星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

CALL ME って言えること。。。

2008-12-31 | …まつわる日もいろいろ
ゆうべ、 スパークリングワインをグラスに1杯いただいたら、 あっという間にとろとろになって、 眠くなってしまいました。。 20年前には強かったのになあ、自分。。 いまなら、、 簡単におとせます、、、よ(笑)

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話変わって、、、。

前に、 激動の一年、、とここにも書いたように、 3月、5月、8月、10月、、、とかつての自分には想像もしなかった出来事がつづいて、その準備や緊張やあれこれで、 目が回っているうちに気づいたら晩秋になっていた、、という一年でした。 

確かに、 いっぱい頑張ったりもしたけど、 3歩進んで、3歩下がってるような、、そんな気持ちにもなったり、 そんな気持ちからか、 疲れからか、 ものすご~くダウナーな自分にもなったり。。。 それでも、 年末の吉井武道館に来れて。。 もう二度と見れないかもしれない、と思ったこともあったLIVEに、 また来れて、 踊れて、 いっぱい手を振って、、 それって何て幸せなことだろう、、。 光に包まれた超満員の会場が、私はほんとうに好き。

もう吉井さんは、こんなにたくさんの人に必要とされているのに、 いつだってLIVE会場をいっぱいに出来るのに、 なぜずっとずっと「CALL ME」を歌い続けるのかしら、、、と、(この28日ではないけど)思ったことがあります。 でも、 誰かから必要とされること、って、 必要としてくれることを確信すること、って、 ものすごく重要なことだと自分も今年とても感じたから。。。

たとえば、
小さな子のママは、 いつもいつも自分に発せられる呼び声のためなら、どんなことでもやってのけるパワーを持つことが出来るでしょう?  看護や、介護、という大変なお仕事でも、自分を求める人が目の前にいることが、 重労働や疲れを忘れさせる力になっているでしょう。 それがなかったら、続けていけないほど大変なお仕事だもの。。

だけど、 ほんとうに自分が求められているのか、 目に見えるかたちの無いまま、頑張り続けることって、 苦しいね。 自分が、 ある「鍵」を持っているとして、 どこかにその「鍵」で、部屋を開けてくれるのをじっと待っている人がいると、、もし知っていたら、 どんな困難を乗り越えても、 その部屋を探しに行くでしょう。 自分の手にある「鍵」が、 どこの部屋のものなのかわからない、、 もしかしたら、空っぽの部屋の鍵かも、 とっくに失われた何処にも無い部屋の鍵を、 自分は勝手にたいせつなものと思い込んで、 迷路の中を一生懸命さがしているのかも。。。 もしそうだったら、 それでも頑張り続けることって、すごく難しい。

仕事、という意味でも。  誰かを愛する、という意味でも。

自分の行くべき部屋に近づいているのかどうか、 確信が持てなくても、 私は自分の手にした鍵を信じたい、、とは思う。 だけど、それでがむしゃらになって、 疲れ果ててしまってもいけないんだな、、と、感じた。 それに、 自分がたどり着くべき部屋は、この世にたったひとつ、、とは限らないのだから。 

自分を呼ぶ声をたしかに聞き取ることができたら、、 どんなにいいだろう。。。

空耳、、、? と思ったものに、 確信が持てるようになったら、 ううん、 それでも自分の耳を信じていたい、 信じる力を持っていたい、、ね。

大きな声で 「CALL ME !!!」 って叫びたいな。

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私の手の中にある小さな「鍵」

それは捨てない。 きっと、 いつまでも。


今年もありがとうございました。   
素晴らしい新年になりますように。 たくさんの扉を開けて、、 会えますように。