goo blog サービス終了のお知らせ 

FootprintFile

気が向いたら書く

スクワイアとフェンダージャパン

2015-04-12 20:03:45 | Squier ストラト


今回手に入れたストラト。94年ごろというと、ぼくはちょうど大学生だったのですが、当時はスクワイアなんてただの安いギターであって、入門用ギターでさえ国産なのは当たり前の時代でした。

フェンダージャパンは「とりあえず間違いない」という感じの評価で、スクワイアに関しては、金の無いやつだせえな、みたいな感じだった気がします。ほとんどが韓国製だったし、積極的に選択することは、まずありませんでした。

そんな記憶もありつつ、今となっては「貴重なフジゲン時代のスクワイア」という評価をしてしまうのは、情報に踊らされてる気もします(笑)。

でも、2000年前後にフェンジャパの質が落ちたな、という気がしたのも確かです。その頃から塗装がテカテカになってしまい、知り合いのギタリストと「最近のフェンジャパどうしちゃったの?試奏する気にならないよね」って会話をした記憶があります。今になって調べてみると、97年頃で製造がダイナ楽器に代わってるんですね。別にダイナ楽器が悪いというわけではなく、楽器そのものの品質は確かなんだと思います。ただ、塗装の仕上げが好みじゃないというだけです。

スクワイアの方といえば、残念ながら97年以降は国内生産をしていません。韓国、中国、インドネシアなどで生産されています。ただし、現行スクワイアの上位機種、ネックがグロス塗装されたClassic Vibeシリーズなどはかなり品質が高いと思います。

前にピックアップがリップスティックのやつを試奏しましたが、ギターそのものの仕上げとしては、文句を付けるところはありませんでした。ピックガードを開けたわけでもないし、経年でネックの状態がどうなるかわかりませんが、そこで問題無ければ、昔のフェンジャパ同様、最初の一本として購入しても、パーツ交換などで後々まで使えるクオリティはあると思います。

企画がしっかりしており、品質管理が徹底できる環境であれば、もはやアジア製品でも国産と変わらないレベルがあるかもしれません。

振り返って、今回手に入れた最後の国産スクワイア、シルバーシリーズ。このシリーズについて、次回から記事にしたいと思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿