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Plastic Ono Band(John Lennon) / "Cold Turkey"

2017-12-07 21:12:48 | 音楽
先日のDanny Collinsからの流れで、ジョン・レノンの"Cold Turkey"です。邦題にはご丁寧に「冷たい七面鳥」という和訳がついていたような気がしますが、ドラッグの禁断症状を意味するスラングですね。



もともと、ジョンはビートルズ名義でリリースしたかったらしいですが(69年発表なので、実態はともかく、まだ解散していません)、メンバーに反対されたようです。

ライナーによるとギターはエリック・クラプトンで、異常にキレのあるサウンドです。トレブルブースターを使っているような気がしますが、よく分かりません。いずれにしても、"Cold Turkey"はこのギターの破壊力がアイデンティティであり、あらゆるライブ、カバーを含めても、このスタジオバージョンを超えるバージョンは無いと個人的には思っています。

この録音の前に行われたトロントでのプラスティック・オノ・バンドのライブ映像を観ると、この曲のキモであるリフはジョンが弾いています。ギターは、ジョンはフロントにチャーリークリスチャンPUが載ったレスポールスペシャル、ECはバーストのレスポール。ECは、リフに対してリードを入れるという、スタジオ盤とは全く異なるアプローチなのですが、なんと当日にライブ参加が決定したそうなので、そういう形になったのでしょう。

スタジオ盤ではリフをEC、ソロをジョンが弾いてるのだと思いますが、ECはジョンの言うがまま弾いてるような気がします。ことビートルズ絡みですと、ECはあまり主張しなさそうですし、あくまでジョンのバンドとある意味割り切っていたでしょう。
セールス的にもEC参加はインパクトがありますから、その辺はジョンも計算してたんじゃないでしょうか(笑)

例によって、やってみました。

Cold Turkey

が、あんな凄い音は作れそうもないので、雰囲気コピーです。プレイも雰囲気コピーですが。。色々やり直したいところが多いす。

ギターはフェルナンデスのストラト。適度な太さがあるリアピックアップをトーン全開にしています。Zoom G3のアンプはVOX AC30でローをばっさりカット。前段にブースターをかましてますが、そちらもトーン全開にして仮想トレブルブースターとしています。このBoosterというモデリングだと、トランジスタ的な歪みは加味されてないですが、他の歪みペダルのモデリングだとミッドが持ち上がってしまうので。

この曲、プロデュースはジョンとヨーコですが、エンジニアが後にジギースターダストを手掛けるケン・スコットだったんですね。知らなかった。なにかと繋がってますね。

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