人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

隙をつくらない

2021-07-30 10:26:11 | Weblog

オリンピックに出場するだけでも普通人にとっては超越した出来事ですが、各試合を観ているとビジネスにも共通するヒントが得られます。オリンピックには魔物がいる言われるように、世界ランキング1位の選手といえども勝負に負けてしまうことがあります。つまり選手は頂点に立つと、ライバルがオリンピックで勝つことを目指してコツコツと研究してきた闘い方に、トップであるがために気づかないで隙をつくってしまう事があるのです。油断大敵という言葉もある通り、頂点に立ったとしても相手から見て隙をつくらないことが肝要だと思います。ビジネスの世界でもライバルは常に敵を研究し尽くして本番に負けないように鍛錬を積みます。トップは周囲から常に注目される存在なので気を抜かない(隙をつくらない)ことが大切であるとともに、自分を敵とみなして客観的に研究することも大事なことだと思います。勝敗は紙一重でちょっとしたミスがその後の展開に影響を与えます。こういう私は隙だらけですので、この事を教訓にしたいと思います。  

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DXへの課題

2021-07-29 16:13:17 | Weblog

先日、某メーカー傘下のオンラインによる集まりで、ベンダー企業間でDXについてのディスカッションをしました。小規模ユーザーがDXに踏み込めないのは、これまでベンダーへシステムの丸投げによって、自社のIT技術者が育っていないという現実があるからです。経営者は社内にDXの号令を出しても、実際に会社の業務全体を掌握して、DXを推進する人材がいないとの事です。しかし現実的には、まだ多くの小規模ユーザー企業では業務のデジタル化やペーパレスがほとんど進んでいないのが現実です。遅れていることは、これから業務のデジタル化の余地が大きいとも言えます。焦らないで、先ずはテレワークで業務が遂行できる環境から始めてみると自社の色々な課題が見えてくると思います。

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スポーツの力

2021-07-28 09:25:19 | Weblog

連日、世界のアスリートによる五輪の闘いをTV観戦していますが、彼らの奮闘がコロナ禍で深刻さを増している世の中の閉塞感を感動で吹き飛ばしてくれているような気がいたします。また五輪という4年に一度のスポーツの祭典は各国同士の熱闘が続きますが、国内が平和だから開催や参加も可能なのです。新型コロナ感染が続く最悪の事態での五輪開催ですが、今回のアスリートたちの足跡が互いの国を尊重し合う絆の大切さを、後世にきっともたらしてくれるものと考えます。五輪開催に賛否両論があることは否定できませんが、やはりスポーツの力が人々に与える影響は凄いとつくづく思う次第です。

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WEBマーケティング

2021-07-27 18:33:15 | Weblog

オンラインが当たり前になって、あちこち動き回らなくても多くの外部情報を入手できるようなりました。しかし、その後の会社への問い合わせが増えて混乱するケースが時々あります。そのような理由もあり、以降は無料のセミナーも主催者を選別して申し込むようにしています。発信者からすると営業マーケティングをしているので、セミナーの受講者は有力な顧客の候補となるわけです。これからは外部に対してのWEB広報が更に重要になると思います。中小企業も含め、企業のデジタル化が必要とされるのは、外部への発信失くして事業の販路は広がらないからです。WEBサイトは今ではどこの会社でも普通に持っていますが、ここにも工夫がないと集客効果は薄れます。人手の少ない中小企業が生き残るには、WEBマーケティングに如何に注力していくかではないかと思います。言葉の壁もいずれ近いうちに自動翻訳によって無くなることでしょう。世界をマーケットに日本のあらゆる中小企業はもっと販路拡大に積極的にチャレンジすべきだと考えます。

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五輪開幕

2021-07-26 11:52:41 | Weblog

先週は22日への「海の日」の振り替えから23日の「スポーツの日」そして土日と、いつもの連休より印象的に長く感じました。開催前から喧々諤々の賛否両論が際立った今回の五輪開催でしたが、57年前の1964年東京五輪も、同じような反対意見が国民の間には多かったようです。当時の日本は池田隼人内閣で所得倍増計画の下、高度成長へまっしぐらに走っていた時期でしたので、東京五輪後には景気の反動で大不況が到来して企業の倒産や多くの失業者も出たようです。その反省もあり、ロンドン五輪頃から各国でも大会後の不況対策が考慮されてきました。我が国も新型コロナ対策から五輪へ拠出と財政支出はかなり増えましたが、大会後に景気の反動で不況に陥る可能性はかなり低いと思われます。政治はアフタ―五輪でどのように日本経済を将来的に元気づけるかが問われてくると考えます。

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環境

2021-07-21 17:37:41 | Weblog

 家も新築、オフィスも新天地でリニューアルにて再スタートというのは本当にいいですね。本日も久しぶりに副都心新宿まで出かけましたが、実は某取引先の新本社ビルへの訪問でした。コロナ禍以降は各会社の働き方が大きく変動して、本社を移転したり、事務所を縮小したりと、テレワークを主体にして、以前は考えも及ばなかった社員の勤務に適合したオフィスづくりが流行っています。弊社も本社のオフィスを社員がフリーアクセスで自由に使えて、尚且つ集まりたくなるような快適な空間づくりを目指しています。私の自宅も家内のアイデアで若い時から模様替えを頻繁にしてきた経験があります。少しでも室内環境を変えると住み心地が一番と良くなるものです。自分たちの使うオフィスも定期的に模様替えを行い、より使い易く工夫すれば居心地が一段と変わるものです。これまでの長年変わらなかった通勤時間も日本の労働生産性を下げていたとも言えます。工夫が足りなかったことをコロナ禍が気付かせてくれたと思います。これからの人生も「災い転じて福となる」ようにしたいものです。

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オンライン飲み会

2021-07-20 17:15:31 | Weblog

 本年度になって金融機関の情報に依りますと、巷の中小企業各社の業績にも回復の兆しが出ているようです。先月の6月に親しくしている県内の地元企業4社で、オンライン飲み会を半年ぶりに実施しました。4社の業種はソファー家具製造販売業、ステンレススチール製造業、経営コンサル業、そして弊社IT企業です。先ずは20年度決算の状況を順番で発表しましたところ、1社は巣ごもり需要の拡大により利益が前年の2倍以上出て決算賞与を出したり、他の会社もコロナ禍の影響で業績は厳しいと予想していたところ、年後半には受注売上が増えて前年以上に利益が出たりして、コロナ禍にも関わらず4社の業績は共に堅調のようでした。おそらく今年度は日本経済も回復の見通しだと思われますので、引き続き各社とも業績が向上するのではないでしょうか。半面、サービス業の皆さんは大変な困窮状況でありますので、日本経済全体の底上げを図るためにも、少しでも元気な業種にいる我々自身が踏ん張らなければならないと考える次第です。

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隣国

2021-07-19 18:56:43 | Weblog

 今日のニュースで韓国のムン大統領が五輪開催日に合わせた訪日を見送ると発表されたようです。また昨日もニュースで選手村の建物に韓国選手が反日的な横断幕を掲示したことが問題となりました。2002年にはFIFAワールドカップで初の日韓共同開催が行われたにも関わらず、日本政府と韓国政府はお互いに信頼関係が未だに構築できていないようです。中国とも韓国とも民間レベルでは古くから親交があるのですが、政治の世界ではお互いに対話をしようという空気さえ感じません。政治家同士が何故うまく交流できないのか未だに不思議な思いです。信頼関係があれば、自国の教育でも相手国の歴史文化を研究して知ることで、お互いに尊重する姿勢が生まれると思うのです。相手を非難ばかりしていても、親交が深まるはずがありません。もっと相手を尊重し未来志向で首脳同士が接触する努力をしてほしいものです。隣国同士だからです。

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モダナイゼーション

2021-07-16 17:23:28 | Weblog

あるIT研究会で、日本のレガシー(過去の・古い)システムが何故モダナイゼーション(近代化・現代化)できないか、というテーマで議論がありました。原因はモダナイゼーションすることが主目的になってしまい、肝心の現状が変わらないのではないかという事でした。新しいテクノロジーに対していくら興味があって学んでも、目指すべき明確な目標がなければモダナイゼーションの実現は難しいのです。レガシーシステムから脱皮できないのは、官公庁や民間企業に戦略を練るCIOの存在がなく、ベンダーに頼るケースが多かったからではないかと思います。でも我々はこれからの変化に期待しています。

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アンコンシャス・バイアス

2021-07-15 18:34:24 | Weblog

日本のジェンダーギャップが、OECD諸国の中で際立って目立っているのは現認されているところです。それは日本社会に根付くアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)が古くから引き継がれているからではないかと思います。弊社でもこの問題を意識して日本社会を変えるために日々挑戦しているつもりです。特にIT業界では男女間の能力差は全く存在しません。つまり私たちの仕事は頭脳労働が主だからです。今後デジタル社会が進化すると、様々な業種でロボット化や自動化によって重労働というものも少なくなります。それを支えるのがIT/ICT業界ですが、女性の活躍がこれまで以上に強く求められていると考えています。コロナ禍でテレワークは普通となりましたが、我々の業界では女性に働きやすい環境を与えるチャンスが到来したと厳しい中で前向きに捉えてきました。欧米に追い付くにはアンコンシャス・バイアスという古い考えや慣習を打破しなければなりません。

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