廃線跡を歩く(羽村山口軽便鐵道) Vol.3


迂回の最中に廃屋を見つけました。なモノにはとりわけ目がないCABEZÓNですが、何故かこれを見た時には少し違和感を感じたのです。それが、基地付帯設備のなれの果ての様な気がしたからでしょうか・・・。



更に進むと自動車道を越えます。高速道路かと思ったら、実は国道16号。



徐々に日も傾きはじめ、心なしか焦りを感じ始めました。それにしても広大な敷地、この中は全く別の国である事がにわかには信じられません。



基地の反対側に回り込むと、企業敷地と自動車道の間に、恐らく都市部では唯一の全く手つかずのまま放置されている軌道跡が残っています。



軌道跡の管理は東京都水道局が行っているので、当然こんなカンバンがあったりします。



そして貯水池方面に向かっての軌道跡は遊歩道として整備されています。



ひたすら貯水池を目指す軌道跡。軌道敷設の最初の目的は水道管敷設だったそうですが、貯水池のダム建設の為の砂利運搬も行いました。



歩けども変化の見えない行程に、だんだん飽きてきてしまった我々の姿(笑)。この川は残堀川という一級河川ですが、CABEZÓNが中学生の時分には既にドブ川の様相を見せていました。著名な玉川上水からするとマイナーな存在ですが、玉川上水は人工河川なので残堀川の方が先輩格。玉川上水とこの残堀川立川市で珍しい河川同士の立体交差をしているのですが、地元の人しか知りませんよね(笑)。



ここは築堤(軌道敷き)を残しているのでしょうか、遊歩道はやや脇にそれて進みます。実は、このあたりで押さえておくべき砕石場の遺構を完全に失念していました。この写真の右側にコンクリート製のホッパーの様なモノが残っているらしいのです。



そして新青梅街道と交差します。左側の二人の影が疲れを感じさせますね(笑)。だって、全然隧道にたどり着かないんだもん orz... 目的の隧道を通り抜ける為にはシャッターの降りる17:00前に到達しなければならないのですが・・・



と、やっと変化が見えました。道が曲がるという快挙(笑)



途中の橋の下をのぞき込むと、先代のモノとおぼしき橋台が見えました。もしかしたら軌道時代に使用していたモノかも知れません。



この後ですが、記事を書いている自分でも飽きたので、真っ直ぐの道の写真はもう載せません(笑)。先のカーブ以降もひたすら真っ直ぐな道ですた。





























キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!!


つづく


Editor CABEZÓN


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