第533夜 半熟卵

2008-05-07 22:45:00 | その他
2008.5.7(水)

今夜は昨夜釣って帰ったカサゴの煮付がメインディッシュ。

料理が出来るまでは、ビールと一昨夜友人カサから貰った余り物のチーズでチビチビやっていた。濃厚なチーズの味が口の中に残っていて、本来のカサゴの味が良く解らなかったが、カサゴはやはり唐揚げが良いような気がする。メバルより少し身が堅く淡白で、メバルの煮付と同等の味とはいかないが、寧ろカレイの煮付に味が近かった。でも家庭料理だとまあこんなもんだろう。家人に「カサゴはやっぱり唐揚げが良い」と恐る恐る言うと、「あっ、そう」とにべも無かった。

他には、これも私の好物である筍とサヤエンドウとハムの和え物、胡瓜と瓜の一夜漬け、そして冷やし中華である。この冷やし中華にゆで卵が入っていて、黄身が少し半熟だった。一昨夜の呑み会で友人カサがゆで卵の蘊蓄を語ったのを思い出す。カサは何故か半熟卵を持参して、この茹で方を滔々と語っていた。ゆで卵は茹で上がった直後に塩水に浸けると、卵の薄皮が上手く剥けるのだそうだ。でも本当に半熟卵で、皮を剥くとぶよぶよに揺れていて、それこそスプーンで食べないと崩れ落ちそうだった。現に、生まれて初めてこんな半熟卵を食べたと言うマドンナは、酔いも手伝ってか、卵を持つ手に黄身がどろどろに流れ出していた。あの手、洗ったのかなあ。

でも食にこういった拘りを持つのは良いことだ。私はと言えば、特別食に拘りはない。強いて言えば、マヨネーズは味の素、鰹節は削るやつ、ワサビは練りワサビ、ビールはアサヒ、咄嗟にはこの程度の物しか思い付かない。次回の呑み会で、もう一度あの半熟卵を食してみたい。冷えていたけど美味でしたよ。

しかし、辛子が目に沁みる今夜の夕食だった。

今日の暦
・博士の日、1888年(M21)植物学者の伊藤圭介ら25人に日本初の博士号(名誉博士)が授与された。本格的な論文による博士号はそれから3年後。当時は博士の上に大博士の学位があったが、該当者なく1898年に廃止された。
・コナモンの日、日本コナモン協会(たこ焼き、お好み焼き、うどん等粉を使った食品)が2003年(H15)に制定。語呂合わせ。

ブログランキング・にほんブログ村へ



※お願い:下の広告を全部クリックして下さい。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする