星のひとかけ

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消えていく詩集

2002-12-02 | 文学にまつわるあれこれ(詩人の海)
この前から少し昔の詩を読みたいなあ、と思っていた所、種村季弘さんの書評で、明治・大正期の詩人の事が書かれていて、ふと思い立ちBOOK OFFへ。。神田の古本店からは考えられないような値段で本が売られているので、このところのシェイクスピアも、ポー全集もみんなここで揃いました。大作家なら文庫でいくらでもあるのですが、詩集などはこの世から消えていく一方。そして、たぶんお年寄りが亡くなると書斎の整理をして全集を一気に出すのでしょう。それらが全部100円。その中から詩人の巻だけ救出してきました。開いてみれば・・栞のヒモの様子でわかるんですよね、たぶん買ってから一度も使われた感じが無い。文学全集の中の詩集なんて、そんなものかもしれません。

 1975年ごろだと思うんだけど、ローリングストーンズに捧げた詩を読んだ覚えがあって、たぶん井上光晴じゃないかと思うけど、それ以来再会していない。いつか調べてみようかな。