ポールの直近の作品(名義はポールの変名プロジェクト”ファイアーマン”)「エレクトリック・アーギュメンツ」、
いわゆる一般的なポールらしい、といわれているイメージの曲が並んでいるわけではありませんが、評価はとても良くて、僕もこれは凄い、と感じました。
新しい”音”や”感性”に敏感な人には、こたえられない作品だと思います。
どれを選ぶか迷うのですが2曲、クリップしてみました。
エレクトリック・アーギュメンツTRAFFICこのアイテムの詳細を見る |
66才になるポールが、(2度目の妻との離婚のゴタゴタもあったのに)
”Sing the changes ! (変化をうたえ!)”
”Feel the quiet , in the thunder ! (雷鳴のなかの静けさを感じろ!) ” って歌ってます。
この歳になっても、変化していくことを受け容れ、楽しんでる、という姿勢にはただ尊敬するばかり。
The Fireman 'Sing The Changes'
(↓)ブログのIDに使わせてもらった「Lifelong Passion」です。
いろんな楽器や音が入っていて、ファイアーマン的なアンビニエントさ(浮遊感みたいなもの)も感じますが、
東洋的で、オーガニックな雰囲気もあります。
”Lifelong Passion(生涯続く情熱)”っていい言葉ですね。
The Fireman - Lifelong Passion Acapella (Sawain Ambient)
(↓)タイトルは”ミックジャガー”ですが、この「エレクトリック・アーギュメンツ」やポールの音楽のことを激賞しています。
~ ポールの音楽は、(作品と作品をつなぐ線が)次にどこへ向かうか、まったく見えない。創造力は枯渇することなく、しかも可能性の扉は、あらゆる方向に開かれている。
以前引いた線をなぞるに留まらず、真正面から音楽に向かっている。
こういう例は稀有で、おそらくポールだけかもしれない。
ミック・ジャガーは60歳で何を歌ったか (幻冬舎新書) | |
中山 康樹 | |
幻冬舎 |
<2009/6/15 初稿>
<2013/7/13> 削除されてた動画を入れ直し
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます