紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

ピーター・ドイグ展

2020年02月28日 | 美術館・博物館
「画家の中の画家」と評されるピーター・ドイグの展覧会が、東京国立近代美術館で開催されています。水面に映る風景が描かれた《のまれる》という作品。辺りに漂う静けさや、何となく不穏な空気に包まれている感じがします。
現代アーティストの展覧会であれば、わけのわからないオブジェなどありそうですが、こちらのピーター・ドイグは全て絵画作品。それも大きなものばかりで見応えあります。近代画家の作品の構図や、いろいろなイメージなどを組み合わせた作品が多いようです。どこかで見た覚えはあるけれど...見たこともない不可思議な光景にのめり込んでしまう、そんな魅力がピーター・ドイグにはあります。



《ロードハウス》



《ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ》
色石のモザイクタイル模様が美しい。



何とも不思議な絵。



バスキアっぽく見えたり。



《赤い男(カリプソを歌う)》と対になった作品が好み。



最後のポスターコーナーにヤバイもの集合。



ちなみにピーター・ドイグ展は2月26日に開催されたばかりですが、新型コロナの影響により2月29日から3月15日まで東京国立近代美術館は臨時休館となります。この展覧会は落ち着いた頃また見に来たいですね...。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2度目の工芸館 | トップ | ブルーインパルス »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

美術館・博物館」カテゴリの最新記事