春の日差しが暖かく降り注ぐ。
元気のなかったベンジャミンもベランダで日光を一杯受けて元気になってね~
今日は市民防災の日。
1年前の地震が起きた時間に市内にサイレンが鳴り響いた・・・らしい。
TVで特集をやってる。
「あの時アナタは何をしていましたか?」
えっとぉ~・・寝てました(笑
だって日曜だったしぃ~
「防災の備えは出来ていますか?」
はぁ・・いえ・・ごめんなさい。
1年前。グラっと来て目が覚めた。
コンクリートの建物なのにきしむ様な音を立てるんだなぁ~とどこかでさめた自分が居た。
布団を被ったほうがいいのか起きた方がいいのか一瞬迷って飛び起きた。
だって私の寝ている側にはタンスが二つ。倒れてきたらお終いだ。
本当にタンスが倒れるような地震なら迷う暇も無いだろうけど。
揺れが収まってすぐに子どもたちの名前を呼んだ。
二人ともおんぼろのベッドだ。
なぎぃは外出していなかった。
くぅは落ちそうになったPCを支えてた。
スリッパを履いてリビングを見渡す。
何も壊れたものはなさそうだ。
すぐにTVを付ける。地震のテロップに続きニュースが始まる。
取り合えず玄関ドアを少し開ける。閉じ込められないために。
くぅと二人で落ちそうなものを下に下ろす。
流しで湯飲みが一つ割れていた。
余震も来る。
なぎぃから大丈夫だとメールが来る。
メールは通じるんだ!と気づき、仕事に行った夫にメールする。
夫もびっくりしたようだが無事のようだ。
何をどうしていいのかなんだか落ち着かない。
なぎぃには取り合えず帰って来いとメールする。
しばらく様子を見て大丈夫そうなので湯を沸かそうとするとガスが出ない。
ガスメーターが地震を感知して止まっていた。
解除の仕方はちゃんと札が下がっていて書いてあるのに、お隣に「ガスは来てますか?」なんて聞いたりして、やっぱり平常心ではなかったんだろう。
TVでだんだん地震の情報が分かってくる。
玄海島では大変な被害が出ている。
夕方家族がそろって話してみると夫のいたビルは相当揺れたようだ。
福岡には地震はないと誰もが思っていた。
地震がその確信を壊した。
日ごろの備えは大切だ。私も反省して防災グッズを揃えるかなぁ。
災害時は電話は通じにくいからメールで連絡をと言うが、リミットを超えたのでメールが使えないくぅってどうよ?
そういえばあの日。夕方になって鹿児島の義父から電報が届いた。
「ジシンヒガイアリヤナシヤ」急いで大丈夫だと電話した。
しかし、電報とは・・・気づかなかったなぁ~
そうなのよね~せめて水とか乾パンくらいはって思うんだけど・・・・
最近は耐震強度が話題になってるけど家は公団で築30年だもの、怖いわ~~
でも、うちも防災グッズって揃えてないですねえ。これじゃダメだと思いつつ、ついそろえてないんですよね・・・