千一夜第2章第111夜 おちゃめな先生

2010-03-02 21:23:54 | 健康
2010.3.2(火)

知人M氏のこと。

先日の夜中の2時頃、彼が煙草を吸っていると突然咳が出た。咳と同時に血を吐いたそうだが、この血がなかなか止まらなくて口から鼻からだらだらと出続けたとのこと。静脈(動脈?)瘤が破裂したら噴水のように血が噴出すそうだが、そんなに大袈裟なことでもないし、夜中の2時だから病院にも行かず、痛みも何も無くただ出血するだけなので、朝方までその状態で我慢していたようだ。奥さんも居ることだし夜間病院か救急病院にでも行けばいいのにと思うのだが・・・。

夜が明けて一旦出社したが、M氏、やはり気になるのである総合病院に行ったそうだ。内科では多くの年寄りが順番を取っていてなかなか自分の番が来ない。自分の診療が何時になるか解らないので、耳鼻咽喉科の方へ先に行くことにした。こちらは大して混んでいなくて直ぐに診てもらえたようだ。

担当の先生は内視鏡をM氏の鼻から入れて喉の奥の方へ突っ込んで行く。内視鏡で映し出される映像を、モニターで先生と患者であるM氏の両人が見られるようになっている。映像で見る喉の中はかなり傷が付いていて、その傷口には出血した血がこびり付いているのがよく解ったそうである。喉だけでなく扁桃腺にも傷が多いことが解った。私はその原因は聞いていないが、M氏のこと、四六時中喋っているし、酒は呑むし、煙草も吸うので、恐らくそれが原因だろうと思う。よくカラオケで歌い過ぎてこうなる人がいるらしい。

先生は「傷が多いですね」としか言わなかったそうだが、内視鏡が喉元に差し掛かった時、「ここから先も診(検査し)ますか?」とにやりとして言われたそうだ。ここから先と言うのは肺になるのだろうが、M氏はなぜ先生がにやりとしたのか解らなかったそうだ。鼻から管を入れているので返事も儘ならず、あうあう言いながら辛うじて首を縦に振るのが精一杯の状態だったようだ。その状態からして先生は、「この先も診るんですか」と言い、「残念!ここから先へは私は行けないのです」とおっしゃったそうである。ここから先は内科の領分になるとのこと。『だったら最初から聞くなよな』とM氏は思ったそうだが、先生はM氏の病状が大したことはなかったのでちょっと遊んでみたようだ。M氏は検査をここで止めて内科に行かずに帰った由。

それにしても、序でに十二指腸辺りまで検査してくれれば良いのになあと誰しも思うことだ。先日亡くなった藤田まこと氏の昔のギャグで「耳の穴から手え突っ込んで奥歯ガタガタ言わしたるでえ」と言うのがあったが、今では「鼻の穴から管突っ込んで肛門ガタガタ言わしたるでえ」の時代になっているようだ。

【3月2日過去の釣行記録】
・1997年笠戸大橋下、昼間、投げ釣り、釣果=ボウズ
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、20:10~01:15、中潮、釣果=メバル15・ハゼ2
・2008年平田川河口、14:10~18:10、長潮、釣果=カレイ2・アイナメ1

【この日の釣り情報】
・2008年笠戸大橋下、1日中、投げ釣り、長潮、釣果=カレイ6

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コメント
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