鉄道ファンの皆様こんにちは。(いきなり何)
ということで、今回は初めて台北の最北端を走る(2020年1月現在)淡海輕軌 (淡海ライトレール)に乗ってきた。
約1年前の2018年12月に開通したらしいが、ちっとも情報がなく
『本当に開通してるのか?台北ドームのように8割できたところで工事ほったらかし状態完成未定になってるのでは?』と
疑っていたがちゃんと走っていた。
今まで乗りに行かなかったのはそういう理由のほかにも
事前に色々調べてもちっとも広告宣伝が見当たらない。
乗ってきたけど楽しかったよーというブログなどが見当たらない。
鉄道ファンではないので乗る理由が全然見当たらない。
というものだが、ヒマつぶしに見に行ってみてもしダメそうなら、毎度行く淡水駅に行って川沿いを散歩しようと
思っていた。
そもそも沿線駅近くの名所やお店などをチェックしても、まだ何もないらしく(できる予定があるのかも不明)
唯一行きたいと思った海水浴場は最寄り駅から徒歩30分というめんどくさい距離であった。
まず最初に不安になったのは、これ
台北駅を中心に南北に走るいつも混んでいる淡水線という地下鉄だが、淡海ライトレールの始発駅である
左から2番目淡水駅となりの「紅樹林駅」に何の表示もない。
この地下鉄は台北メトロで、淡海ライトレールは新北メトロと会社が違うからって書いてくれないのか。。。
とりあえず前に一度だけ降りて駅構内にあるマングローブ展示館に行って5分で帰ってきたここの駅へ来た。
駅に降りたら淡海ライトレールの表示が!
お、ちゃんと右方向って書いてあるではないか
紅樹林駅の改札を一度出て直進だ
ちゃんとLRT(ライトレール)駅があるではないか
そろそろ信用してもよさそうだ。 せっかくここまで見にきたので乗ってみることにした。
時刻表。思ったより運行本数多いわ
今のところ11駅でこれからも増えるらしい。
全く情報がない、と書いたがグーグルマップにも載ってないので一体地図上のどこあたりを走っているのか皆目わからない。
いずれ淡水駅とつながるというので、そうしたらもっと淡水観光が楽しくなりそうだが
現在は多分淡水の上のあたりを走っていると思われる。
始発から終点までは約25分、それより何より感動なのは運賃だ。 今のところ2種類しかなく
20ドル(約72円)か25ドル(約90円)だ。 やっす~
始発駅に停まっているところ。 顔はやや丸いがシンプルだ。
他の電車と違うのは、乗り降りのときに自分でドアを開けること。
もちろん走る前には自動で閉まる。これは車内から
車内のようす
座席床がちょっと盛り上がっていておもしろい造りだ
この他に横並びの席の車両もある。
全部で5両だったが1両が短く、この写真の画像の車両を数えたら16人分の席しかなかった。
立つ人のために吊皮もあるがあまり広くないので観光客メインに考えられている気がした。
そして車内から景色がよく見えるように
ドアも全部透明だ。 窓も大きいし運転席から前の様子もよく見える。
おもしろいのは最初は普通の鉄道駅らしく高架を走っているが、やがて普通の道路になること。
運転席から前方を見ると普通の道路だったり
各駅にはかわいいオブジェがあるが、景色は特になく。。。というか駅前なのに何もない。
以上各駅からの眺めだ。 これは進行方向右側
ちょっと遠くにはたくさんのマンションが見える。
どこの駅あたりからだったか、路面線路になると車やバスと一緒に並走している。
前方の信号が赤だと一緒に停まってるので電車に乗ってるのに不思議な気分だ。
ね?普通の道路を普通の高さで走ってるでしょ?
高架駅じゃない駅は道路との段差もなくおもしろい
高低差がないのでバリアフリーで親切設計だわーと思いそうだけど却って危ないことも。
始発と終点駅以外は対面式ホームなので反対側のホームに行くときは線路を通るが、踏切もなく警報器も鳴らないという怖さ。
赤信号が点滅してる、というがよく左右を見ないといけないらしい。 ぼけっと渡ってたら横から電車がーとか怖いったら。
何かたまに豪華なマンションもあったり
終点についたので降りようっと。(終点駅は自動で開く)
ホームから出るときはこの赤いところにタッチ(悠遊カードが使えるから便利)
さあ、終点駅を出たわ~と前方を見たら
え・・・?
駅ホームを出て1mのところからの景色
その位置から左方向を見た光景
そして次に右方向を見て固まる私
何にもないじゃん~ 日本の繁華街じゃないから駅前にルミネ作れとは言わないけどさ。
日本だったら首都の近くの新線開通の日にゃ大変な宣伝してると思うぞ。
周辺にお店がたくさんできレストランやカフェもずら~っと並び、開通記念クッキーやせんべいが売られ。。。
唯一記念っぽいのはこのスタンプカードであった。 駅構内にひっそりとある。
ひっそりしすぎてわかりにくいが、よーく探すと改札の近くに台があってスタンプがおいてある。
もちろんタダでもらえる。 日付は自分で入れるらしい。
ということで、駅を出て30秒で引き返して今乗ってきた電車にまた乗ったわ。
まだ工事してる箇所があったり
次は反対側の景色を見ようと進行方向右側に座る
何となく右側の方が開けてる。 駅近にマックもあるじゃん
一番乗降客が多かったのは「淡水行政中心駅」だった。
こういう線路のところは普通の電車らしい
走行場所によって電車だったり路面電車だったりモノレールだったりという感想だ。(わかりにくいか)
新しいのでどこの駅舎もとってもきれいだ
と思ったら隣がボロかったり。
淡水駅に近い始発「紅樹林駅」の景色はなかなか
はい、どこも寄らずUターンして戻ってきたわ。
改札がないからつい通過しそうになるが赤い場所の柱に忘れずタッチ。 10mぐらい先には入るときの青い柱がある。
次回はもっと線が延びて駅近が開けたら乗ってみたい。
オマケ: そうだ、グーグルマップのタイムラインがあるではないか!と当日分をチェックしてみた。
青い線上のところね。
帰国してから、あー私はここへ行ったのか~と旅情に浸れるグーグルの機能だ。(アリバイにも使えそうだ)
なぜか一か所川を左へ渡ったようになっているが実際は移動していない。(アリバイ不成立)