[2月5日07:30.天候:晴 北海道東方沖……というか、国後島近海]
エミリー:「このままではロシア領内に入ってしまいます!」
敷島:「くそっ!既存政党のヘタレ議員共が!北方四島奪還してから日露友好とか言いやがれ!」
萌:「返還されてたら、立派な日本国内なんですけどね」
その時、床下からまたもやズドーンという音がした。
敷島:「何だ何だ?また爆発か?」
シンディ:「! 違います!これは……」
ついに床下をブチ破って、そいつは現れた。
マーク:「フッフッフッ……そうかそうか。ならば、一緒にロシア旅行と行こうか。だが、敷島孝夫、お前だけは許さん!」
敷島:「俺だけ除け者かよ!」
マークは倒された黒いロボット達の残骸と合体し、ある意味での合体ロボに変化していた。
但し、残骸を適当に融合しただけの為、はっきり言ってガラクタのロボットだ。
頭部だけが辛うじてマークの姿を留めている。
アリス:「ダディ!もうやめて!」
マーク:「アリス、お前には後でゆっくり説教してやろう。2度と悪い虫が付かないようにな。ん?敷島孝夫、お前は私の妻を殺し……そして、娘まで奪おうとしている……!その罪、万死に値する!」
敷島:「オバハンは黒いロボットに撃ち殺されたんだから、俺のせいじゃないし!アリスと結婚する時、あんた達はしっかりと行方不明だったじゃないか!文句あるなら法廷に行こうぜ!?どうせこっちの勝ちだ!」
マーク:「こ……この船ごと……海に沈めてくれる……!」
敷島:「! そうか!その手があったか!」
敷島は手持ちのマシンガンで船橋の窓ガラスを撃ち割った。
そして……。
敷島:「エミリー!俺を抱えて飛んでくれ!ここから脱出だ!」
エミリー:「了解しました!」
敷島:「シンディはアリスを抱えて飛べ!」
シンディ:「はいっ!」
マーク:「逃がすか!」
マークは外に飛び出す敷島達にグレネード弾を放ってきた。
だが、そんなことをしても船の爆発が早まるだけである。
エミリー:「そんな都合良く爆発するものなんですか?」
敷島:「いやな、よく見たらこの船……」
エミリーに抱き抱えられて上昇する敷島。
眼下に見える貨物船、それはただの貨物船ではなく……。
敷島:「ガスタンク積んだタンカーだった!」
敷島のセリフを合図にするかのように、大爆発を起こすタンカー。
因みに慌てて引き返す軍艦のようなものがあったが、あれがロシア海軍だったか。
敷島:「危ねぇ、危ねぇ!やっぱすぐそこにロシア軍いたんだなー!」
アリス:「そのロシア軍、一隻、タンカーの爆発が飛び火して甲板に火が着いたみたいだけど……」
敷島:「日本にさっさと返還しないからそうなるんだ、全く」
エミリー:「でも、私達も笑ってはいられませんことよ?」
敷島:「国際問題は政府にでも任せておけばいい」
エミリー:「いえ、そうじゃなくて……」
敷島:「何だ?」
エミリー:「ジェットエンジンの燃料がまもなく切れます」
敷島:「は!?」
エミリー:「このままですと、岸まで間に合いません」
敷島:「何だってー!?」
エミリー:「国後島の岸でしたら、何とか間に合うと思います」
敷島:「それはダメだ!何とかならんのか!?」
シンディ:「! あれを見てください!」
シンディが指さした所には、プカプカと浮かぶオレンジ色のボートがあった。
敷島:「あれはタンカーの救命ボート!さっきの爆発で外に飛び出たんだ!よし!しょうがない。あれに乗ろう」
敷島達はオレンジ色の救命ボートに降り立った。
と、同時にマルチタイプがブーツに装着しているジェットエンジンの燃料が切れたらしい。
エミリー:「あとはこのまま救助を待つしか……」
敷島:「マジかよ」
シンディ:「GPSによりますと、幸いロシア領からは出たもようです」
敷島:「あとは海上保安庁か海上自衛隊に見つけてもらうだけか……。スマホは……あいつらに取られてしまったし、あとはエミリーやシンディが救難信号を発してもらってだな……」
エミリー:「申し訳ありません」
敷島:「ん?」
エミリー:「バッテリー切れ……です」
シンディ:「あ……アタシも……ゴメンなさい……」
敷島:「マジかよ!萌、お前は……」
アリス:「さっきから動かなくなってるから、こっちもバッテリー切れたみたい」
敷島:「! リアル漂流!?」
アリス:「…………」
アリスもまた顔面蒼白になって失神した。
[同日10:02.天候:晴 場所不明]
敷島:「ヤベェな……。水も食料も無いし、発煙筒とかも無いし……。これ、ヘタに船から出なけりゃ良かったのか……?いや、だとしても大爆発が……」
アリスは相変わらず意識が無いままだ。
敷島:「財布だけ持ってても、肝心のスマホが無いとなぁ……。いや、あってもここだと電波入んないか?」
と、そこへ陸地が見えてきた。
どうやら潮流……恐らくは親潮にでも乗って流されたのだろう。
親潮の流れからして、今度は択捉島なんてことは無いと思うが……。
敷島:「ん!?」
すると、敷島達が漂着しそうな岸の向こうにヘリコプターが着陸した。
敷島:「あれ?マジでロシア領内に入っちゃっ……た?」
ヘリコプターから降りてくる面々を見ると、特殊部隊員のような出で立ちをしている。
敷島:「マジで今度こそ、バッドエンドで終了か?」
岸壁から今度はボートを下ろして、敷島達に接近してくる。
ただ、見たところ、銃のようなものは持っていそうに無いが……。
敷島:「…………」
敷島が正体を確かめようと接近してきた部隊員達を見据えていると、そのうちの1人がフルフェイスのヘルメットを外した。
鳥柴:「DCJ成田営業所の鳥柴です。救助に参りました」
敷島:「……随分遅かったじゃないか」
敷島は苦笑した。
そして大げさに肩を竦めたのだった。
ボートごとワイヤーで岸壁に引き上げられ、ようやく敷島達は陸地に上がることができた。
敷島:「ここはどこだ?あいにくとパスポートは持っとらんよ?」
鳥柴:「安心してください。日本ですよ。北海道の別海町の海岸です」
敷島:「そうか……。ロイド達はバッテリー切れ、アリスも衰弱している。よろしく頼む」
鳥柴:「分かりました。すぐに道内にある医療施設に搬送します。敷島社長も」
敷島:「俺も?」
鳥柴:「私から見て、敷島社長も相当疲労なさっているように見られます。早くヘリに乗ってください」
敷島:「そうか……。そうかもな……」
敷島達はDCJのロゴマークと会社名が大きく機体に書かれたヘリコプターに乗せられた。
そして、すぐに離陸する。
冬の太陽に照らされながら、ヘリコプターは道内のとある(恐らくはDCJの息の掛かった)医療施設へと飛んで行った。
エミリー:「このままではロシア領内に入ってしまいます!」
敷島:「くそっ!既存政党のヘタレ議員共が!北方四島奪還してから日露友好とか言いやがれ!」
萌:「返還されてたら、立派な日本国内なんですけどね」
その時、床下からまたもやズドーンという音がした。
敷島:「何だ何だ?また爆発か?」
シンディ:「! 違います!これは……」
ついに床下をブチ破って、そいつは現れた。
マーク:「フッフッフッ……そうかそうか。ならば、一緒にロシア旅行と行こうか。だが、敷島孝夫、お前だけは許さん!」
敷島:「俺だけ除け者かよ!」
マークは倒された黒いロボット達の残骸と合体し、ある意味での合体ロボに変化していた。
但し、残骸を適当に融合しただけの為、はっきり言ってガラクタのロボットだ。
頭部だけが辛うじてマークの姿を留めている。
アリス:「ダディ!もうやめて!」
マーク:「アリス、お前には後でゆっくり説教してやろう。2度と悪い虫が付かないようにな。ん?敷島孝夫、お前は私の妻を殺し……そして、娘まで奪おうとしている……!その罪、万死に値する!」
敷島:「オバハンは黒いロボットに撃ち殺されたんだから、俺のせいじゃないし!アリスと結婚する時、あんた達はしっかりと行方不明だったじゃないか!文句あるなら法廷に行こうぜ!?どうせこっちの勝ちだ!」
マーク:「こ……この船ごと……海に沈めてくれる……!」
敷島:「! そうか!その手があったか!」
敷島は手持ちのマシンガンで船橋の窓ガラスを撃ち割った。
そして……。
敷島:「エミリー!俺を抱えて飛んでくれ!ここから脱出だ!」
エミリー:「了解しました!」
敷島:「シンディはアリスを抱えて飛べ!」
シンディ:「はいっ!」
マーク:「逃がすか!」
マークは外に飛び出す敷島達にグレネード弾を放ってきた。
だが、そんなことをしても船の爆発が早まるだけである。
エミリー:「そんな都合良く爆発するものなんですか?」
敷島:「いやな、よく見たらこの船……」
エミリーに抱き抱えられて上昇する敷島。
眼下に見える貨物船、それはただの貨物船ではなく……。
敷島:「ガスタンク積んだタンカーだった!」
敷島のセリフを合図にするかのように、大爆発を起こすタンカー。
因みに慌てて引き返す軍艦のようなものがあったが、あれがロシア海軍だったか。
敷島:「危ねぇ、危ねぇ!やっぱすぐそこにロシア軍いたんだなー!」
アリス:「そのロシア軍、一隻、タンカーの爆発が飛び火して甲板に火が着いたみたいだけど……」
敷島:「日本にさっさと返還しないからそうなるんだ、全く」
エミリー:「でも、私達も笑ってはいられませんことよ?」
敷島:「国際問題は政府にでも任せておけばいい」
エミリー:「いえ、そうじゃなくて……」
敷島:「何だ?」
エミリー:「ジェットエンジンの燃料がまもなく切れます」
敷島:「は!?」
エミリー:「このままですと、岸まで間に合いません」
敷島:「何だってー!?」
エミリー:「国後島の岸でしたら、何とか間に合うと思います」
敷島:「それはダメだ!何とかならんのか!?」
シンディ:「! あれを見てください!」
シンディが指さした所には、プカプカと浮かぶオレンジ色のボートがあった。
敷島:「あれはタンカーの救命ボート!さっきの爆発で外に飛び出たんだ!よし!しょうがない。あれに乗ろう」
敷島達はオレンジ色の救命ボートに降り立った。
と、同時にマルチタイプがブーツに装着しているジェットエンジンの燃料が切れたらしい。
エミリー:「あとはこのまま救助を待つしか……」
敷島:「マジかよ」
シンディ:「GPSによりますと、幸いロシア領からは出たもようです」
敷島:「あとは海上保安庁か海上自衛隊に見つけてもらうだけか……。スマホは……あいつらに取られてしまったし、あとはエミリーやシンディが救難信号を発してもらってだな……」
エミリー:「申し訳ありません」
敷島:「ん?」
エミリー:「バッテリー切れ……です」
シンディ:「あ……アタシも……ゴメンなさい……」
敷島:「マジかよ!萌、お前は……」
アリス:「さっきから動かなくなってるから、こっちもバッテリー切れたみたい」
敷島:「! リアル漂流!?」
アリス:「…………」
アリスもまた顔面蒼白になって失神した。
[同日10:02.天候:晴 場所不明]
敷島:「ヤベェな……。水も食料も無いし、発煙筒とかも無いし……。これ、ヘタに船から出なけりゃ良かったのか……?いや、だとしても大爆発が……」
アリスは相変わらず意識が無いままだ。
敷島:「財布だけ持ってても、肝心のスマホが無いとなぁ……。いや、あってもここだと電波入んないか?」
と、そこへ陸地が見えてきた。
どうやら潮流……恐らくは親潮にでも乗って流されたのだろう。
親潮の流れからして、今度は択捉島なんてことは無いと思うが……。
敷島:「ん!?」
すると、敷島達が漂着しそうな岸の向こうにヘリコプターが着陸した。
敷島:「あれ?マジでロシア領内に入っちゃっ……た?」
ヘリコプターから降りてくる面々を見ると、特殊部隊員のような出で立ちをしている。
敷島:「マジで今度こそ、バッドエンドで終了か?」
岸壁から今度はボートを下ろして、敷島達に接近してくる。
ただ、見たところ、銃のようなものは持っていそうに無いが……。
敷島:「…………」
敷島が正体を確かめようと接近してきた部隊員達を見据えていると、そのうちの1人がフルフェイスのヘルメットを外した。
鳥柴:「DCJ成田営業所の鳥柴です。救助に参りました」
敷島:「……随分遅かったじゃないか」
敷島は苦笑した。
そして大げさに肩を竦めたのだった。
ボートごとワイヤーで岸壁に引き上げられ、ようやく敷島達は陸地に上がることができた。
敷島:「ここはどこだ?あいにくとパスポートは持っとらんよ?」
鳥柴:「安心してください。日本ですよ。北海道の別海町の海岸です」
敷島:「そうか……。ロイド達はバッテリー切れ、アリスも衰弱している。よろしく頼む」
鳥柴:「分かりました。すぐに道内にある医療施設に搬送します。敷島社長も」
敷島:「俺も?」
鳥柴:「私から見て、敷島社長も相当疲労なさっているように見られます。早くヘリに乗ってください」
敷島:「そうか……。そうかもな……」
敷島達はDCJのロゴマークと会社名が大きく機体に書かれたヘリコプターに乗せられた。
そして、すぐに離陸する。
冬の太陽に照らされながら、ヘリコプターは道内のとある(恐らくはDCJの息の掛かった)医療施設へと飛んで行った。
あー、名前は聞いたことありますね。
私は基本、ファミスタでした。
「ぴの」は伝説です。
お疲れ様です。
燃えプロって、ご存知ですか?
さすがに、その世代じゃないか。
ポテンヒットさんの話の元ネタはこれです。
「ファールボールにご注意ください」
というアナウンスはよく聞きますが、ホームランも確かに勢いがあって危険ですものね。
今はファールとホームランの境目にポールがあって、そこに当たったらホームランというわけですよね。
また、昔はラッキーゾーンもありました。
何が言いたいかというと、客は動くポールまたはラッキーゾーンだということにすれば、ポテンヒットさんの発案も不自然ではないわけです。
子供が捕球したのも、まあラッキーゾーンとかポールに当たったという解釈にすれば良かったんじゃないかなと思います。
昔のファミスタにはレフトスタンドがやたら高い“ふぇいふぇい”なるスタジアムがありまして、名前からして中国のどこかにある球場がモデルなのだろうと思っていたら、アメリカに実在している(した?)球場がモデルだそうで。
日本でもそういうおもしろスタジアムが出来たらいいだろうと思うんですがね。
山田の打球はレフトフェンスをギリギリで越えそうだったが、グラブを着けた子供がフェンスから身を乗り出してキャッチしてしまい、ややこしくなった。審議の結果、エンタイトルの判定。もし侍ジャパンが負けていたら、その子供は戦犯として日本じゅうから叩かれてたかもしれない。いや、すでに野球ファンのあいだでSNS拡散され、打撃妨害ガキとしてドヤ顔もアップされているw
しかし、どうなんだ?野球ファンとしてはホームランボールが飛んできたら、フツ~に捕ろうとするんじゃね?ましてスーパースターの山田のホームランを捕ったわけだ。そりゃドヤ顔にもなるだろうw
子供は係員に注意を受け、その後ヘコんだかどうかは知らんが、なんにしても可哀想だ。KY呼ばわりされるために東京ドームに来たわけじゃないだろう。せめて小久保が勝利インタビューで「あの少年の熱意が流れを呼んでくれました」とでもフォローしとけばとも思ったが、ヤツは脱税以外にアタマ働かねえしな~w
モヤモヤするしめんどくせ~から、客が捕ったら全部ホームランってルールでいんじゃね?敵ファンは逆にホームランを叩き落とそうとするかもしれんがw
ちなみに俺はホームランやファールからは逃げる。ボールは欲しいが、打球や争奪戦がおっかね~からw