紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

お伊勢参りの旅 その一

2010年02月15日 | ニッポンの奥深さ (番外篇)
一生に一度は行きたいお伊勢参り。先日もある雑誌で「日本の神様と神社入門」という特集を読み、その思いはますます募るばかり。2月の寒い時期ならば、凛とした空気が存分に味わえるのでは...と考えて、ひとりお伊勢参りに行ってきました。
東京から名古屋までは新幹線で2時間ちょっと。名古屋から近鉄特急に乗り換えて、めざすは伊勢神宮の玄関口である宇治山田駅。名古屋の売店で買った「純系名古屋コーチンとりめし」を車内でいただきます。鶏肉のだし汁で炊いたご飯と、コクのある名古屋コーチンの味わい...うみゃあ。

伊勢志摩ライナーが宇治山田駅に到着したのは午前11時前。ここから伊勢神宮の外宮まで歩きます。ちなみに「伊勢神宮」とは内宮(皇大神宮)と外宮(豊受大神宮)、別宮、摂社、末社、所管社を含めた一連の社宮の総称だそうで。外宮に続く御幸道路は、その両側に大小さまざまな石の灯篭が立っているのが目につきます。これを道しるべに外宮まで歩いて行きました。
外宮に着く頃になるとポツポツと雨が。火除橋を渡って神域に入ります。手水舎で清めてから、鳥居をくぐり鎮守の森へ。雨に濡れた砂利を踏みしめながら、ご正宮までの参道を歩きます。雨が降っていてもかなりの参拝者の数。いよいよ豊受大御神をお祀りしているご正宮にお参りです。拝礼の作法を頭で覚えてはいますが、いざご正宮の前に立つと、しどろもどろになっている自分がいます。はるか遠くのご正殿を眺めた時、そこに神が御座すこと、降りしきる雨に傘もささず、ただただ恍然自失となっておりました...。
そのあと外宮内にある別宮(多賀宮、土宮、風宮)にもお参りして、神楽殿ではご朱印帳と外宮のご朱印をいただきました。

      

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