晴れているが風が吹き荒れている。
ベランダの洗濯物が物干しに巻き付いてしまう勢いだ。
お天気は下り坂。
夜には雨になると言う。
博多駅から西を見ると、オレンジ色の光の粒を纏った街路樹がまっすぐな道の向こうまで続いている。
誘われるままに歩を進めると、やがて宝石箱のようなイルミネーションが現れる。
仕事が早く終わった日に、キャナルまで歩いてみた。
駅からそれほど遠くないのにビックリ。
毎年キャナルのイルミネーションはこれでもかと言わんばかりの光の洪水だ。
水面に揺れる光は幻想的で、噴水のダンスも目を楽しませてくれる。
平日だというのに、手品のパフォーマンスも行われていて家族連れも楽しんでいた。
しかし、やっぱり一人ではお茶するのもちょっと気が引ける。
誰かとゆっくり楽しみたい空間だ。
なぎぃの小説「あまいろまつり」やっと４話目がアップされました。
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あまいろまつり
