陳式太極拳の教室 ■新太極拳 宝塚教室■

陳式太極拳の教室「新太極拳 宝塚教室」の活動状況を中心に掲載。お気軽にコメントください。

2005年06月19日

2005年06月20日 01時34分47秒 | Weblog
陳式36式、本日のテーマは「10.肘底捶(チョウディツィ)」

① 一期終了。一期終了の発表会の説明など。
② ストレッチ
※ 体側、脚を片脚ずつ前後に振る(上体を固定し、後ろへはつま先を伸ばして蹴る)など。
③ 一年生、二年生、三年生に分かれて練習
 ※ 一年生は進歩、弓歩。
 ※ 二年生はダンティ チョンチュアン、ドンティ トイヅァンの復習。
   ドンティ トイヅァンで歩く練習。
 ※ 三年生は剣の復習。「12.縮身 斜帯(スォセン シエタイ)」
             
==休憩==
④ 気功
 ※ 丹田で静かに呼吸するなど。
⑤ 36式「10.肘底捶(チョウディツィ)」の分解練習
▼少し戻って説明あり
 ※ 左手の肘をおとす。人差し指と中指をややまげて伸ばし、薬指と小指を曲げる。
   親指は丸く曲げる。左脇を締め、左耳の横に手を構える。右手は掌が上、手首を上げ、
   胸の前に構える。右足は虚。
 ※ 右足を一歩前に擦歩。同時に両手を耳の横から胸前に構え、そのまま前に押し出す。
▼ここから今日のテーマ「10.肘底捶(チョウディツィ)」
 ※ 右手を一旦前に出し、掌を上にして手前に引く。同時に左手は水平のまま前に押し出す。
   身体は右斜め約30度。両手を返して、左手を引き込み、上体をゆったりを回転させながら、
   右手左から上そして右腰へと回す。同時に左手は下から左そして胸前まで回し。縦に構える。
 ※ 約30度右に回した上体をほどくように正面に上体を戻すと同時に、左肘の下辺りへ
   右拳を縦拳で突き出す。
⑥ 休める

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【一期発表会】

15:30から15:40まで、一年生、二年生、三年生ごとに36式の第一段の成果発表
をしました。私の場合、練習の時は、自分の動きのチェックしかしていない(というより、余裕が
なくて自分の動きの確認だけで精一杯といったところですが)ので、皆さんの練習成果を拝見
することはとても勉強になりました。一年生の発表を拝見しながら、自分はこんなにできたの
かなと考えるところもありました。あの捕え難い動きの「2.右金剛搗碓(ヨゥ ヂンカンダオトゥイ)」
もキチンとできていたので驚きました。二年生の皆さんは自信と安定感が感じられました。
やはり正中線が決まっているからだと思います。素晴らしいです。
三年生は。。。自分も必死だったのでわかりません。すみません。

時折、お互いの成果を発表しあうのも良いものだと思います。今日は一体感を感じました。
有難うございました。

2005年06月12日

2005年06月13日 00時44分21秒 | Weblog
陳式36式、本日のテーマは「9.双推手(スァントゥイショウ)」

① 「三心」について。虚歩の注意点。
② ストレッチ
※ 体側、腕の上下左右へのストレッチなど
③ 一年生、二年生、三年生に分かれて練習
 ※ 一年生は進歩、弓歩。
 ※ 二年生はダンティ チョンチュアン、ドンティ トイヅァンの復習。
   ダンティ チョンチュアンで歩く練習。
 ※ 三年生は剣の復習。「11.転身 斜帯(ヅァンセン シエタイ)」
             
==休憩==
④ 気功
 ※ 抱球
 ※ 丹田で静かに呼吸するなど。
⑤ 36式「9.双推手(スァントゥイショウ)」の分解練習
 ※ 股関節から上体を左へ回し、右拳ほどきながら左手に引き寄せ、手を合わせて
   胸の前へ。
 ※ 上体を股関節から右へ回しながら重心右足の馬歩
 ※ 両手を解いて相手の腕を掴む形で身体の右斜め下に移動させ、同時に
   重心左足の馬歩。
 ※ 重心が左足に乗ってから、相手の腕を掴んだ両手を身体の前に引き寄せる。
   同時に右足が正面で虚歩になる。
 ※ 左足重心のまま右足を踏み出し、同時に両手をほどいて胸の前から両手を
   押し出しながら右足に重心移動し、左足は虚歩になる。
   (押し出す両手は小指側が前になります。肘から小指の先までは丸味を帯びる)

⑥ 休める

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【今日の注意点】

※虚歩について。
 ・虚の足が横に開いた形の虚歩
   片脚に重心を置き(実)、この足は進行方向に向ける。虚の足は重心のある足の
   踵から拳1つほど間をあけて踵を寄せる。虚の足先と重心のある足先は、踵
   を中心に90度から100度の角度で開く。
   (重ならなければ、踵どうしが付いてもかまわない)
 ・虚の足が前に出た形の虚歩
   片脚に重心を置き、この足は少し外へ開き安定させる。虚の足は重心のある
   足(実の足)の踵から少し横に開いた位置で正面に出す。実の足の重心を下ろし、
   虚の足はつま先を床に軽くつける。両足とも軽く膝を曲げた形になります。
   (正面から見た時、虚の足の踵と実の足の踵が重ならないように注意します)

※三心について
   決心:始めようと心に決める
   耐心:忍耐強く続ける
   恒心:常にやる

2005年06月05日

2005年06月06日 01時51分00秒 | Weblog
陳式36式、本日のテーマは「8.掩手肱捶(イェンスゥオ ゴンツィ)」

① 尾てい骨を収める姿勢について。その他、「百会、丹田、ハンシュン抜背、ファンソンなど」
② ストレッチ
 ※ 体側、両腕の指先を垂直に立て左右に開いた姿勢から、右腕をねじって指先を下に。
   右の足先を左足の土ふまずに向け、身体を左に向け、腕の水平を保つストレッチなど。
③ 一年生、二年生、三年生に分かれて練習
 ※ 一年生は進歩、弓歩。
 ※ 二年生はダンティ チョンチュアン、ドンティ トイヅァンの復習。
   上半身と下半身に分けて練習。手を腰にあてたままで、歩く練習。
 ※ 三年生は剣の復習。剣で歩く練習と「10.左弓歩 刺(ヅオゴンブ ツ)」
             
==休憩==
④ 気功
 ※ 樹木
 ※ 身体の前で向き合わせた両手指を呼吸に合わせて開いたり閉じたりする。
   (吸いながら広げ、吐きながら閉じる。吸いながらやや膝を伸ばし、吐きながら
    やや膝を曲げる)
 ※ 丹田で静かに呼吸するなど。
⑤ 36式「8.掩手肱捶(イェンスゥオ ゴンツィ)」の分解練習
 ※ 両手の平が左を向くように腕をねじりながら、左重心の馬歩へ。
 ※ 右手を小指から握って拳を作り身体の前面で打ち下ろす動作を始める。
 ※ 同時に、左脚重心馬歩から、左脚独立で踵を軸に素早く90度右側へ回転する。
 ※ 右拳を打ち下ろすのと同時に左手で右内肘を隠す。(左脚での独立の状態)
 ※ 右足を重く踏み降ろすと同時に左足が虚歩になり、左擦歩で馬歩になり、
   両脇から身体前面に両手をもってきて、左手の人さし指と親指を伸ばした形
   で掌を上に向け、人さし指を前方へ刺すようにする。右手は拳にして左手の肘
   あたりに寄せる。
 ※ 重心を右に移動しながら、上体を股関節から右にひねる。この時、左手の人さし指
   の位置は変わらない。呼吸とタイミングを会わせて右手の拳を下から前へ打ち出す。
   同時に左手は人さし指と親指を伸ばした形で丹田の左辺り(左腹)に引き戻す。

⑥ 休める

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【今日の注意点】

※気の練習時の注意点

 ・自宅で気の練習をする際には、不意な物音で気に乱れが起きないように
  なるべく静かな場所で行いましょう。扉の閉まる音などにも気をつけましょう。