ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

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骨ストレッチのゴルフ ~ ゴルフの真髄へ

2014年07月20日 | ゴルフィーライフ<気づきとアイデア>

左右へブレて安定感がなかった100Yショットの正確性が前回のラウンドで格段に良くなった。

左手首の「くの字」をフォローまでキープすると、左への引っかけがなくなる。

(ハンドファーストと言ってしまえばそれまでだが、ハンドファーストと言うとふつうアドレスかインパクトまでの話。
これは、フォローまで「くの字」をキープする所がミソなのだ)

これは、おそらく最終結論、「100yardショットの真髄」だ。

  

骨ストレッチ×倍音声明 ~ 體使いへの道」で採り上げた、骨ストレッチ。
基本動作は、親指と小指で手首などの骨の節々を押さえること。
末端を押さえることで、つながっている肩甲骨から全身に至るまで関節の可動域が拡がる。

「くの字」にした左手首から、つながっている骨が連動してコンビネーションが生まれ、体や腕の捌き方も良くなっていく。

この骨ストレッチのメソッドを、ドライバーにも応用できないものかと考えていたら、Choiceにスナップ打法の特集がありました。

ドライバーに関しては、「右腕のくの字」に着目した、アックスボンバー打法なるものを前に考えついたのですが、
右手が強くなりすぎて悪さをします。引っかけやチーピンが出て、安定性を欠いていました。
(必殺 アックス・ボンバー ~ 「勁(けい)」のエネルギーの体現者たち)

 

スナップを入れると、スナップのタイミングみたいな偶然に左右されそうで、あまり意識したくないと思っていましたが、
スナップは、おまけみたいなもので、
ドライバーでは、100Yardショットの時と逆方向に、左手を甲方向に曲げると良いのではないかということに気づきました。

ルーティーンに骨ストレッチを採り入れながら、骨のコンビネーションを滑らかにすることに意識を向けるのです。

発売中のChoiceなので、詳細は控えますが、スナップ打法特集にある田村プロのアドレス写真を記憶にしっかり止めてお手本にしようと思います。
(次号が出た頃に、この夏に到達したゴルフの真髄、として、脳裡に焼き付けるためにアップしておきたいと思います)

左手をあらかじめ甲方向に曲げてグリップすることで、左手を止めて使えるようになります。

( ↓ ) Choiceからちょっとだけ。

海老原清治プロが語る、″スイングの裏の仕事” 。

″はい、手首使ってます。左手の甲を曲げるべきだとすら思います。
手は軌道の中心に近いんだから、手がたくさん動いたらヘッドが走らないじゃない。”

右耳の下に手を構え、右足前でインパクト。左手を甲の方向に曲げていれば、遠心力が働いて結果的にスナップ打法になる。

左手の甲で準備がしてあるから、強い右手をちゃんと管理できる。 
手を動かしすぎることもなく、泳がず、遠心力をつかえる。   

 

前にも書きましたが、永くゴルフを愉しむためにも、骨使いに自覚的でいようと思うのです。

~ 筋肉という、加齢と共に衰えざるを得ないものに、いつまで重きを置いているのか。

それに筋肉というのは、フローに近いもので、鍛え続けないと、筋トレを続けないと、出力が落ちてしまう。

一方で、たしかに、骨は死んでも残る。 

部分的な筋力に頼らない身体、「骨」を鍛え、ストックしていく、そういう體(からだ)を目指しましょう。 (ゴルフィー)

現在のPGAツアープロの中でも圧倒的な飛距離を誇るバッバ ワトソンも筋骨隆々というタイプではなく、骨使いの上手いタイプのように思えます。

Tee to Green: Bubba Watson


マイク オースチンという伝説になっているゴルファーのことを思い出しました。
(64歳にして515yardを飛ばして公式競技でのギネス記録認定を受け、若い頃には、ボビージョーンズやベン ホーガン、サム スニードといったゴルフ界の巨人も唸るショットを放ち、強すぎるがゆえに敬遠されたという、プロレスで言うとカールゴッチのようなゴルフ選手だったそうです。)

 

むかしこの記事を読んだときには、この手首使いの意味がよく分かりませんでしたが、
左手首を甲側に折る動きになっています。

彼もまた、骨使いを重視するゴルファーだったのです。

曰く、

「スイングに必要なのは筋力ではない。しなやかな速さだ」

「PGAの連中は人間の体をゴムか何かだと思っているんだ。そうやって体を捩じり上げた挙句、腰や背中にメスを入れ、ツアーを去ってゆく選手の何と多いことか。」

「俺は絶対に体を回したり、捩じったりしない。下半身を(Tilt)傾けるんだ。クラブヘッドのスピードは足によって作られる」

「切り返しでタメなんか作らない。クラブヘッドはトップからリリースされる。俺はトイレに行きたければ一直線に行くね。世界一周してから行く奴がどこにいるんだ」

Mike Austin Swing Collection

( ↓ ) さらには、こんな格好でスイングを説明する様子が映像にも残っています。

~ 「これは、スイング中に骨がどのような動きをするかを見せるためだ。スイング中、もっとも大切なのは骨の動きだ」

骨を最大限に活かしていくゴルフこそ、まさしくゴルフの真髄、そんな気持ちが強くなってきました。

部分的な筋肉の出力は、すぐに出力が落ちてしまいますから、

もっと各々の骨格に目を向けた體(からだ)使いの技を、骨の方にストックしていくのです。

これは分散と集中のメソッドです。

部分的な筋肉ではなく、コンビネーションがパワーを作る。

( ↓ ) こうやって見せられると、意識が変わります。

僅か5mm四方のピンセットでつまむ位に小さいドミノが、人が抱えて運ぶほどの大きいドミノを倒すパワーを伝播する。

ドミノ倒しは、連続倒しの時間的な長さだけをひたすらに競うゲームだと思っていましたが、

” 雨垂れ 石をもうがつ ”というのは、ひたすらに時間をかければ成就するという意味だけではない。

骨ストレッチ的なコンビネーションが生む力の大きさに気づいたほうがよい。

 

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