人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

言霊

2018-04-27 09:19:50 | Weblog
人前での発言は大事です。言葉は「言霊」(ことだま)とも言われます。国を率いる政治家や官僚の方が、発言の重要性をどの程度認識されているかは分かりませんが、偉い方ほど言葉を慎重に選ばなければなりません。「口から出れば世間」という格言がありますが、一旦口に出したことは、いつの間にか世間に広がるから、口は慎めという意味です。最近はセクハラ、パワハラ発言についても連日のように問題視されています。政治家の失言はたびたび報道されますが、襟を正す意味でも世間からのバッシングはある程度やむを得ないと思います。私も喋りが上手いほうではないので、相手に伝えるために、出来るだけ文章にまとめて書くようにしています。しかし、人とコミュニケーションを図る上で会話も重要です。言葉遣いが悪いと、人としての品性が問われます。謙虚で言葉は控えめのほうが無難だというのは、仕事柄多くの人に接する私に対して、いつも家内から忠告されている言葉でもあります。ビジネスにおける外部との言葉は、会社の信用上、常に慎重であるべきです。政治外交も重要性では同じではないでしょうか。
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油断

2018-04-26 07:36:50 | Weblog
おはようございます。いつもブログのテーマを探すのに苦心していますが、今日は昨今ニュースになっている事に関連して、このテーマを選びました。普通、人生の教訓として「油断」を防ぐために、「油断は禁物」とか「油断大敵」という格言があります。人間は有頂天になると心に隙ができて、時々過ちを犯すことがあります。有名人ともなると、外部から隙を突く人が知らぬ間に押し寄せてきます。私も若い頃、若気の至りで調子に乗って、失敗した経験が多数ありました。犯罪で人を傷つけてはいけませんが、人を信じて騙されることもよくあります。「油断」が禁物とか大敵と言われるのは、ややもすると深刻な被害者になったり、場合によっては加害者にもなりかねないからです。大事なことは、物事の判断や決断はすぐに出さず、一晩考えたり、周りに相談することです。私も調子に乗りやすく、すぐ決断・実行するタイプなので、慎重で多少足を引っ張るタイプの人を大切にしています。社会人となったばかりの若い皆さんも、どうか「油断」をしないように、これからの人生を歩んでください。
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就職いろは

2018-04-25 11:22:51 | Weblog
時代が変わったのか最近の若い人は、就職での大企業志向が殆ど薄れてきたように思われます。競争に対する諦めなのか、ベンチャー志向なのか判断はしかねますが、学生から見て大企業に対する信用力が一部低下してきているのは事実ではないでしょうか。まだ新卒に関しては一流企業志向は根強いと思いますが、日本の若者の意識も時代と共に変化していくことでしょう。ある意味では今後の日本にとって望ましい姿ではないかと思います。欧米での優秀な学生は、就職先として①ベンチャー企業②大企業③公務員の順ですが、日本の場合は、①公務員②大企業③ベンチャー企業の順で全く違います。日本人の職業選びに対する考えは、人生の目的より手段が優先して、何をしたいかでは無くて、先ず人生設計の安定志向から始まるようです。若い頃の私も同様に大企業志向で、身の丈に合わない就職選びをしていました。大企業勤務も経験し、中小企業を経営する立場だから言えるのかもしれません。結論を申しますと、大企業ほど中小企業の感覚できめ細かく、競争や評価が厳しいということです。でも、厳しさを経験しないと、どこの企業へ行っても通用しないというのは事実です。
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体調管理

2018-04-24 08:44:26 | Weblog
冬季に三寒四温という表現はありますが、近年は気象条件も変化し、異常気象と呼ばれることが多いのも事実です。この4月も突如、初夏の気候のような陽気になったり、10%以上に気温が低下して厚着が必要になったりと、まるで春季の三寒四温のような気候を感じます。気圧の変化が激しく、体調を崩される方も多いと思います。体調が優れないときは無理をしないで、自らの判断で体の回復の時期を待つしかありません。人間は生身なので、ちょっとした精神的な原因でストレスにより、体調にも変化を来たします。自分の体調管理は、自分で気を付けて自分で守らないと、中高年になると健康面でも個人差が出てきます。冒険家の三浦雄一郎さんも、若い頃には不摂生な生活が続いて、不健康がたたり、医師から余命を宣告されるような体になったそうです。それから健康管理と厳しいトレーニングを続けて、遂には世界最高齢の70歳7ヶ月でエベレスト登頂を果たされました。人の健康は心がけ次第で何とでもなる気がします。体調管理をして、大切な人生を少しでも健康に過ごしたいものです。
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プロの営業マン

2018-04-20 17:22:15 | Weblog
私が20年来、時々お会いしている某自動車販売会社のオーナーがいます。27歳で独立して70歳まで社長をされ、現在は79歳で今も現役の会長をされています。本日は久し振りに、お元気なお姿を拝見しに本社を訪問しました。その方とは、今から20年位前に異業種交流会で講演をなさった時、私が座長を引き受けた縁で、それからのお付き合いです。何が凄いかと申しますと、某自動車販売で全国一位の販売会社として何度も自動車メーカーから表彰を受賞している営業マンを抱えた会社だからです。お会いするたびに、全国での講演や営業マン教育の記録をまとめた冊子を戴いてきました。形も性能も殆ど同じような車を、ライバルに負けずに販売する力は、営業マンの人間そのものに懸かっています。何年か毎に店舗を訪ねると、お客様を迎える社員の姿勢が変わらぬ事に感動すら覚えます。如何に自社の営業マンの教育に力を注がれてきたかが分かります。いつまでもお元気で、会社にお顔を出される事をご祈念申し上げます。正に「ローマは1日にして成らず」です。
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人たらしの人

2018-04-19 21:38:02 | Weblog
今日、ある懇親会の場で、成功者には「人たらしの人」が多いと話している人がいました。私は「人たらし」という表現は、あまり印象が良くない意味だと否定的に捉えていたのですが、そうではない意味が多いことが調べて分かりました。歴史上では豊臣秀吉のように農民から這い上がった人物のような生き様を表現しているようです。企業経営者でも驚くような業績を上げて会社を成長させて大成功を収めている人がいますが、その中の人物に「人たらしの人」がいるとのことです。仕事の帰路で意味を調べてみたのですが、ある納得を実感しました。ひょっとすると「嫌いな人がいない」面で、私もある部分では人たらしの性格を持っているのではないかと思ったのです。これまでは、もしそのように言われたら、軽蔑されたような批判に対してガッカリしたでしょうが、今後もし言われたら素直に喜びたいものです。言葉には解釈の仕方次第で、良い意味と悪い意味があります。私も多くの先輩方に支えて頂いたから今日があります。だから、ひょっとしたら「人たらしの人」なのかもしれません。日本語は本当に難しいです。
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一所懸命

2018-04-18 07:45:18 | Weblog
小学生の頃に、大分県にある「青の洞門」の物語を読んだことがあります。何事も「一所懸命」に行動する事は大切ですが、「青の洞門」は、諸国遍歴の旅の途中ここに立ち寄った禅海和尚が、断崖絶壁に鎖のみで結ばれた難所で通行人が命を落とすのを見て、ここにトンネルを掘り安全な道を作ろうと、托鉢勧進によって掘削の資金を集め、石工たちを雇ってノミと槌だけで30年かけて掘り抜いたといわれている洞門です。(ウィキペディアより引用)

私の記憶にあるのは、ある僧侶が自らの修行と人々の為に長年かけて岩を掘り抜いたという伝説です。私も好奇心が旺盛な方で色んなことに手を出しがちですが、妻からも「虻蜂取らず」で何事も中途半端だからと、好奇心にはかなりブレーキを踏まれています。お蔭様で今日あるのも、調子に乗らず、影の助言を素直に聞いてきたからではないかと考えるわけです。だから私は「一所懸命」という言葉が好きです。つまり、1つのことを貫き通すことが人生の成功へ結び付くのではないかと思いますので、皆様もどうかご参考にしてください。
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国際結婚

2018-04-17 11:48:39 | Weblog
先日、米国に住む親戚の女性家族と久しぶりに日本で会う機会がありました。彼女の夫と子供も日本語はほとんど話せませんが、日本の風習にすっかり慣れ親しんでいるのが感じられました。最近問題になっている米国の銃社会についてちょっと聞いたところ、大体どの家庭でも銃は公言しないまでも保持しているようで、今更、日本を見習って法律で規制することは不可能だろう話していました。また徴兵制も米国や韓国では当たり前ですが、戦後の日本は憲法の中に兵隊の文言さえもありません。かつては国際結婚する彼女の心境も親戚として気になっていましたが、現在のカリフォルニア州は在住の日本人も多く、心理的にも日本人との違和感が米国人自身も少ないのだろうと思われます。確かに政治・経済・スポーツや芸術・文化においても、戦後の日米間の親密度は年を追うごとに高まりました。世界中でダイバーシティの声が叫ばれているので、国際結婚がもっと増えて行けば、個人的には日本の少子高齢化社会にも明るさが見出されて効果的だと思います。
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IT業界

2018-04-16 09:27:25 | Weblog
これは私の主観ですが、IT業界は産業界のインフラを黒子で担う業界だと思っています。しかし、IT業界が既存の産業界のシェアまで奪うとなると、ややもすると富も雇用もIT業界に集約される場合があります。米国大手IT業界が問われているのは、既存の産業界を消滅させる勢いがあり、富が集約されることが懸念されているからだと考えます。ITの進化は人々の生活を豊かにしますが、米国や中国のようにIT大手が急速に勢力を伸ばすと、既存の産業秩序が破壊されると思われているのです。確かに近年の世界的なIT大手の動向を見ていると、寡占市場を形成する傾向にあります。富が公平に分配されればいいのですが、必ず吸い上げられた利益は次の投資に向けられます。米国や中国で貧富の差が拡大するのも、やや歯止めが利かなくなっているからだと考えます。その点、日本は基幹産業がまだ米国などと比較すると元気で、IT業界が既存の産業を最先端のITでかなり部分を下支えしているからかもしれません。産業界全体の編成も、時代の変化と共にバランスが必要ということでしょうか。
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研修

2018-04-13 20:44:39 | Weblog
本日は今年度第一回、業界内の親睦仲間での勉強会でした。メーカーによるシリコンバレーの最先端技術を分野の専門家から直に聴けるのは良いですね。しかし、メーカーもAIを武器としたイノベーションの発掘に必死だというのが伝わりました。AIの市場占有はこれから大手の間で熾烈な競争になるでしょう。我々中小は同じレベルで戦わないで、隙間のコアな部分で強くなる道を選びます。小さくてもコアの技術で光る企業になりたいと思います。同業者で集まる経営者の会は、経営の共通課題を論じる場であり、他社の戦略も参考になるから見えるから有意義です。
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