星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

今年もいいことがいっぱいありますように。 みんなに。

2009-01-02 | MUSICにまつわるあれこれ
あけましておめでとうございます。 
今年も楽しいこと、 Happyなこと、 美しいこと、 たくさん此処に書けるといいな。

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大晦日の夕刻。。 都心の上空をふわふわとツェッペリン号がただよっていました。 「いったいどんな人がおおみそかのクルーズを楽しんでるのかしらね?」 と見上げていたのでしたが、、 「紅白歌合戦」の中継船だったのですね。

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元日の宵。。 
途中からでしたが、ウィーンフィルニューイヤーコンサートの生中継を楽しみました。 ホールには、色とりどりの薔薇や、百合や、ポピーや、蘭などが飾られ、 甘美な香りであふれているよう。 ニューイヤーコンサートならではの、 馴染みのある、短い曲がつぎつぎに演奏され、 それはまるで楽しい福袋。 
指揮者さんの名演技ぶりも見ものでしたね。 (これは説明すると長いので、 ごらんになった方のおたのしみ)

演奏をバックに、バレエダンサーが宮殿のようなお部屋やバルコニーを踊りまわる姿が映し出されたり、 アルプスの絶景や、 青く凍る湖や、 輝き流れる水や、 光る氷柱が映されたり、 TVを見ている目には演奏以外のお楽しみもいっぱい。 
中でも、 ウラジミール・マラーホフ振り付け(ご本人も踊っていました)の美しいバレエが見れたのもとっても嬉しかったです。 音楽と絶妙にあわせて、部屋から部屋へ男の人と女の人が追いかけっこしたり、 バルコニーや、 お庭を駆け巡ったり、、 そして、 ラストの曲、「美しき青きドナウ」では、 10歳くらいの男の子が天使の羽をつけたキュピドのような姿で、 可愛らしい女の子たちと踊る。 女の子たちに可愛くあしらわれたりして、、、。

階段をくるくる手をつないで上っていったりして、、 なんと、最後は、、、 パッと扉を開くと、 そこがウィーンフィルの演奏しているホール。 宮殿のような建物は演奏ホールとつながっていたのね。 とつぜん現れた可愛いダンサーが、 お客さんたちの間の通路で軽やかに踊って、 演奏の終わりにまた、パッと身体をひるがえして、 扉の向こうへ駆け去っていきました。 なんてすばらしい心憎い演出。

新年の宵に、 愛らしい天使たちを見たのでした。