。よし、できればミニセスナ機で大空を飛ぶぞ〜という目標が夜、お客様と話しているうちに浮かびました。

考えてみると、自分の可能性を求めるならば否定して壁をつくらない事です。人の能力の違いは中々変えられませんが、肯定的な気持ちで行動すると幸せな場面にも巡り合うのです。色んな人の話に耳を傾けると違った人生の生き方の知恵が浮かびます。人真似しなくても自分を信じて否定しない人生を歩みたいものです。これから五年目標で、残った社員の皆さんに夢を与えることができれば幸いですし、それが私の第二の夢かも知れません。できるだけ壁をつくらないようにして行きます。
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夏の甲子園

2017-08-21 13:25:32 | Weblog
今年の夏はゆっくり夏の甲子園をTVで観戦しました。高校野球の面白いところは、実力的に強いチームが必ずしも上位へ勝ち上がるとは限らないことです。でもトータル安打数が少しでも多いチームに、出来れば勝ってほしいというのはあります。すべての試合を見たわけではありませんが、例えば、九州勢同士のベスト8を競った鹿児島の神村学園と大分の明豊高校の試合や大阪桐蔭高校と仙台育英高校の試合などは、結果が誰にも予想がつかないくらいの試合だったのではないでしょうか。

気持ちでは勝たせてやりたい高校があったとしても、負けた高校の気持ちを察すれば可哀そうになるのが普通です。でも監督さんはどなたも相手の強さを素直に褒めていましたし、自分の高校の選手に対しても励ましの言葉を述べていました。他のスポーツも同じでしょうが、特に高校野球の場合に限って言いますと、甲子園に出場するだけでも大変な栄誉だと思うのです。一度は甲子園に出たいというのが高校野球球児の憧れですから、高校球児にとって甲子園で試合をすること事態が人生における良い勉強の場にもなる訳で、彼らには大変大きな経験だと思います。

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若さを保つ

2017-08-10 18:12:23 | Weblog
この歳になると、同級生も同窓生も友人も若い頃と比べて活力も落ちており、中々誘うのが色々個人的な事情もあり難しくなります。ある年齢以上になると人は若さを保つ工夫が必要です。私はなるべく若い社員と食事をしながら話を聴いたり喋ったりするようにしています。毎年、入社してくる社員と話す機会があれば、年齢に関係なく精神的な若さを保つことが可能です。サラリーマンが会社を退職すると、若い人との接点も無くなり急に老けることがあります。その意味では社長として毎日若い社員に囲まれて接することができるのは、同世代でも恵まれた環境にいると思います。
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発想の転換

2017-08-10 13:11:58 | Weblog
今、あらゆる業種で人手不足が叫ばれています。医療、年金、介護の財政支出が今後の課題となっていますが、一度、長期的な経済全体の展望を考えて、年齢に対する発想の転換をしたらどうかと考えます。昔「古希稀なり」と言われた70歳は、現代で言うと90歳くらいに相当するのではないでしょうか。女性の平均寿命も88歳、男性が81歳というように、医学の進歩で平均寿命は確実に伸びています。未病化が進み、元気で活動すれば人生100歳の時代も不可能ではないのです。であれば、少なくても70歳までは年金に頼らず働く時代に社会が導いていくべきです。さもないとこれからの世代が高齢者の財政負担を担っていくことは困難となります。

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