書くと書いた気がするので、このピックアップについて。まあ、そんな詳しいわけじゃないんですが。

L-250はスタックハム構造なので、音質的にシングルコイルらしいとは言えないのかも知れません。でも、シングルコイルの代用にはなるものだと思います。
このピックアップを手に入れた時、使用経験者の方に「どんな音?」って訊いてたのですが、その回答が「シャリシャリしてる(高音が強い?)」とか「無味無臭、雑味がない」というものでした。ぼくが映像などから得た感じは、中音域が強い感じ。ネットでのレビューも「鼻詰まり」というものが多いです。この違いは何か?ということなんですが、たぶんどちらも間違いじゃないです。
ぼくの感想では、構造的にノイズが少なく、倍音成分も少ないのに加え、普通のシングルコイルより中音域というか、ハイミッドが強い気がします。ここがどうも、クリアに聴こえる帯域なんじゃないかと。何というか、厚みがある人工的なクリアさで、言ってみたら不純物なのに透明度が高いガラスのような。
で、その少し上の帯域は出ていなくて、頭打ちな感じなんですが、更に上は出てる気がします。シャリシャリ、っていうのはその部分なのかと思います。
また、エフェクトや歪みの乗りはとても良いので、クセは残しつつもアンプやエフェクトの特徴は出しやすいと思います。歪ませてミッドレンジにコンプレッションがかかると、これが鼻詰まりになる、ってことなのかなと思います。普通のシングルコイルよりミッドが強いのは確かですし。
クリーントーンの透明感もあり、カッティングなどでもモッタリすることは無いです。ハムバッカーのゴツッとした感じともまた違います。
これがたぶん、ビル・ローレンスの絶妙な味つけなんじゃないでしょうか。
L-250が世に出たのは80年代ですから、当時のミュージックシーンはMTVに代表される、あのサウンドです。派手なシンセやゲートリバーフのかかったドラム、それに対抗するぶっといアクティブベースが跋扈していました。その中で、このL-250で強調される帯域は「抜けた」のだと思います。そういうサウンドデザインが為されてるのでしょう。
この感じって、すごくパーソナルな感想なんですが、Roland Jazz Chorusのイメージに被ります。クセがなさそうで凄くクセがある人工的なクリアさ。
JCの発売は75年ですが、80年代に入ってから、より派手なサウンドが流行り、エフェクトも進化し、更にそれを効果的に使うギタリストが現れたからこそ、今も一線で使われるアンプとなっているのではないでしょうか。
なんかJCの話になってしまったぞ。
話を戻して、今回は全く同じセッティングで、普通のシングルコイル(セラミックの安物)とL-250を載せたギターを比べてみました。
アンプはマーシャルのモデリング、途中でTSを踏んでます。
L-250(Vintage デカタング)
http://nana-music.com/sounds/01f7f134/
普通のシングルコイル(Fernandes ストラト)
http://nana-music.com/sounds/01f7f0d4/
どちらもフロントポジション、Vol,Toneともに全開です。
L-250の方はクランチの時に高音域のシャリ感がありますが、TSを踏むと中音域は太く歪みますが、シャリ感のある帯域には歪みが乗らない感じがします。
普通のシングルコイルの方は(普通のと言っても出力が強めです中低域が強いタイプだと思うのですが)、比較的自然に音が出てる感じはしますね。歪みの乗り方も。
L-250は個性的でありながら、かなり万能なピックアップだと思います。今回久しぶりに弾いてみたら、配線がどこかおかしいようなので、修正が必要です。たぶん、またアース関連ですが(笑)

L-250はスタックハム構造なので、音質的にシングルコイルらしいとは言えないのかも知れません。でも、シングルコイルの代用にはなるものだと思います。
このピックアップを手に入れた時、使用経験者の方に「どんな音?」って訊いてたのですが、その回答が「シャリシャリしてる(高音が強い?)」とか「無味無臭、雑味がない」というものでした。ぼくが映像などから得た感じは、中音域が強い感じ。ネットでのレビューも「鼻詰まり」というものが多いです。この違いは何か?ということなんですが、たぶんどちらも間違いじゃないです。
ぼくの感想では、構造的にノイズが少なく、倍音成分も少ないのに加え、普通のシングルコイルより中音域というか、ハイミッドが強い気がします。ここがどうも、クリアに聴こえる帯域なんじゃないかと。何というか、厚みがある人工的なクリアさで、言ってみたら不純物なのに透明度が高いガラスのような。
で、その少し上の帯域は出ていなくて、頭打ちな感じなんですが、更に上は出てる気がします。シャリシャリ、っていうのはその部分なのかと思います。
また、エフェクトや歪みの乗りはとても良いので、クセは残しつつもアンプやエフェクトの特徴は出しやすいと思います。歪ませてミッドレンジにコンプレッションがかかると、これが鼻詰まりになる、ってことなのかなと思います。普通のシングルコイルよりミッドが強いのは確かですし。
クリーントーンの透明感もあり、カッティングなどでもモッタリすることは無いです。ハムバッカーのゴツッとした感じともまた違います。
これがたぶん、ビル・ローレンスの絶妙な味つけなんじゃないでしょうか。
L-250が世に出たのは80年代ですから、当時のミュージックシーンはMTVに代表される、あのサウンドです。派手なシンセやゲートリバーフのかかったドラム、それに対抗するぶっといアクティブベースが跋扈していました。その中で、このL-250で強調される帯域は「抜けた」のだと思います。そういうサウンドデザインが為されてるのでしょう。
この感じって、すごくパーソナルな感想なんですが、Roland Jazz Chorusのイメージに被ります。クセがなさそうで凄くクセがある人工的なクリアさ。
JCの発売は75年ですが、80年代に入ってから、より派手なサウンドが流行り、エフェクトも進化し、更にそれを効果的に使うギタリストが現れたからこそ、今も一線で使われるアンプとなっているのではないでしょうか。
なんかJCの話になってしまったぞ。
話を戻して、今回は全く同じセッティングで、普通のシングルコイル(セラミックの安物)とL-250を載せたギターを比べてみました。
アンプはマーシャルのモデリング、途中でTSを踏んでます。
L-250(Vintage デカタング)
http://nana-music.com/sounds/01f7f134/
普通のシングルコイル(Fernandes ストラト)
http://nana-music.com/sounds/01f7f0d4/
どちらもフロントポジション、Vol,Toneともに全開です。
L-250の方はクランチの時に高音域のシャリ感がありますが、TSを踏むと中音域は太く歪みますが、シャリ感のある帯域には歪みが乗らない感じがします。
普通のシングルコイルの方は(普通のと言っても出力が強めです中低域が強いタイプだと思うのですが)、比較的自然に音が出てる感じはしますね。歪みの乗り方も。
L-250は個性的でありながら、かなり万能なピックアップだと思います。今回久しぶりに弾いてみたら、配線がどこかおかしいようなので、修正が必要です。たぶん、またアース関連ですが(笑)
L250を探してます
もし、PU交換などをなさってL250が余っておられましたら連絡ください
fucchan2980@docomo.ne.jp
残念ながら今のところ余っておりません。
それほど珍しいものでもないので、オークションなどで見つかると思いますよ。