星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

Italian Progressive Rock Festival at Club Citta, Nov.5, 2011

2011-11-06 | LIVEにまつわるあれこれ


いや~素晴らしかったです。 楽しかった、 面白かった、、 もっと聴きたかった。

ここのところ ちょっと体調不良で、 昨日も 出掛ける前まで横になっていたりして、、 なんかね 軽いメニエールみたいな感じもあって ほんとは大音響とか良くないんですけど、、 「でも絶対行く~~」と。。。

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 (うまく書けないので、演奏の雰囲気は 前に書いた日記にリンクしたyoutbの映像をどうぞ>>

(どの順番で演奏するのかな…?)と 話してたんですが、 やっぱり知名度の順で、 ゴブリンが最後だろうと、、 なら、、 最初は 一番イタリアっぽいというか オペラっぽい Il Balletto di Bronzoかな、、

幕が上がって、、 セットは3ピース。 Il Balletto di Bronzoです。

Gianni Leoneさん、、 姿を隠しながらの登場でしずしずとキーボードの前へ。。 ばっとそれを放り投げると… うわぁ、、 きらびやか。。 黒地の衣装になんか色とりどりの鏡みたいなのが(CD?)ちりばめてあってライトに輝く。。。 最初、仮面もしていたのかな?(鏡に目が眩んでよく見えなかった) 、、なんか、、 美川憲一さんみたいだわ。。。 演奏していくうちに、、 その鏡つきのお衣装も脱ぎ捨てて、、 黒のスリムなジャンプスーツみたいなのに。。 身のこなしが素晴らしく若くて、 歌いながら はっ!と手をかざしたり、 振り向きざまにモニターにぱっと片脚を掛けたり、、 アクションを決めながら キーボードを操るのが スゴイです。。

2曲くらい新曲を披露。。 難解、、というか、、 めくるめくキーボードと超速ドラムスで(な、なんだかよくわからない~)と 見ている人を煙に巻く演奏のあと、、 

ひらり、、とステージから降りたと思ったら、、、 最前列の人につぎつぎと・・・ (何してるの…?)と目を凝らすと、、 な、なんだか 手のひらにぺったんぺったんスタンプを押していく。。。 (何…?!) 通路をだーーっと小走りしながら、ぺったん。。。 そして再びひらり、とステージの上に。。。 

なんだかよくわからないけれど、 色っぽくて 妖しくて 美しくて シアトリカルで ナルシスティックなステージ。。 ドラマーさんとベーシストさんを 「New Boys!」と紹介していらして、、 ベーシストさんに至っては、、「The most beautiful boy in the world」とおっしゃいましたん。。。 (素敵な坊やよん、、)と言ってるような感じで、、、
でも、 このドラマーさんもベーシストさんもすごいテクニシャンだった。。 よく覚えられるなぁ、、と思うような 変則的な曲もまったく狂いなく。。 ドラマーさんがツーバスで、 超速のバスドラ連打を久々に体感できて、、 気持ち良かったです。

そしてアルバム「YSを覚えてる?」と観客に問いかけて、、あの「Introduzione」へ・・・ この組曲のとき、、 バックのスクリーンには Gianni Leoneさんの 幼少時から 若き日のお写真が スライドショーのようにつぎつぎと、、、 う~ん どこまでもナルシスティック。。。

もっと聴きたかったのに、、 45分くらいであっさり終了。 最後は、 白い紙束を 客席にばっ、、 ばっっ、、 ばっっっ、、とばら撒いて、、、ふたたび皆を煙に巻いて さっと退場してしまわれました。。。 (その紙にはLeoneさんへのインタビューが印刷されていたらしい。。 欲しかった)

(ジャポネーゼはとても素晴らしい。 あなたがたは素晴らしいmusicianです)、、てなこともおっしゃってました。 

とっても芸術的で、 ゴシックで、、 過剰なまでな感じに ナルシスティックなスタイルを貫いておられて、、 3ピースの演奏もよかったし、 Leoneさんの歌声も、 YSの当時の若い声よりも深みがあってオペラっぽくて、、 もっと聴きたかったなぁ。。。


つぎの arti & mestieriさんも すごい良かったです。。

また、 そのうち・・・