ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
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えびのてんぷら(と旨い蕎麦)

2009年04月21日 | 旅と帰省とお出かけと
意外に負けず嫌いなところのある僕は、
吉本隆明さんの著作をせめてもう1冊、と思って、
新書から文庫本まで、店員さんに聞きながら本屋を徘徊しました。
しかし、結局購入にいたらず、でした。

思うに、なんでこんなに力はいってるんだろ~?
本当にピュアに読書を求めているのか、
なんだかブログ上決着をつけたいがために読みたいのか、
自問自答してしまいました。

そこで思いついたのが、タイトルの言葉(えびのてんぷら)。

もう十年来、家内の田舎のある会津に何度も行ってるのですが、お気に入りの蕎麦屋さんがあります。
TVなどでもたびたび取材されている桐屋さんで、そこの権現そば(いわゆる更科そば)が僕の好物。

(会津 頑固そば、も捨てがたいですが。。)

作家の村松 友視さんが、小説にもしてます。(読んだことありません。。)

(雑誌編集者・小石原樹里、夢見庵の主人・唐木、そして謎の老人。
そばに魅せられてゆく大人たちを絶妙のタッチで描く会心作。会津の奥深く、水につけて食べる美味なそばがあるという…。 )

この唐木さん(桐屋 夢見亭のご主人)のお父さんが、
会津の奥深く、新潟寄りの飯豊山の伏流水が豊かな"山都(やまと)"というところにある旧い民家で、
そば(山都そば)を食べさせてくれると聞いて、数年前に訪れました。

そのとき、そのお父さんが、
“はじめは、そばと一緒にエビなんかの天ぷらを出していて、
お客さんが山菜とかここでしか食べられない天ぷらが食べたい、というんで、
山菜の天ぷらに変えたけど、そこいらで採れるようなものを出していいんだか。。と思ってた。”
とおっしゃってました。
(娘さんに贈られたという おしゃべりする人形がある居間にお邪魔して、
お話を伺ったのですが、奥さんも高齢ですがとてもピュアな感じの方でした)

何がいいたいのか、というと、このブログも無理に背伸びする必要はなく、
「えびのてんぷら」ではなく、山菜のてんぷらもあり、なんじゃないかということです。もっと自分らしくで、いいように思いました。
なんとなく、サリンジャーについて語っている自分が不自然に思えてきて。。
自分の世界を拡げようという試みはいいのですが、あんまりかまえずに楽しむつもりでやっていこうと思います。




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