今日も Charlie Sexton中心に書きます。
、、 わたし、、決してチャーリー・セクストンさんだけを見にZeppへ出掛けてるわけではありませぬ。。 あくまでボブ・ディラン&his band の公演を観に行ってるのです、、、が!
ボブの様子はきっといろんな方が載せて下さるだろうし、、 ん~、、 やっぱり私はギタリストが好き! そして私の音楽人生はずっとずっと ボブ・ディランに関わるギタリストさん達とつながってきたのですから。。。 当然のごとく、、の ロビー・ロバートソン、、 ローリングサンダーレヴューツアーでのミック・ロンソン、、 80年代以降 今もアルバムでもギターを弾いてる トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのマイク・キャンベル、、、 そして今 チャーリー・セクストン!
昨夜の日記にも書きましたが、 Zepp Tourでのチャーリーは まさしくディランバンドのリードギタリストとしてますます自由度が増して、 自信も増しているように見えました。 それはディランのエネルギーに煽られて、、 というのもあるだろうし、 逆にチャーリーに自由に弾かせて その弾けっぷりをボブが面白がってる感じさえします。 昨年までの映像の、 そうとう神経質に気遣い・気配りのチャーリーの姿も とってもチャーリーらしいと思っていたから、 Zepp Tokyo2夜のチャーリーには吃驚しました~~ (大阪もそうだったのかもしれませんけど見てないので、、) まだ二日目だよ、チャーリー、、、 このままだとラストにはどこまでいっちゃうんだ???
それでまた ボブのエネルギーが物凄いっ! ほんっと凄い! たいへんなものを見てしまった、、というか、 まさにLIVE! こんなライヴを年間100回以上つづけているボブ、、 しかも東京で7晩も演奏を繰り広げるなんて。。。 ローリングサンダーレヴューを見れなかった(観れるわけないですが、、)私も、、 今回の現場にいることが出来て幸せです! 本当に幸せ!
***
セットリストは前回同様 Sony MusicさんのBob Dylan特設サイトからです。
1. Cats In The Well
2. It's All Over Now, Baby Blue
3. Summer Days
4. I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met)
大阪でもやった 軽快なCats In The Wellからでしたが、、、 チャーリー、、調子悪い。。 音がうまく出てないのか、 音が気に入らないのか、、 何度も何度も自分のエフェクター位置に戻って 踏み変えてみたり、、、 ドラムのジョージさんに何か話しかけてたり、、 ドラムスの方を見てるから チャーリー、お客さんには背中向けてます。
2曲目、、 好きな曲なんです、これ。 、、でもまだチャーリー駄目。。。 せわしなくエフェクター位置と中央を行ったり来たり、、 これには私もハラハラ。。。 ボブの側に行ったりボブと楽しそうに視線を交わす余裕も無く、、 ちょっと苛立ってるように見えました。
3曲目Summer Days。 東京1日目の音源がすでにUPされてますが、 21日のチャーリーのノリノリぶりが聴こえるような音でした、、 けど、、 この晩は、、 まだちょっとダメです。。 やっとやっと、 この曲の中間くらいから突如チャーリーのギターもちゃんと聞こえるようになったと感じたんですけど、、 原因は何だったんでしょう。。。 相変わらずドラムスさんと顔を合わせて何やら交わしてるようでしたが、、 曲の終わりには チャーリー、 ギターのヘッドでドラムのシンバルを パシッ! なんてやるお茶目なシーンも。 (たぶん、そう見えた) 、、ようやく ホッです。
5. Forgetful Heart
6. Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again
7. John Brown
8. Under The Red Sky
Forgetful Heartは、 ボブのヴォーカルが素晴らしかったな。 John Brownも。。 ステージのライトが落とされて、 その中に 鍔のある帽子をかぶったボブのシルエット。。 確かチャーリーはこのどちらかの曲で、 中央に立つボブの脇で、 ずっとしゃがんで片膝立ちの間にギターのボディを構えるようにして、 たまに弦を擦るような音を出しながら、、、 そのシルエットも素敵だったな。。。
John Brown、、 ウッドベースとバンジョーの、 とても素敵な曲ですが、 スパニッシュの血も引く(のよね?)テキサスの男 チャーリーもこういう曲はすごく似合う。 暗がりに浮かぶ中央のボブといい、 傍らのチャーリーといい、 西部劇のワンシーンみたいでした。 前日は、 Sugar Babyとか、 ボブの甘く魅惑的な表情などとても印象的な夜でしたが、 この晩は、 どっちかというとハードな男のイメージ。 バンドの音もぶ厚いんです。
話前後しますが、 6.のThe Memphis Bluesの頃にはチャーリーのノリも良くなって、 ギターを弾きながら身体でリズムを刻んだり、、 ドニーさんの前へ行って 顔を見合わせたり、
8.は ボブがストラトを縦に構えるように弾くのに合わせて 並んでツインリードも。
さて、、 ここから怒涛のチャーリーの弾けっぷりが始まります。
9. Honest With Me
10. Masters Of War
11. Highway 61 Revisited
12. Shelter From The Storm
13. Thunder On The Mountain
14. Ballad Of A Thin Man
「Love and Theft」の曲ではチャーリー俄然燃えるのでしょうか。。 Honest With Me、曲もすごくワイルドな曲ですが、 ギターの弦をバンって叩いてひょわ~~んと反響させてみたり、 弾きまくりながらステージ中央を行き来したり、 それが今までのように常にボブを意識して、、 っていうより、 絶対観客にアピールしてる。 で、、 すっごいすっごい驚いたのが、 旋律の合い間の、ダンダンダンダンっ!というリズムに合わせて チャーリーが胸の前に腕を振り上げるようにして オーディエンスに何か吠えた! えぇ!? あんなチャーリー、 初めて見た。。。 私は ひょぇ~~~、、とか 思わず声を出してましたが、、、(笑) この音源、 聴いてみたい!
戦争の親玉もすごいブルージィなカッコいい曲になってて、、、
さらに、 Highway 61 Revisitedでは、 えっ! えっ!? チャーリー、スライド弾いてる! 嘘ぉ? 昨日は弾いてなかったよね? 小指に銀色のボトルネックを嵌めてスライドです。 (ARC ANGELSではドイルがスライド専門だから、 チャーリーのスライドは見た事なかった) 、、 かと 思いきや、 そのボトルネックをジャケットの左ポケットに振り落とすようにして 次には指で弾き、 かと 思いきや、 ピックを口にぱくってくわえて、 今度はフィンガーピッキング、、、 忙しい。。。 でまた、 ポケットからボトルネックを取り出そうとするんだけど、 スーツのジャケットってポケットにフラップがあるじゃないですが、 すぐに取り出せないんだこれが。。 、、んで、、 それでも出してスライド弾いてまたポケットにうまく仕舞えなかったり、、 口のピックをぱっと取ってまた弾いたり、、、めっちゃ忙しい(笑) かわいそうだからボトルネックを挿しておく場所つくってあげればいいのに、、 とか思いつつ、、 チャーリーはべつにイライラしてる感じもなく、、 なんか手を変え品を変え弾くのを面白がってる様子。 弾き方変えながら、 たまにちゃんと客席も見るんだよね、 ぜったい見せようとしてます、、 あれは。
Shelter From The Stormでは雪みたいな照明がきれいだったなあ。。。
さらにまたノリノリの曲、Thunder On The Mountainでは、 チャーリー、 長い両足を開いたまま横向きにちょっとギターを高く構えてみせたり(ちょっとエルヴィス風?)、、 arc angelsのDVDなどでも見せてますが、 チャーリーお得意の、 脇の下にギターのボディを一瞬ライフルみたいに構えてネックを銃身に見たてる、、、 出たっ! チャーリーのポーズ。 こういうロカビリー調の曲、、 お得意だものね。
、、チャーリーのことしか書いてませんが、、 もちろんボブもノリノリ。。 お客さんもノリノリ。。
ボブはキーボに前かがみに身を乗り出して、 チャーリーとリフをやりとりしたり、、
Ballad Of A Thin Manも、 すばらしいブルースでした。。。
あ、、 もう書ききれない。 あまりにチャーリーが動くので、 ボブと見較べるのにほんと疲れました(笑)
いろいろ書いてませんが、 キーボードのドニーさんの笑顔、 大好きです。
15. Like A Rolling Stone
16. Jolene
17. All Along The Watchtower
アンコール。
チャーリー、 黒のジャケット脱いで登場。 これにも驚く。。 大丈夫なの? チャーリー。 ボブに怒られない? 、、、心配になる、、が、、 カッコいい。。 あまりにもかっこ良いです。 Honest With Meあたりで胸から飛び出した 銀のペンダントは出しっぱなし。 ライトにキラキラ光を放ってます。 ジャケ脱ぐと脚の長さが、、、 (もう以下省略)
Joleneでは、 ボブの歌の 間(マ)の外しっぷりが見事でした。。 が、、 チャーリーは学んでました。 ちゃんと受けてました(笑) ほんと、 同じ演奏はしたがらないボブの凄さ。 だからチャーリーも頑張ろうとするんだろうな。
All Along The Watchtowerでも驚かされましたね。 前日の音源でも、 終わりの方で チャーリーが弦を指で擦って、 ひゅん! ひゅん! って音を出すのが入ってますが、 この晩はそれが キュキュキュキュキュキュ・・・・になって、 (Rage Against the Machineの Tom Morelloのスクラッチ奏法と一緒ですよ、、) トム・モレロかいっ!って言ってしまいました。。 あそこだけラップになってた。。 けど、 ザ、ザ、ザ、ザ、、というビートと ボブの放り投げるような歌い方と スクラッチ、、 結構似合ってたと思います。 いや~~、 斬新。 チャーリー、ほんと好きにやらせてもらってますね、、、 というか、、 「ちょっとお前 目立ち過ぎだ」とか、 怒られないかと、、。。
この先は どうなっていくんだろう。。。
***
幾人かのブログやつぶやきで、 チャーリー・セクストンさんが 若い頃のロビー・ロバートソンさんに似てる、、と書かれてるのを目にしました。 それを見て、 あ!ほんとだ、、 と思います。 あくまで、 ラスト・ワルツの時の、 首にピンクのスカーフをかけて場を仕切っていた伊達男、、 あのロビー・ロバートソンさん ですが。
あのロビーが、 ボブ・ディランや いろんなシンガーさんの微妙な動きに即応して、 決して滑らかではないけれども 気の効いたギターを加えるあの感じ、、 背の高さ、 艶っぽさ、、 確かに似てます。 特にこの晩の、 なんかワイルドなチャーリーには そう感じさせられました。 あの、 奥ゆかしい 気配りのチャーリーですから、 たぶん バンドの仕切り屋にはならないでしょうけど、、 ザ・バンドの南部ブルースも、 古き良きルーツミュージックも、 ロカビリーも、 10歳からテキサスのギターの世界で自らご飯を食べてきたチャーリーにはしっかりその素養が出来ているんだと思います。
チャーリーにもし、 「ロビー・ロバートソンに似てる、って」、、と伝えたら、 きっとチャーリー、 喜ぶだろうな。
長いもの お読み下さった方、 どうもありがとうございました!
、、 わたし、、決してチャーリー・セクストンさんだけを見にZeppへ出掛けてるわけではありませぬ。。 あくまでボブ・ディラン&his band の公演を観に行ってるのです、、、が!
ボブの様子はきっといろんな方が載せて下さるだろうし、、 ん~、、 やっぱり私はギタリストが好き! そして私の音楽人生はずっとずっと ボブ・ディランに関わるギタリストさん達とつながってきたのですから。。。 当然のごとく、、の ロビー・ロバートソン、、 ローリングサンダーレヴューツアーでのミック・ロンソン、、 80年代以降 今もアルバムでもギターを弾いてる トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのマイク・キャンベル、、、 そして今 チャーリー・セクストン!
昨夜の日記にも書きましたが、 Zepp Tourでのチャーリーは まさしくディランバンドのリードギタリストとしてますます自由度が増して、 自信も増しているように見えました。 それはディランのエネルギーに煽られて、、 というのもあるだろうし、 逆にチャーリーに自由に弾かせて その弾けっぷりをボブが面白がってる感じさえします。 昨年までの映像の、 そうとう神経質に気遣い・気配りのチャーリーの姿も とってもチャーリーらしいと思っていたから、 Zepp Tokyo2夜のチャーリーには吃驚しました~~ (大阪もそうだったのかもしれませんけど見てないので、、) まだ二日目だよ、チャーリー、、、 このままだとラストにはどこまでいっちゃうんだ???
それでまた ボブのエネルギーが物凄いっ! ほんっと凄い! たいへんなものを見てしまった、、というか、 まさにLIVE! こんなライヴを年間100回以上つづけているボブ、、 しかも東京で7晩も演奏を繰り広げるなんて。。。 ローリングサンダーレヴューを見れなかった(観れるわけないですが、、)私も、、 今回の現場にいることが出来て幸せです! 本当に幸せ!
***
セットリストは前回同様 Sony MusicさんのBob Dylan特設サイトからです。
1. Cats In The Well
2. It's All Over Now, Baby Blue
3. Summer Days
4. I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met)
大阪でもやった 軽快なCats In The Wellからでしたが、、、 チャーリー、、調子悪い。。 音がうまく出てないのか、 音が気に入らないのか、、 何度も何度も自分のエフェクター位置に戻って 踏み変えてみたり、、、 ドラムのジョージさんに何か話しかけてたり、、 ドラムスの方を見てるから チャーリー、お客さんには背中向けてます。
2曲目、、 好きな曲なんです、これ。 、、でもまだチャーリー駄目。。。 せわしなくエフェクター位置と中央を行ったり来たり、、 これには私もハラハラ。。。 ボブの側に行ったりボブと楽しそうに視線を交わす余裕も無く、、 ちょっと苛立ってるように見えました。
3曲目Summer Days。 東京1日目の音源がすでにUPされてますが、 21日のチャーリーのノリノリぶりが聴こえるような音でした、、 けど、、 この晩は、、 まだちょっとダメです。。 やっとやっと、 この曲の中間くらいから突如チャーリーのギターもちゃんと聞こえるようになったと感じたんですけど、、 原因は何だったんでしょう。。。 相変わらずドラムスさんと顔を合わせて何やら交わしてるようでしたが、、 曲の終わりには チャーリー、 ギターのヘッドでドラムのシンバルを パシッ! なんてやるお茶目なシーンも。 (たぶん、そう見えた) 、、ようやく ホッです。
5. Forgetful Heart
6. Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again
7. John Brown
8. Under The Red Sky
Forgetful Heartは、 ボブのヴォーカルが素晴らしかったな。 John Brownも。。 ステージのライトが落とされて、 その中に 鍔のある帽子をかぶったボブのシルエット。。 確かチャーリーはこのどちらかの曲で、 中央に立つボブの脇で、 ずっとしゃがんで片膝立ちの間にギターのボディを構えるようにして、 たまに弦を擦るような音を出しながら、、、 そのシルエットも素敵だったな。。。
John Brown、、 ウッドベースとバンジョーの、 とても素敵な曲ですが、 スパニッシュの血も引く(のよね?)テキサスの男 チャーリーもこういう曲はすごく似合う。 暗がりに浮かぶ中央のボブといい、 傍らのチャーリーといい、 西部劇のワンシーンみたいでした。 前日は、 Sugar Babyとか、 ボブの甘く魅惑的な表情などとても印象的な夜でしたが、 この晩は、 どっちかというとハードな男のイメージ。 バンドの音もぶ厚いんです。
話前後しますが、 6.のThe Memphis Bluesの頃にはチャーリーのノリも良くなって、 ギターを弾きながら身体でリズムを刻んだり、、 ドニーさんの前へ行って 顔を見合わせたり、
8.は ボブがストラトを縦に構えるように弾くのに合わせて 並んでツインリードも。
さて、、 ここから怒涛のチャーリーの弾けっぷりが始まります。
9. Honest With Me
10. Masters Of War
11. Highway 61 Revisited
12. Shelter From The Storm
13. Thunder On The Mountain
14. Ballad Of A Thin Man
「Love and Theft」の曲ではチャーリー俄然燃えるのでしょうか。。 Honest With Me、曲もすごくワイルドな曲ですが、 ギターの弦をバンって叩いてひょわ~~んと反響させてみたり、 弾きまくりながらステージ中央を行き来したり、 それが今までのように常にボブを意識して、、 っていうより、 絶対観客にアピールしてる。 で、、 すっごいすっごい驚いたのが、 旋律の合い間の、ダンダンダンダンっ!というリズムに合わせて チャーリーが胸の前に腕を振り上げるようにして オーディエンスに何か吠えた! えぇ!? あんなチャーリー、 初めて見た。。。 私は ひょぇ~~~、、とか 思わず声を出してましたが、、、(笑) この音源、 聴いてみたい!
戦争の親玉もすごいブルージィなカッコいい曲になってて、、、
さらに、 Highway 61 Revisitedでは、 えっ! えっ!? チャーリー、スライド弾いてる! 嘘ぉ? 昨日は弾いてなかったよね? 小指に銀色のボトルネックを嵌めてスライドです。 (ARC ANGELSではドイルがスライド専門だから、 チャーリーのスライドは見た事なかった) 、、 かと 思いきや、 そのボトルネックをジャケットの左ポケットに振り落とすようにして 次には指で弾き、 かと 思いきや、 ピックを口にぱくってくわえて、 今度はフィンガーピッキング、、、 忙しい。。。 でまた、 ポケットからボトルネックを取り出そうとするんだけど、 スーツのジャケットってポケットにフラップがあるじゃないですが、 すぐに取り出せないんだこれが。。 、、んで、、 それでも出してスライド弾いてまたポケットにうまく仕舞えなかったり、、 口のピックをぱっと取ってまた弾いたり、、、めっちゃ忙しい(笑) かわいそうだからボトルネックを挿しておく場所つくってあげればいいのに、、 とか思いつつ、、 チャーリーはべつにイライラしてる感じもなく、、 なんか手を変え品を変え弾くのを面白がってる様子。 弾き方変えながら、 たまにちゃんと客席も見るんだよね、 ぜったい見せようとしてます、、 あれは。
Shelter From The Stormでは雪みたいな照明がきれいだったなあ。。。
さらにまたノリノリの曲、Thunder On The Mountainでは、 チャーリー、 長い両足を開いたまま横向きにちょっとギターを高く構えてみせたり(ちょっとエルヴィス風?)、、 arc angelsのDVDなどでも見せてますが、 チャーリーお得意の、 脇の下にギターのボディを一瞬ライフルみたいに構えてネックを銃身に見たてる、、、 出たっ! チャーリーのポーズ。 こういうロカビリー調の曲、、 お得意だものね。
、、チャーリーのことしか書いてませんが、、 もちろんボブもノリノリ。。 お客さんもノリノリ。。
ボブはキーボに前かがみに身を乗り出して、 チャーリーとリフをやりとりしたり、、
Ballad Of A Thin Manも、 すばらしいブルースでした。。。
あ、、 もう書ききれない。 あまりにチャーリーが動くので、 ボブと見較べるのにほんと疲れました(笑)
いろいろ書いてませんが、 キーボードのドニーさんの笑顔、 大好きです。
15. Like A Rolling Stone
16. Jolene
17. All Along The Watchtower
アンコール。
チャーリー、 黒のジャケット脱いで登場。 これにも驚く。。 大丈夫なの? チャーリー。 ボブに怒られない? 、、、心配になる、、が、、 カッコいい。。 あまりにもかっこ良いです。 Honest With Meあたりで胸から飛び出した 銀のペンダントは出しっぱなし。 ライトにキラキラ光を放ってます。 ジャケ脱ぐと脚の長さが、、、 (もう以下省略)
Joleneでは、 ボブの歌の 間(マ)の外しっぷりが見事でした。。 が、、 チャーリーは学んでました。 ちゃんと受けてました(笑) ほんと、 同じ演奏はしたがらないボブの凄さ。 だからチャーリーも頑張ろうとするんだろうな。
All Along The Watchtowerでも驚かされましたね。 前日の音源でも、 終わりの方で チャーリーが弦を指で擦って、 ひゅん! ひゅん! って音を出すのが入ってますが、 この晩はそれが キュキュキュキュキュキュ・・・・になって、 (Rage Against the Machineの Tom Morelloのスクラッチ奏法と一緒ですよ、、) トム・モレロかいっ!って言ってしまいました。。 あそこだけラップになってた。。 けど、 ザ、ザ、ザ、ザ、、というビートと ボブの放り投げるような歌い方と スクラッチ、、 結構似合ってたと思います。 いや~~、 斬新。 チャーリー、ほんと好きにやらせてもらってますね、、、 というか、、 「ちょっとお前 目立ち過ぎだ」とか、 怒られないかと、、。。
この先は どうなっていくんだろう。。。
***
幾人かのブログやつぶやきで、 チャーリー・セクストンさんが 若い頃のロビー・ロバートソンさんに似てる、、と書かれてるのを目にしました。 それを見て、 あ!ほんとだ、、 と思います。 あくまで、 ラスト・ワルツの時の、 首にピンクのスカーフをかけて場を仕切っていた伊達男、、 あのロビー・ロバートソンさん ですが。
あのロビーが、 ボブ・ディランや いろんなシンガーさんの微妙な動きに即応して、 決して滑らかではないけれども 気の効いたギターを加えるあの感じ、、 背の高さ、 艶っぽさ、、 確かに似てます。 特にこの晩の、 なんかワイルドなチャーリーには そう感じさせられました。 あの、 奥ゆかしい 気配りのチャーリーですから、 たぶん バンドの仕切り屋にはならないでしょうけど、、 ザ・バンドの南部ブルースも、 古き良きルーツミュージックも、 ロカビリーも、 10歳からテキサスのギターの世界で自らご飯を食べてきたチャーリーにはしっかりその素養が出来ているんだと思います。
チャーリーにもし、 「ロビー・ロバートソンに似てる、って」、、と伝えたら、 きっとチャーリー、 喜ぶだろうな。
長いもの お読み下さった方、 どうもありがとうございました!