紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

画鬼暁斎

2015年07月03日 | 美術館・博物館
明治初期に来日した英国人建築家、ジョサイア・コンドル。彼が設計した赤煉瓦造りの三菱一号館。その明治時代の建物を復元した三菱一号館美術館で、コンドルの日本絵画の師匠である河鍋暁斎の展覧会が行われています。
幕末から明治にかけて活躍した暁斎は、戯画や動物画、仏画などなんでもござれの天才的絵師。美人画の描き込まれた着物の柄には思わず見入ってしまうほど。
暁斎の絵はマジメ!?なものも多数ありますが、やはり自分は妖怪ものだとかぶっ飛んだモノに心惹かれます。カエルや骸骨がモチーフとなる絵が多いので、個人的には好きな絵師の一人。カーテン一枚掛けた春画のコーナーは生々しく、そして莫迦莫迦しくて良いかと...。
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