星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

よい旅を・・・♠ -GRATEFUL SPOONFUL- 日本武道館 DAY2

2019-08-10 | LIVEにまつわるあれこれ



THE YELLOW MONKEY 武道館2日目♠

素晴らしいセットリストでした

どの日もそれぞれの良さがあったけれど、汗だくになる前に 大好きなアニーの太いタムや艶やかなエマさんの演奏にじっと耳を傾けて、このツアーに (東京近郊は全て)参加できた喜びを噛みしめていました。

そしてヒーセさんのベースが響いて、どんどん進化していく曲たちに胸躍って、、

その次からは壊れました(笑) 3曲目にしてすでに号泣、、 Lovinの歌が 言葉が 叫びが 心が 届いて、此処に来れたこと言いようも無く嬉しかった。


そして そして、

なんて正直で 無骨で 真面目で 不器用で 優しくて 責任感のあるバンドなんだろ、、って・・・(笑
あんまり優しすぎて 心配になっちゃうくらいよ、特にLovinてば、、


***


ほんとは全制覇して ロイヤルストレートフラッシュにしたい。。
でも、その時その時の どこまでも正直で全力な姿、 ありがとうございました。


次にいつ逢えるか、、
今年中なのか来年なのかわからないけれど

お友だちはきっとまだまだいっぱい このあとの進化も見届けてくれるから。


よい旅を・・・


よい夏を・・・



  ** 追記 8/14 **

武道館から 早5日…

DAY2 ラストにLOVINがやらかしてくれたおかげで(笑) それまでの記憶が吹っ飛ぶくらいに全部あそこに凝縮されていますが、、 思い出せること、書いておきましょう…

いいセットリストだったなぁ。。 それは 曲順ということも含めて。
… ♦♥ ♣♠ 何も見ていない状態で1公演しか見れない、としたらどれかを選ぶのは難しいけれど、 全部のマークを制覇できた今、 もう一度だけ あと一回だけ見せてくれる、、と言われたら ♠かな、、 いまの気持ちは。。

それは この曲が好きだから、、という理由じゃなくて、 ほんと この梅雨明け以降の酷暑は身体にめちゃめちゃしんどくて、 それでもう武道館行くのムリかも… って悩み続けていた私が、 二日続けてライヴを見るなんて暴挙だし… (しかもDAY2 はさらに過酷そうな天井席付近で) 、、そんな状況で聴けたあれらの曲たち… という そういう意味での最高のセットリストだったと思うの。。


ほんとうに覚悟して席に着いたら、、 意外にも前日より涼しい。。 アリーナのお友だちは(寒いよ)って返事が来たので、 きっと早くから相当に冷やして下さってたんだと思います。。 その心遣いも嬉しかった。。

それから 前日には殆んど聞こえなかったSEがよく聞こえて、 みんなでLINEしながら (これはロビンの趣味だね) (これはアニー) (これはわかりやすいエマちゃん) (これは誰の趣味?) などと会話飛ばし合うのも楽しくて… (SE聴いてても♠の予想が全然立たん…)と。。 そんなこんなで始まり~~

 ***

10日の方にも書きましたが、 初めの曲を聴きながら (あぁ このアニーのドラムス聴くのも最後なんだな)とか (トランプカード全部見れて、、大変だったけど頑張って来て良かったな)とか 思っていました。

だから #3「パール」のイントロで LOVINが叫んだ言葉に 涙がどゎーーっと込み上げてきて、、(それに休止以前からこの曲は いろんな困難を乗り越えさせてくれる特別な曲だったし…) 
エマさんのイントロだって すごくシンプルな音階なのに エマさんのギターは吉井さんのもうひとつの声、 もうひとつの叫びみたいで、、 エッジのギターがU2のもうひとつの声であるのと一緒で。。 どうしてこんなリフを どうしてこんな音質を 思いつくんだろう、っていう位に完璧で力を持っていて。。 この曲のアニーのドラムスの変化も、 ヒーセさんのベースラインも、 全部完璧に思える曲で、、 今日ここに来れたことを噛みしめながら ラストのエマさんの姿と(背中を向けてずっと弾いてた時です) その音色を聴いていたら もぅ もぅ 涙が止まらなくて、 泣き崩れそうになってるのを隣の姉さまが (まだ3曲目だよ)って優しくよしよししてくれて…

で、#5,6(サイキック~Breaking The Hide)でまた腰砕けそうになって…

#8、9、10(Tactics ~Changes~JAM)で また涙、涙、、
 (ロビンのファイアバードとエマさんのフライングVが並ぶのを見ていたら 胸が詰まって… これはとっても個人的な理由からだけれど、、トム・ペティとマイク・キャンベルみたいで、、 ありがとう… 有難う… って思いつつ見てました)

この日、、(吉井さんはいつもそうだけれど) なんだかこの日はとりわけ言葉をものすごくはっきりと とにかく言葉が伝わるように全身で歌ってくれている気がして それも嬉しかったし…

#11(Balloon Balloon) 横アリの時に (もっと客席を照らして!)って書いたのはこの曲のことなんだけど、 あの時よりも客席に向けるライティングが増えた気がして嬉しかった。 みんな跳びはねたい曲だもの、、

#12、13(パンチドランカー、ROCKSTAR) 隣の姉さまが(ギャーーー!)と叫びつつ私の腕を折れそうなほどにぶんぶん揺すっていた曲(笑

#14、15、16(ALRIGHT~Titta Titta~甘い経験) もうハッピーでたまらない曲たち、、 大好き。。 エマちゃん&ヒーセの例のアレも見れましたし…

次辺りからもうなんか記憶が無い… ワタシ息してたんかな… (笑) でも、 曲目、 曲順、、ともにすべて最高でした。。 諦めずに来て良かった、、 すごーくしんどかったけど武道館参加できて良かった、、

と思いながら (あ~ん、私これで最後だなんて… ♠もう見れないなんてぇ…)と アンコール前かな? ぐずっていたら (神戸おいでよ!)って姉さまに言われて、 ほんとに本気で行きたいと思いました。。

けど…

最後の、 あのLOVINのやらかしてくれた事と、 そのあとで(もう一回やるっ!!)って やり直してくれたあの曲、、 客電点いて浮かび上がったあのときの武道館の凄まじさ、、
たぶん、 ステージで演奏しているメンバーの目からも凄かっただろうと思いますけど、 天井席付近からフロア全部を見下ろしていたあのときの盛り上がり、 みんなの歌声、、 (ここに来てこの風景を見てごらん?)って言いたいくらい、 (汗びっしょりなのに)鳥肌の立つ美しさ、荘厳さ、でした。。

あの風景が見れて、、 あの全力疾走のLOVINが見れて、、 メンバーが集まった姿が見れて、、 4人の並んだ姿が見れて、、
 (あぁ、、 これで私 思い残すこと無いな)って。。 あれがもし通常の終わりだったらどうだったんだろう、、 神戸いっちゃおう、って思ったのかな、、 でもムリだよぉ、ってぐずぐず思い悩んだのかな、、。
でも、 本当に全身全霊全力でやり切ってくれた姿が見れたから、 この武道館が私のファイナル、、って 思う事ができたんだと思う。。 不思議で幸福なアクシデント。。 武道館の神さまの計らい・・・


 ***

8月は、 いろいろなことを思う月です。

ヒロシマ、 ナガサキのことも、、 自分の父の命日のことも、、 そして 7日はジョー山中さんの命日でした、、 8日の武道館に行く前日、 ジョーさんのこと 勿論思い出していました。。

2008年に Flower Travellin' Band は再始動して フジロックに出演し、 世界ツアーに出て行きました(フジロックの事書いた日記>>
あのときのヘヴンのステージでのものすごくカッコ良かったゴールドのタンクトップのジョーさん。。 あの日から後のジョーさんの命はたった3年しか無かった、、 誰もそんな事 考えもしなかったけれど…



命があって 行きたい場所に行けること、、

大好きなバンドが存在していること、、 愛してると叫べること、、


くっそ暑い武道館で 死にそうなくらい汗だくになれること、、


ほんとうに 幸せなことだよね…


まだ まだまだ、、 命は散らせない。


千鳥ヶ淵を埋めた蓮の緑、、 蝉しぐれ、、


忘れられない夏になりました。。 モンキーにぃさん達、 ありがとう。