人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

エンターテインメント

2017-03-31 15:12:59 | Weblog
5年前まで17年間、新横浜にオフィスを構えていました。時々帰宅する時、新横浜駅で人混みでもみくちゃにされる事がありました。我々の帰宅と逆方向に、夜のアリーナや日産スタジアムへ向かう人の多さにはいつも驚きました。Jリーグの開催は何となく気が付くのですが、アイドル関係のエンターテインメントは流行が我々には中々掴めません。

時々テレビでコンサートの状況を知るだけですが、アイドルを取り囲む多くの若者の情熱や元気さを、もっと社会的に活かせないものかと考えたりします。我が家の老妻も、三代目とか何とかがテレビに登場すると、テレビに食い入るように見ています。私はまったく興味がないのですが、アイドル産業の仕掛けには、ビジネス社会としても学ぶべきところがあるようです。

これから企業が生き延びていくには、顧客がこれまで見たことのない提案を、自らのリサーチを通して仮説を立てて、新しい市場を創り出していかなければならないと思うのです。弊社も漸く社員がそれぞれに行動し、ニュースソースを全社的に展開して、社員が情報を共有してくれるようになりました。若い感性を何とか自社のビジネスに繋げていきたいと思います。

今朝のテレビで宝塚音楽学校の合格発表の光景を映していましたが、ビジネスも宝塚のような若者が永遠に憧れるような存在になれば、産業としても伸びるだろうなと考えた次第です。これからは企業も、体質的にエンターテインメント性を一部では兼ね備えた要素が必要ではないでしょうか。日本企業が再生する為にも。
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心機一転

2017-03-30 18:19:00 | Weblog
私はこの言葉が大好きです。3月も終わり、4月から会社も新年度がスタートします。今年度は会社としても色んな勉強をしました。今年度のあらゆる経験を糧として、来年度は心機一転して更なる飛躍を目指して会社経営に頑張ります。天候もこの数日やや冷え込みましたが、本格的な桜の開花の時期も目前です。4月3日の入社式の頃には1分咲きとなるでしょう。初々しい新人がまた多数入社してきます。2017年度を明るいムードでスタートを切りたいと思います。4月は正に心機一転の気持ちです。
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仏様か観音様か

2017-03-29 10:55:42 | Weblog
我が家の次女が中々結婚しないので、親としてはちょっとした悩みです。紹介も含めいろんな方とお会いしているのですが、中々彼女が妥協しないようです。こっそり家内と話すのは、誰に似たのか潔癖症で、しっかりし過ぎた娘なので、仏様のような相手の男性はいないかということです。そう言う私も仏様のような人間でなく、寧ろ家内の方が観音様のような人物ではないかと夫婦で話しています。夫婦はお互いに性格も違うから面白味があるのです。

結婚は相性です。一方の女性がシャキシャキしていると、他方の男性は仏様のようなカップルが合います。逆に男性がジッとしていない場合、相手の女性は仏様のような人が相応しいと思います。我が家はどうやら後者の方です。夫婦はお互い持ちつ持たれつ補い合うことで生活が成り立ちます。昨今、世の中では離婚率が増えているようですが、離婚で失われたり、犠牲になることも多いので、多少の事は我慢すべきですが難しい時代です。

先週、社員同士の結婚式に参列しましたが、本当にお似合いのカップルでした。我々の時代のように、お互い我慢しなくても実に相性のいい夫婦のようでした。小さな会社ですが、今では社員同士で結婚してくれる事は嬉しい限りです。世の中は働き方改革で、子育てを含め、夫婦が協力して仕事をしながら家庭を営める時代です。全てにおいて男女同権で、近年は素晴らしい時代になったと思います。
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生い立ち

2017-03-29 09:31:46 | Weblog
高校時代には英語と数学が特に好きだったので、将来は英語か数学の教員も視野に考えていた時期があります。残念ながら国公立の大学受験に失敗し、残念ながら希望は叶わず、結果的には、当初は全く希望しなかった文系を選択し、しかも難しそうな法学部に入ったのです。しかし、在学中も教員の志望は捨てきれず、大学で社会科の教員免許しか取得に至りませんでした。

でも当時は残念なことに教員採用の枠は全国的に狭く、社会科教員の受験は募集が無い自治体もあり結果的に断念したのです。その後、取りあえず生活するために、どこでもいいからと就職した次第です。就職してから小学校教員を目指そうと、大学の仲間同士で通信教育の大学へ入学しました。仲間は無事に小学校課程を卒業し、みんな小学校の教員になりましたが、私だけ音楽の実習に行けず卒業できませんでした。

なぜ今回こんな話をするかと申しますと、今朝の4時からのラジオ深夜便に、大杉正明(清泉女子大学教授)という明学大出身で有名なNHKラジオの英語教師がゲストで出演されていたからです。昭和22年生まれの大先輩ですが、その方の生い立ちが何となく自分に似ていたから、とても共感を覚えたのです。グーグルで検索して顔を見たら何となくNHK番組でお見かけしたような気がしました。

早起きしてラジオ深夜便を聴いて以来、いろんな方を知ることができて本当に良かったです。
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運命

2017-03-28 02:22:17 | Weblog
人の運命は一瞬にして変わります。昨日も栃木県内のスキー場で、訓練中の高校生の集団が表層雪崩の犠牲となり、1人の教師を含む7人の高校生が心肺停止後に死亡するという事故が起きました。朝は元気に自宅を出ても、事故に巡り会うことも運命と言えば運命です。子どもを持った親であれば、かけがえのない我が子の尊い命が、例え自然環境といえども奪われたことに後悔の念は一生尽きません。

だからこそ、日々のありきたりの生活や今ある命を大切にしなければならないと思うのです。人間同士が生活していれば、お互いに多少の不満や憤りはありますが、そんな事は大したことではないのです。将来のある善良な高校生たちの不運な事故死には、あまりにもお気の毒で、痛々しい運命だとしか表現のしようがありません。明日は我が身で、毎日何が起こりうるか分かりませんが、危険と思われる行動だけは気を付けたいと思います。

この度、亡くなられた皆様には心からご冥福をお祈り申し上げます。
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脳ドック

2017-03-27 17:03:09 | Weblog
今年の初旬頃、肩こりとともに、頸部から頭部にかけて軽い頭痛のような症状があったので、1月に単独脳ドックを申し込んで3月に受診しました。実は3月の検診時には症状も無くなっていたので、当初予定していた9月の人間ドックとのセットでも良かったのですが、「善は急げ」方式で、脳ドックのみを切り離して今回申し込んだのです。

脳ドックの診断結果は、お蔭さまで3年前とほぼ変わらず、脳にはまったく異常は見られないという医師からの報告でした。軽い頭痛でつい心配してしまいましたが、原因は首を曲げた姿勢でスマホばかり日常使っているからのようです。家族からも毎日のように注意されていましたので今は反省しています。健保では脳ドックは50歳以上を受診対象にしていますが、重要な健康診断の一つでもあります。

短期人間ドックは40歳以上が対象ですが、人もそれぞれ健康数値が違ってきます。中年になると健康被害もなかなか治りにくくなりますので、20代、30代において日常の健康管理が如何に重要かが分かります。健康であれば食事制限も薬の投与も必要ありません。体調が思わしくない時は早めに医師に相談することをお勧めします。今回、私も脳ドックで異常が見つかりませんでしたが、それはたまたま運が良かったのだと考えています。

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腹八分

2017-03-24 09:01:36 | Weblog
「腹八分に医者いらず」と言います。私も生来貧乏性なので、どうしても食事を腹一杯食べるような癖が長く続いていました。若かったら多少の食べ過ぎでも明日の活力源となりますが、歳を取ったら積年の食べ過ぎは身体に災いをもたらします。毎年一回は人間ドックを受けますが、現在のところ常用する薬は、外科的なアレルギー性の鼻炎薬以外の内服薬はありません。

さて、私が此処で言いたい「腹八分」とは人間の欲望のことです。利己主義に陥れば人間の金銭的欲望は尽きません。しかし、どんなに貯め込んでも墓場まで金融資産を持っていくことはできないのです。ならば自分の為に使うか、あるいは人の為に少しでも使えば心の満足が得られます。本当の幸せには自己満足もありますが、人に喜んでもらうことではないでしょうか。

実際、そんな余裕はないと言われるでしょうが、世の中の貧富の差をみても不平等は現実で、自然災害や個人的な事情で日々の生活もままならない人も少なくないと思います。富裕層の方々が少しだけ「腹八分」の人生を送ったら、もっと世の中の隅々に支援の輪が広がるものと考えます。「隣の芝生が青く見える」のは人間の自然な心かもしれませんが、「腹八分」で健康でいられる事の方が一番の幸せだと思います。
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卒業式

2017-03-23 09:04:09 | Weblog
先日、私のような分際が出身大学の卒業式に招かれて、ひな壇の学院長や学長の後ろの2列目に座らせて頂きました。生まれて初めて大学の卒業式を充分に堪能でき、大学側から素晴らしい機会を戴きました。式の後半に実施された学生への表彰の授与も任されましたが、このような場面は会社でも時々経験しているので問題ないのですが、最近の若い人たちの名前のふりがなは、どうしても付箋なくしては読めませんでした。

小・中・高校の卒業式では、校歌のほかに「仰げば尊し」の唱歌など、感涙にむせぶ卒業シーンも見られますが、大学の場合は待ちわびたところがあるのか、喜びあり、笑顔ありで、ちょっと雰囲気が違っているような感じでした。女子学生はほとんど振り袖姿なのも大学らしいですね。学院長や学長、学部長が帽子にマントを羽織っているのはミッション系の大学だからだと思います。

式が終了して卒業生を囲んでの懇親会では一言挨拶をさせていただきました。先日のブログで当日の原稿を投稿しましたが、多くの学生さんも式が終わって緊張が解けていたせいか、多少ザワザワとした中での挨拶となってしまい、聴いている学生諸氏へ充分に届いたかどうかは分かりませんが、教授の方々からはコメントまで戴き、この場で話ができて本当に良かったと思います。
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彼岸

2017-03-22 12:50:42 | Weblog
最近、彼岸が過ぎたにも関わらず気温の寒暖の差が激しいようです。本日は昨日とは違い快晴で気分もすっきりです。ニュースでは早くも東京で桜の開花宣言がなされたようで、来週は愈々行楽地ではきっと花見で盛り上がることでしょう。

ちょうど三連休の20日は彼岸の中日でしたので、久しぶりに仏壇の掃除をし終わると、ご近所の団子屋でおはぎと団子を買ってきて供えました。彼岸には何となく団子を食べたくなるので、先ずは仏壇へとなるわけです。

我が家の仏壇には私の祖父母と父の位牌があります。母は離婚しているので特に位牌はありませんが、時々時期を見て福岡ある納骨堂へ一人で参っています。最近、家内の父親が亡くなりましたが、仏壇を増やす事も出来ないのでカウンターに写真立てて仏壇もどきにしています。毎日、お茶とお水を供えるのは我々の変わらぬ日課のひとつです。

私は会社でも社長室に神棚を飾って、一年中、榊とお水は欠かしたことがありません。特に意味はないのですが、私自身の毎日のけじめみたいなものです。習慣づけば簡単な事なので特に止める事もないわけです。気候的にも情緒不安定になりがちな天気が続いていますが、静かに手を合わせることで心も落ち着くのではないかと思います。
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同期会

2017-03-20 14:00:08 | Weblog
先週末、かつて8年半勤めた前職の同期会が開催されました。同期の1人が定年で退職する送別会も兼ねて、20名弱の集まりでしたが、入社からすると実に約40年ぶりに再会した人もいました。幸いな事に大半の同期生が私のことを覚えてくれていました。同期と言っても、入社後の新人研修期間後は全国へ散らばるので、入社以来一度も会ったことがないのも当然なのです。

当時、中東のオイルショック後の就職難時代に80人くらいの同期入社でしたが、現在残っているのは僅か30人くらいです。本社勤務の役員クラスとは今でも時々食事をしますが、同期の皆は、休みのない企業でよく今日まで辛抱して勤めてきたものだと敬服している次第です。今ではこの企業も業界で一番の優良企業へと成長しましたが、彼らの頑張りが今日の企業の地位を築いたものだと思います。

私もこの企業を辞めて随分時が経ちますが、止むを得ない事情での円満退職でしたので、今でも快く彼らや先輩・後輩たちが歓迎してくれる事に大変感謝しています。考えてみると、32歳の頃に妻子を引き連れて、まったく違う業界へ飛び込んできた私は、周囲の助言にも耳を傾けない若者で、思慮の足りない無謀な行為としか映らなかったはずです。正に若気の至りでしたが、お蔭さまで今では何とかIT業界で食べれるようになりました。
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