今日のお天気は・・・

何気ない日々の出来事をつづっていきます

白いかもめ

2009-09-27 11:12:00 | 雑記

蒸し暑い。
雲が多くなってきたが、夏のような日差しが部屋の中まで差し込んでくる。
夕方には雨になるらしい。



                    



土曜サスペンス・西村京太郎風に言えば「白・黒・赤・特急かもめ、有明のギロチンが招く!博多~長崎、4枚切符の謎…途中下車してみたICHに隠された意味」 


写真は特急かもめ。
通称「白いかもめ」。
革張りのシートが高級感を醸しだしている。
写真のシートは背の部分。


またどこかに出かけたわけではない。
話はまた20日のことだ。


諫早に向かうため、博多駅で4枚切符を購入しようと券売機の前に立った私となぎぃ。
人でごった返す中、博多~諫早の切符が見つからず焦る私。
近づいてよく見ると、博多~長崎・諫早となっていた。
券売機から出てきた切符は博多~長崎と書いてある。
「これで、長崎まで行けるんだ!」と単純に思ってしまった。


乗り込んだ特急は白いかもめ。
シートは黒の革張り。
ゆったりと旅を楽しもうと思ったが、始発から既に満席で通路には座れない乗客が立って話している。
座っていても何だか落ち着かない。
ワゴンサービスもこれでは通れない。


                    


電車は街中を抜けて、筑紫平野にさしかかる。
黄金に色づいた田と濃い緑の大豆畑が交互に目に飛び込んでくる。
北部九州の穀倉地帯だ。

西に向かった列車はやがて有明海を望む。
行きは満潮で岸まで打ち寄せていた波が、帰りは遠くまで引いて有明海の干満の差を目の当たりにした。

特急とは思えないノンビリとしたスピードで湾岸を走り、海から離れようとした時にギロチンと呼ばれたその潮受け堤防が見えた。
諫早湾干拓事業の象徴。
堤防の内部は既に広大な農地が広がっていた。


                    



人が力ずくで自然をねじ伏せて変えてしまう。
豊かな生態系が壊され、それはまた巡って人へと返ってくるのだが。


                    



白・黒・赤のキーワード。
最後に残された赤は長崎交通のバスの色。
派手な赤いバスに揺られてICHcafeに辿り着いた。
International Communication House

謎はこれで全部解明された
コメント
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