ソウルのどのガイドブックを見ても必ず載ってるのは「東大門」
焼肉屋じゃないよ。 多いけど。(南大門という名前のお店も多い)
ここのファッションビルは特に若い子向けのオサレでリーズナブルな洋服などが人気だ。
(私も見るわよーだ)
その辺りはどこでも情報が見られるのでどっかでドゾ。
地下鉄駅2つの間にファッション系の建物が4つぐらい並んでいて
近所は東大門市場などの専門店もある。
(本当はこっちの方が好き)
市場の方は靴(ばっかり)手芸用品(だらけ)
おじさんの洋服(しかない)など一つの商品に特化したお店が多い。
ファッションビルの向かいには 東大門デザインプラザ(DDP)というのが
2014年3月に完成した。
建設当初からずっと見学していたので、やっとできたかという思いだけど
5年近く掛かったらしい。 今でもまだ一部工事してる箇所もあった。
完成直後にも前を通った気がするが、今回初めての訪問だ。
不思議な形の全体像
デザインプラザというだけあって、先進的なデザインや前衛的なデザインなども多く
そういうのに興味がある人が見たらおもしろいと思う。
広いから歩くけど、見所もたくさん。
買い物ばっかりしてないでぜひ。 楽しいお散歩コースだった。
オブジェのバス
日本語も併記されてて親切
多分左の部屋の中は有料コーナーで入ってない
でもガラス越しに覗けちゃいます
周りの通路が坂になってて自然と上の階に行ける仕組みだけど結構急勾配で疲れるんだけど。
白いお花がとってもキレイ
なぜかみんな同じ形で同じ高さに咲いてる・・・?
全部造花だったわ。 外のお花畑なのに斬新だ。
そしてそんなハイテクな建物から徒歩約10分、未来的とは真逆の場所へタイムスリップ。
東大門駅隣の東廟前駅で、まずは一応地図にも載ってる東廟へ。
ここは宝物・国宝と重要文化財の間にあたる建物で
中国・蜀漢の名将、関羽将軍をお祀りしている祠(ほこら)だ。
貴重な中国風の建築様式と聞いていたので張り切って見学に行った。
格式あるフュージョン建築とサイトにあったが、何だそりゃ?
道路から見るとかなり立派に見えたが
南の入り口から入ると、内部は立派に見えたが
トイレが文句なしに立派!
駅名にもなってるぐらいだからさぞかし。。。と思ったら
何だか閑散としてるし(中で3人しか見なかった)あまり広くないからすぐ見終わったし
中はよく見えないし、正直何だったのかしらん?の場所だった。
この中に祀られてるのに閉まってて見えない
上の格子の隙間から見たわ
が
おもしろかったのは、この周りの地域だ。
ウワサには聞いていたが、東廟ピョルク市場(東廟駅3番出口すぐ・お昼すぎぐらいから開く)
という「蚤の市」と言われてる地域だ。
何を売ってるのか一目でわからないんだけど?
石けんが包装なしのバラで売られていたり
蚤の市とかフリーマーケットって聞こえがいいけど(いいのか?)
それはお宝探し的な要素を期待して何やら探索的な気分が楽しそうに思えるからだけど
ここの「蚤の市」ははっきり言って、買いたいものは何もない。
多分日本人だったら誰もそう思うんじゃないかな。(ひどい感想でごめんね)
捨てたのか売ってるのか・・・
何で楽しかったのかというと、他ではこういうの見られないから。
買い物しなくても見て歩くだけで十分楽しかったわ。(本当にそう思ってる)
自宅を開放したフリマ風だったり
自宅前のガレージや電柱を最大限に利用したり
風物市場(今回は時間がなく惜しくも寄らなかった)も同じような品揃えだが
まだ、そっちのほうがたまに欲しいものがある気がする。
で
やや広い地域に渡っているので、どこから見てもいいけど
韓国お得意の同じような商品がまとまってる地域が多い。
洋服ばっかり、とか雑貨ばっかりなど。 捜したい商品がある人には便利かも。
ちょっと歩くとガラッと品物が変わっておもしろい。
日野皓正さんのLPなど日本のものもたくさん
いちいち脳内で「こんなの誰が買うんだー」とか「捨てればいいのにー」と
ツッコミを入れながら楽しく散歩してた。
1000ウォン(約109円)でも、要らないものばっかりだった。
(アンティークっぽいのやブランド風味のはけっこう高いものもある)
大昔どっかで見たような(これも日本製じゃん)
崩れ落ちそうなディスプレイなので触れないじゃん
仏像と雑貨が一緒に売られてたり
この辺りの町内こんな感じで、カオスを通り越して異国情緒というか頭がボ~っとしてくるから。
が
もちろんせっかくの旅行だから豪華なお店にも臆せず行くわ。
新羅(シーラ)ホテルに初めて行った!
韓国3大豪華じゃあるまいか?ホテルの一つで
(あと二つはウエスティン朝鮮・ロッテホテル)
30年近く前、初めて韓国に行ったときロッテか新羅かどちらに泊まるか迷って
結局繁華街が近そうなロッテにしたけど当時は便利なパソコンという機械もなくて
何か一つ調べるのにも苦労したものだ。
当時日本と韓国との間に時差が1時間あって(昔は本当に時差があったんだってば)
今は両国の時差はなくなったけど、韓国の夜はけっこう明るくて日が沈むのが遅い感覚がある。
でも、今回30年ぐらいの時差を感じたのが上記の蚤の市だったり。。。
で
何だっけ、そうそう、シーラホテルは距離的には「東大入口」駅から5分ぐらいなんだけど
何しろ立派すぎてホテルが見えてるのにエントランスまでが遠い。
門がまずある。 私みたいに徒歩であちこち出歩く旅行者向けではないかも。
このあたりでホテルに行くバスがあって、乗るように係員に勧められた。
え、目の前に見えてるのに?と思ったが乗って良かったかも。
誰も歩いてないんだもん。 近いのにみんなクルマで出入りしてるんだもん。
市内でもよく見るShilla Hotelのマイクロバス
ホテルに停まった後、隣接の新羅免税店に行ったけど、まあすごい混雑。
ここも初めて来た
広いよー 売ってるモノが豪華だよー
見学ついでで、キャンペーンの
「何でも1ドル以上買ったら5000ウォンのT-moneyカード進呈」というのがあって
もらってこよう、と張り切って行ったが・・・(2015年12月31日までやってる)
ちょっと! ここに1ドルのものなんて1コも売ってないじゃないのさ!
(ちょっとずるいと思った)
お安そうなお菓子コーナーをざっと見ても、どれも物価が高い。
(ここの韓国海苔はスーパーの数倍する)
仕方ないのでコスメコーナーへ行ったが、街中で見るような安い商品は
3個とか5個パックになってるので結局単価が高い。
欲しくないもの買っても仕方ないしーと諦めかけてたところ
見つけたのが9ドルのエチュードハウスのパクト(おしろい)
これを買って、無事に5000ウォンのカード(地下鉄に乗る時など使える)ゲット!
よくよく計算したら 9ドルってだいたい9000ウォンぐらいじゃん、赤字じゃん。
それでもこれが、ここの店内で買える最安値商品だと思う。
これが景品
ま、貰ったからには次回使ってもいいですけど(偉そうに)T-moneyカードたくさん持ってるのよね。
これは多分、東方神起の方?のカードだと思うので
ファンの方いたら5000ウォンで売りま・・・いえケチなこと言わず差し上げます。
T-moneyカードはチャージすればずっと使えるので便利。
5000ウォン(約550円)で、どのくらい地下鉄乗れるの?というと
明洞駅からなら仁川空港まで行けるし、近い方の金浦空港なら往復してもまだ余る。
ま、免税店ではあれこれブランド品を見て(時々触って)目の保養にはなったわ。
それにしてもたくさんいるのは殆ど中国の方、お買い物っぷりがすごいわ。
袋、両手に持ちきれないぐらい抱えてるし、国で待ってる人へのオミヤゲは
日本以上に必須のお国柄だから大変よね。
と
手ぶらで帰った私は重そうな顔をしてる方たちに同情していたわ。
尚、モノによっては空港受け取りになるものもある。
機内頭上荷物収納棚が取り合いになるはずだ
帰りの空港で見かけた羨ましいお買い物の方々。 Hongqiao(上海虹橋)空港行きと書いてある。
このシーラホテルはIKKOさんが常宿にしててオススメ散歩コースが周辺にあると
何かの雑誌で読んだので、帰りは歩こうと思ってたのに目の前にバスが来てつい乗っちゃったわ。
2点で1000ウォンの道端に置いてある商品を見た後
1000ドル越えのブランド品(本物に違いない)を見る落差も、お値段のタイムトリップみたいで乙だわ。
今日行った場所は私にとって買い物をするところではなく、見学するところなので
当然9ドルしか使ってない。
パスポート必須なので持参したが、帰りのチケット(印刷物でも良い)を忘れたので
パクト1コが帰国時の空港受け取りになってしまったわい。