星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

strawberry moon forever... ♪

2019-06-17 | …まつわる日もいろいろ


雲間からのストロベリームーンを。。

 ***


しばらく前の話になりますが、、 昔の同級生との会話で、 どういう話の流れだったか よく覚えていないのだけれど、、

 (昔、 ダンボールで巨大な折り鶴を折ったんだ… みんな普通サイズの紙で折ってたんだけど、、 俺だけ すげーでっかいダンボール四角く切って折ったんだよ… あれ どうなったんかな…?)

、、 折り鶴 、、


その同級生の時代に《鶴を折る》って言ったら、、 それは 《私》への千羽鶴しかない。。


 (それって、、 私の… ?)

そうだ、と言う。。 

 (1メートルくらいのダンボールで折った、、あんなの 持っていけるわけねーよな、、笑)


、、 小学校でも中学校でも、 入院・手術のたびに 何度もクラスメイトから千羽鶴をいただいた。。 それは忘れない、、 でも、 たいがい届けて頂く時には 私は術後とかで面会が制限されていたりして、 直接 クラスメイトや先生と顔を合わせて 千羽鶴を受け取った記憶はなくて、、

、、 その同級生のダンボールの巨大な鶴が届けられたのかどうなのか、、 全然知らなかった。。 でも、 いかにもそういう事をしそうな めちゃくちゃユニークな男子だったので、 すごく らしいな、と思うと同時に、、 私の記憶には全く無かった事、、 話してもらわなかったら 永遠に知らなかった事、、 それを その男子クンは40年も記憶していてくれた。。 ダンボールの鶴を折っている様子を想像して なんだか、、 可笑しくって、、 でも ものすごく有難くて、、 涙でそうだった。。

 ***





、、なぜ そのことを今 思い出しているかと言うと、、

こんな 弱っちい私が まだ生かされているのは、、 こんな風に私がまだ知らずにいる事への感謝、、 友だちや 愛する人や そして この世界へ感謝するべきことが まだまだたくさんあるからかもしれない、、 感謝が足りないから まだ神さまが此処に残しておいてくれているのかも、、  ちょっと そう思ったから…


何度も病室へ届けてもらった千羽鶴は、 退院して学校へ行けるようになると 母が近くのお宮へお願いして お焚き上げをしてもらっていた。 それに、、 たとえ持っていけないほどおっきなダンボールの鶴だとしても、 それを無駄にしてしまうような担任の先生ではなかったから、 きっと病院には持って来られなくても、、 (いや、 持ってきてくれたかもしれない…)

 ***


この世界で まだ見えていないこと、、 誰かへの感謝、、 誰かのなかの記憶に 想いを…



Living is easy with eyes closed

Misunderstanding all you see


、、 ジョンが Strawberry Fields forever…♪ と歌うときの その発音や歌声がすごく好きです。。