人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

人生20代が勝負

2016-12-08 13:23:07 | Weblog
昨日はたまたま帰宅が早かったので、BSプレミアムの「田中角栄」特集番組を見ました。今年なぜこれほどまでブームになったのか分かりませんが、火付け役は石原慎太郎氏の著作品「天才」だと思います。かつて故中川一郎氏とともに青嵐会に所属して、角栄批判の急先鋒であった石原氏が称えるとあって爆発的に売れたようにも考えられます。田中角栄は実家が貧乏のため中学にも行けず高等小学校卒で働き始め、やがて土建会社を経営して後、政界へ20代で進出したのです。おそらく、20代は成長盛りなのでシャカリキになって働いたのだと思います。

考えてみると、私も現在の自分があるのは20代の頃に負け犬魂でシャカリキで働いたからではないかと考えるのです。学校を卒業して就職したらあっという間に20代は過ごしてしまいます。ですから何でも我欲に吸収することが可能な20代は大いに企業社会で羽ばたいてほしいのです。失敗もドンドン経験して若い内に仕事のコツを覚えるのです。人脈づくりも周囲が先輩ばかりですから、学ぶことも多いし、いろんなことを教えてもらえます。お客様とも若いときに知りあっていれば、やがてはお客様の中のどなたかが将来出世して、自社にとって大きな取引先となることもあり得るわけです。20代は兎に角、人生の勝負が決まる時期でもありますので、前向きに精一杯努力してほしいと思います。
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