陳式太極拳の教室 ■新太極拳 宝塚教室■

陳式太極拳の教室「新太極拳 宝塚教室」の活動状況を中心に掲載。お気軽にコメントください。

2006年07月23日

2006年07月23日 23時06分23秒 | Weblog
▲上から「本日の板書」、
      「すみれ1,2,3年生の左・右野馬分ゾン一部分」、
      「すみれ1,2,3年生の左・右野馬分ゾン一部分」
      「さくらと4年生の退左・右野馬分ゾン一部分」


陳式36式 第2段の3つ目「13.左・右野馬分ゾン(ヅゥオ・ヨゥ イェマフェンゾン)」を中心に練習。

  
① ストレッチ(全員)
   片脚で立ち、反対の脚を前後に振る。両肩両股関節の位置は動かさない。後に振り上げる時は膝・足首を伸ばす。
   スワイショウ、首回し、腕を上下左右に開く、腹部と股関節の回転、クンプー、伸脚独立など。
② 全身運動(長拳)
※ 里合腿(リー フートイ)
  外バイ腿(ワイ バイトイ)各2回ずつ

==休憩==

③気功
 ※昇降、樹木、開合(膝を伸ばしつつ息を吸い両手を開。重心を降ろしつつ息を吐いて両手を合)。
 ※輪になって「気」のお話
 ・病気ではないのに体調が悪いなどの場合、間接で気が詰まっている場合があるそうです。陳式は螺旋の動きが多いので、関節の動きを意識して練習すると気の流れが良くなり体調もよくなる。。。などのお話。

④「すみれ1,2,3年生」と「さくら+4年生」に分かれて練習。
 ・「すみれ1,2,3年生」・・・進歩の練習、腕の螺旋の練習など。
 ・「さくら+4年生」・・・イエマフェンゾンの肘の螺旋と視線の確認。
⑤休める

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13.左・右野馬分ゾン(ヅゥオ・ヨゥ イェマフェンゾン)

①右足により重心をあずけ、体を南に回転させつつ左足踵を中心に足先を内側へ。
 同時に右手甲で下から打ち上げるように西側へ。同じ軌道で左手の平で打ち上げる。
②左腕はそのまま左を防御する形へ。視線は左手先。右手は肘から引き手先を上に向けて右腰に隠すように構える。
③右足を擦歩で斜め前(北西)へ。右手を腰から北西へ。右手の平は上。指先に意識。
 視線も右手先方向へ。
④視線右、右足重心のまま右手を返し、右足も同時に踵を中心に足先を外へ。
 防御していた左手を肘から左腰へ戻し、同時に左足を右足に寄せる。
 改めて左足を斜め前(南西)へ出し、重心移動と共に左手を南西へ。左手の平は上。視線は左手を出す時に徐々に左手先方向へ。


※手を腰に戻す時、手首を曲げない。肘から動かして手が腰にくるようにします。
※右足、左足を出す時は、足先を開かないようにします。足先は正面を向いています。
※手を斜め前へ出した時、肘を落とし、肩をあげないようにします。

2006年07月16日

2006年07月20日 21時58分44秒 | Weblog
今期のテーマは「呼吸」で、「吸」は置いておいて
「呼」を意識してやります。
今日は「呼(吸)を聴く」で、自分の吐く息の音を
聴きます。両腕はだらりと下ろしたままでもいいですし、
軽く丹田に置いてもいいです。

「呼(吸)を聴く」ことで、脳が休まり集中度が高まります。

1.関節の円運動、ストレッチ、全身運動(長拳、外バイ脚、里合脚)
2.気功 「呼(吸)を聴く」
3.すみれコース 1,2年生
  陳式太極拳36式の二段
  11番. 倒巻肱(ダオジュエンコン) 肘を巻き込みながら後方に退く
  12.退歩圧肘(トイプ ヤーチョウ)  肘を押さえつけて後方に退く

  併せて、二段全体を一気に進んだ様子

  
  陳式太極拳36式名称表



  さくらコース 3,4年生
  太極剣32式の一段、8つの型をこれも一気に進めた。
  3年生はこれまで基本練習のみで、套路は
  初めてだが、4年生がいるから大丈夫!!

  
  太極剣32式名称表


  ※板書は三宅さんでしたが、誰もカメラの持参がなく
    この日の写真はなしで残念、残念

  ★今日の天気  
    雷雨を伴った雨が断続的に降った。
    雨の中のご出席を感謝!(From 小田)
  
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都合により木場はお休みを頂きました。o( _ _ )o
今回の記事は小田先生がお書きくださいました。
小田先生、有難うございました。

2006年07月09日

2006年07月09日 23時47分53秒 | Weblog
▲上から「本日の板書」、
      「すみれ1,2,3年生の進歩」、
      「さくらと4年生の退歩圧肘カウント②(小田先生と一緒に)」
      「さくらと4年生の退歩圧肘カウント③(小田先生と一緒に)」


陳式36式 第2段の2つ目「12.退歩圧肘(トイプ ヤーチョウ)」を中心に練習。

  
① ストレッチ(全員)
※ 両腕を前後に振るスワイショウ、
   両腕を上に伸ばしてから脱力して腹部を揺れを感じる、首、独立で股関節を横に開く。
   首回し、腕を上下左右に開く、腹部と股関節の回転、龍が玉を転がす、クンプー、
   伸脚独立など。
② 全身運動(長拳)
※ 正踢腿(チェン ティートイ)
   斜踢腿(シィエ ティートイ)各2回ずつ歩く
  里合腿(リー フートイ)と外バイ腿(ワイ バイトイ)の説明

==休憩==

③気功
 ※息を吐き腹部が膨れるか確認。いっきに息を吐くと同時に腹部を広げる。
  昇降、丹田に気を集めるなど。
④「すみれ1,2,3年生」と「さくら+4年生」に分かれて練習。
 ・「すみれ1,2,3年生」・・・進歩の練習、退歩圧肘の練習など。
 ・「さくら+4年生」・・・進歩、イエマフェンゾン、退歩圧肘の動きと息の確認。
⑤休める

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12.退歩圧肘(トイプ ヤーチョウ)

①南東向きで「倒巻肱」が終わった形から左脚を擦歩で退歩(北西へ)し、
 同時に両腕を肘を中心に時計回りに回し、正面で相手の腕を押さえるような形で
 閉じる。左手で相手の肩を、右手で相手の肘を押さえるような形になる。
②右脚重心のまま、右踵を中心に右足先を左へ(内側へ)回し、上体の回転に合わせ
 て右肘をたたみ自然に左手で隠れる位置へ。(上部の写真参照)
③重心を素早く左脚に移し、同時に右肘から先を腹側から左腕の上を通して右手の平
 で左肘を隠す位置へ。上体は骨盤からやや東南東方向。右脚を虚歩で左足のやや右前
 に寄せます。つま先が床につきます。右手の平は手前向、左手の平は下向きになり
 ます。
④右脚を左足の横と通してやや右斜め後に素早く退歩し、同時に重心も右足に6割乗せ
 ます。4割は左足に残します。いっきに退歩しますが、この時に大きく息を吐き、
 自分の重心を下げることで相手を押さえつけます。腕は、退歩と同時に左腕をやや伸
 ばし相手を抑え、右手は手の平を上に自分の腹へ引き寄せます。

   ※ 前後足の踵は一直線上に乗らないようにします。交差してもいけません。
     拳1つ位は開くようにします。そのためには④で右脚を退歩する時に、
     やや右斜め後に退歩すように意識します。

   ※ 上体は骨盤から東向きになります。最終形は、体がまっすぐ東を向いています。
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※呼吸について
呼吸を吐くときに、腹(丹田)を膨らませるように意識します。
フッと大きく息を吐く時にいっきに腹部が膨らみます。

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連絡事項
次回は剣の練習もあります。3年生、4年生は剣もご持参ください。

2006年07月02日

2006年07月02日 23時01分16秒 | Weblog
▲上から「本日の板書(by西岡さん)」、「すみれ1,2,3年生」、「4年生倒巻肱」


今日から第2期が始まりました。今期からの新入生も元気にスタート。
陳式36式 第2段の1つ目「11.倒巻肱(ダオジュエンコン)」を中心に練習。


① ストレッチ(全員)
※ 首、腹、股関節の回転運動。首回し、腕を上下左右に開く、
  腹部と股関節の回転、龍が玉を転がす、肘回し、クンプー、伸脚独立など。
② 全身運動(長拳)
※ 正踢腿(チェン ティートイ)
   斜踢腿(シィエ ティートイ)各2回ずつ歩く

==休憩==

③気功
 ※腹部を揺らす、昇降、潜心禅掌など。
④「すみれ1,2,3年生」と「さくら+4年生」に分かれて練習。
 ・「すみれ1,2,3年生」・・・独立の練習、倒巻肱の練習など。
 ・「さくら+4年生」・・・進歩、イエマフェンゾン、倒巻肱の腕の螺旋、
   腕の閉じ方など練習。
⑤休める

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11.倒巻肱(ダオジュエンコン)
①東向きで「肘底捶」が終わった形から右手を左手内側に差込み、同時に
 右脚に重心を移し、左足をやや浮かせる。
②左脚擦歩で斜め後へ1歩出す。
③左後ろに体重移動しながら右手を水平にやや前へ(この時は手の平が下)、同時に
 左手は下から右手よりやや高い位置で開く。視線は左手先方向。腕を開いたら手の平
 は両手とも上を向く。
④左脚に重心を置いたまま、骨盤の回転で体の向きを東に戻す。
 この時、骨盤の回転に合わせて右脚を引いて左足に虚歩で寄せる。
 この時の腕の動きは、骨盤の回転に合わせて螺旋を左肩から肘そして手先に伝え、
 左肘から手を左耳近くを通して胸前へ。同時に右手も体の動きに合わせて自然に
 引きよせ、胸前で左手と合わせる。
⑤~⑧
 上の①~④を左右逆で同様に繰り返します。

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※呼吸を観る
丹田から細く長く息を吐くイメージをもつ。足は肩幅で自然に立ち、
視線は正面、丹田を意識してゆっくりを深く呼吸する。