人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

年末に際して

2022-12-28 16:55:02 | Weblog

 今日で仕事納めです。久しぶりに業界で頑張っている元社員や知人に電話をしました。もう長年にわたり時々連絡を取り合っていますが、錚々たる会社を渡り歩いて活躍している彼らにはいつも良い刺激を受けます。IT業界で自分の実力を伸ばしつつ働き続けることは簡単なことではありません。現役で仕事を続けることで技術の変化への対応力も身に付きます。私が若かりし頃の元社員や知人ですから実力も相当なものです。

振り返ってみると、私も彼らも若い頃は弊社の規模も小さく、残っていても彼ら自身は成長しないだろうと新天地へ転職して行ったのですが、私自身が経営者でなくて社員の立場でも同じ行動を取ったと考えます。経営者も成長しなければ会社は良くならないし、彼らも成長を目指して転戦するのです。お互いに成長しなければ人付き合いは途絶えてしまいます。一時(いっとき)でも一緒に釜の飯を食った者同士はお互いに心が通じ合えるものです。

私も若い頃には別業界で育ったのですが、多くの先輩や同僚はすでに引退してしまい縁遠くなってしまいました。その点、IT業界では新卒者からベテランまで付き合う人材の幅が広いので人間関係の構築づくりに助力を得ています。2023年もまた新たな関係が生まれることを願っています。それと合わせて仕事と離れた家庭にも恩返しをしなければなりません。人生は一度だけですから一日一日を大切に過ごしていきたいと考えています。来年もよろしくお願いいたします。

 

 

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音声SNS

2022-12-27 16:20:56 | Weblog

コロナ禍でマスクを着用するようになって丸3年近くなりますが、マスクもすっかり服装の一部になっています。噂ではマスク着用に肯定的な女性も多いようです。どちらかと言うとマスク着用もそろそろ面倒となり否定的なのは私だけではないと思いますが、果たして来年はどのような景色になるのでしょう。コロナも簡単には収まらないので来年もマスク着用は続くことでしょう。

一方、オンラインでの会議は顔を出さない人が多いと聞きます。ZOOMの使用は完全に浸透しましたが、マスク同様に顔を出したくない人もいるようです。確かに会議でも視線がピッタリと合うわけでもないので相手の顔を眺めるだけということもあります。中には自分の写真を背景画像にしている人もいますが、顔を直接に出さないのと変わりないのです。

ある方が話していましたが、これからは音声SNSの時代になるのではないかということです。人と会う機会が楽しみになれば頻繁に相手の顔を見なくても用事は果たせます。私もClubhouseの環境に触れて1年になりますが、顔を出さなくても全く違和感はありません。ある女性の方がシャワーを浴びたばかりでルームに参加できるので大変便利だと話していました。

年末に難しい政治や経済の話は控えまして、ありきたりの感想を述べさせていただきました。コロナ禍が齎した人々の様々な生き方が今後どのように変化するのか不明ですが、人々の幸せに繋がることを期待したいもんです。今年も静かに年末を迎えて、静かに年明けが到来することになりますが、新年を迎えての開放感だけは味わいたいものです。

 

 

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今年の振り返り

2022-12-26 17:07:35 | Weblog

今年も残り僅かとなりましたが、今年1年を振り返るのも良いと思います。私自身の仕事を除いた今年1年で楽しかったことを振り返りますと、①唐津城、名護屋城址を訪れた②北海道マラソンに娘を応援に出かけた③サッカーW杯の観戦④新しいワンちゃんがやって来た、以上の4点が特に今年のイベントとして印象に残っています。すぐに思いついた点ばかりですが挙げてみました。

日々、雑事に追われてあっという間に1年が過ぎてしまいますが、1年の計を立てる前に今年のおさらいをしておきたいものです。例年と全く違った1年を過ごした中で、Clubhouseという音声SNSを早朝から1年間聴き続けてきたことはとても有意義なひと時でした。ほとんどリスナーーとして参加しているだけですが、ルーム運営者にはしつこさで覚えられていると思います。

さて来年はどんな1年になるだろうかと大変楽しみにしています。先ずはコロナ禍で会っていなかった故郷の友人たちと久しぶりに同窓会を開く予定です。それと大阪マラソンに応援に出かけます。さらに友人と二人でドライブで3泊4日の温泉巡りの予定です。まだまだ来年の予定を考えるのは早過ぎますが、元気で働きながら合間を見て様々なことにトライしたいと考えています。

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2022-12-23 17:25:20 | Weblog

学生の頃は将来の夢(妄想に近い)がたくさんありました。教師、外交官、裁判所勤務、鉄道マン、記者、政治家、パイロットなど実力もなく、身の丈に合わないような職種に憧れていました。そこには職種に応じた共通点があり、人と直接触れ合う仕事だったように思われます。残念ながら憧れの仕事で終わってしまったのですが、教職だけは最後まで粘り気をもって取り組みながら中学・高校の免許は取得しました。

しかし折から時代が悪く中・高教員の採用は厳しく、大学卒業後、一旦、民間企業へ就職してさらに通信教育の大学へ入学して小学校教員を目指しました。結局、就職した会社の仕事が忙しく大学を卒業を前にして教育実習科目など受けずに教員の志望を断念したのです。同僚は皆校長まで勤め上げて現在は悠々自適に過ごしていますが、今が自分にとって最終的に良い人生だったのかわかりません。ただ今でも働けていることは幸せだと感じています。

 

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実像

2022-12-22 18:13:34 | Weblog

私も結婚して45年になりますが、漸く夫婦でいる時間も増えて参りました。働き盛りの頃は深夜に帰宅することも珍しくない時代が多かったのですが、当時は子どもに手が掛かる上で家事や子育てに疲れて帰宅時は既に寝ているような家庭でした。多くの同世代の方々も同じ経験をされたと思います。現代は祝日も多く、仕事に支障がなければ気兼ね休暇も取り易くなったので自分で自由に使える時間も増えたのではないでしょうか。

でも働いている人たちの幸せ度はどうか申しますと疑問符がついたりします。若い頃は月に2,3日しか休みが無かったのですが、少ない休みを家族ともども十二分に楽しんでいました。現代のように休みが多いと時間の使い方の工夫は様々なので、よりクリエイティブな生活ができると考えます。折角の人生なので、若くて体力があるうちは仕事も余暇も大いに楽しんだ方がいいと思います。

家で過ごす時間が増えたので、家事を手伝うことが多くなりました。妻から日課のように頼まれるのは布団の上げ下げ敷き、掃除機かけ、風呂掃除、トイレ掃除、食器洗いで妻は嫌いなようですが私自身はまったく苦になりません。得意不得意がこんなにも違う夫婦もいないのではと思うくらいです。星占いも毎日反対で性格も全く逆、似ているところはどこでしょう。唯一似ているのは有名人の好き嫌いでしょうか。

 

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市場金利の動静

2022-12-21 17:41:39 | Weblog

日銀が金融緩和を継続した結果、内外との金利格差が開き、為替が円安になり輸入物価にの高騰に跳ね返る事態となりましたが、年末にきて日銀が金利を上げるのではないかという機運が出ています。銀行業界にとっては利幅が得られるので歓迎でしょうが、住宅金利等が上がることになれば借り手も新規購入者にも影響が出てきます。当然、企業の金利負担も増えるので収益にも影響します。

個人的な意見ですが、あまりにも長期に金融緩和を続け過ぎ、大量の低金利の貸し出しを続けてきた印象があります。借り過ぎると景気が良くない限り返済がきつくなります。国がコロナ禍で貸し付けた多額の返済は回収も容易ではありません。無担保無保証の貸し付けは不良債権化する可能性があります。

財政支出で景気を底上げすることができれば企業収益が上がり借入金の返済も可能となりますが、企業収益が上がらない限り返済の厳しさは継続します。2023年はコロナ禍も収まることを前提に企業収益を上げるように成長戦略を描かなければなりません。デジタル化が齎す企業間格差はさらに開くものと考えます。

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明日への期待

2022-12-20 17:09:27 | Weblog

年末は様々な方と久しぶりにお会いしますが、お互いに笑顔で挨拶を交わすこの時期は日本の昔から変わらぬ商習慣と言いながら大切なことだと感じます。ビジネスの世界では年末年始にリアルで人と顔を合わせる機会が多いのですが、一方の知人の方から届く無言の欠礼状とはまさに世界が対照的です。人間の運命も変遷する世の中と同様に先行き不透明なものですがなるべく逆らわずポジティブに生きていきましょう。

今年も様々な悲しい事件が起きましたが、人間がこの世に存在している限り様々な事象が起きることは避けられません。しかし今回のようなサッカーW杯のように世界中が歓喜に沸き、感動の渦が世界中に行き渡ることで、悲しさもいくらか打ち消されて軽減されるのではないでしょうか。これまで長年にわたりスポーツは平和の祭典だと言われてきました。正々堂々とスポーツの場で汗を流して戦うような明くる年の政治が行われることを祈ります。

 

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ジンクス

2022-12-19 16:40:52 | Weblog

 1980年1月に創業した弊社は2023年1月で43周年を迎えます。思い返しますと長い社歴の中で経営危機は何度も訪れました。脳科学的に結婚も7年目に危機を迎えると言われています。同様に会社も同じようなものだと私は個人的に感じてきました。弊社も1987年に経営危機が訪れたことを今でも鮮明に記憶しています。そして1994年にまたも経営危機が訪れました。

バブル崩壊を含め、経営危機のどん底から漸く浮上し再スタートを切ったのが1996年です。その後もネットバブル崩壊やリーマンショックや東北大震災などがありましたが、どちらかというと脳科学的以外の外的要因による経営の危機でした。外的要因による危機はどこの会社にも共通するものなので致し方ありません。しかし脳による7年周期で起きる危機が重なるともっと深刻です。

つまり脳は7年毎に飽きるようです。7年までは新鮮味と緊張感もあり結婚でも経営でも危機的状況は訪れないのですが、どうやら7年が過ぎると離婚や倒産の危機が脳科学的に起きるようです。迷信に違いはありませんが、常に心していれば家庭も会社も7年目の危機を乗り越えることができると考えます。脳科学的に人間は物事に飽きる時が来る、それは7年目のジンクスのようです。

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2023年の予想

2022-12-16 21:03:28 | Weblog

どうやらアナリストの予想通り2023年は世界的に厳しい経済の年になりそうです。何度も話していますが、米国をはじめ主要国がインフレ対策で金利を引き上げているからです。金利を引き上げれば金融引き締めで企業が不況に陥るのは通常の論理です。

一方、我が国はひたすら金利を上げずに企業を不況から守ってきています。為替が円安で内外価格差が開いてインフレをもたらしていますが、内需経済がしっかりと景気を支えているのです。海外で労働者のデモが起きているのもインフレが酷いからです。

米国や英国のように高いインフレが続くと金利を上げることで貧富の差がさらに拡大します。日本が低金利で耐えられるのは、主要国に比べ日本の金融機関の経営がしっかりしているからだと考えます。主要国でバブル崩壊が起きないことを祈るばかりです。

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潜在能力

2022-12-15 17:05:25 | Weblog

「言うようにはならない、するようになる」これは我が家の子育てにおける考え方です。と言っても幼少時の子どもには言って聞かせることが多いのですが、子どもも親の言うように中々ならないものです。つまり親のするように子どもも自然と行動を見習うということです。ですから、あれやこれやと指示しないで自主的に行動できるように仕向けるのです。

日本が諸外国に比べて競争力や賃金が落ちてきた原因の一つにも、上から一方的に指示・教育して人を育てるという歴史が長く続いたからではないでしょうか。教育は一様に教え育てることではなく、個々人の個性を踏まえて潜在能力を引き出すことだと考えます。親が見本にならないような行動をしながら子どもが言うようになるわけがありません。

実は私も長年の経営の中で、社員も大人だから自分で考え行動することで成長することを近年実感してきたのです。全社員が自主的に自律性が身につくことで業績は自然と改善されます。どうしたら給料をもっと払えるようになれるかという課題の解決は、自主的で自己責任を担える社員の育成しか近道はないと考えます。お蔭様でそのように徐々に社員が変化している気がします。 

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