川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

2009年11月はリーマン祭り?

2009-05-28 21:10:26 | 自分の書いたもの
R0010779R0010765東工大の黒川信重さんの研究室へ。
アリメトの完結をとても喜んでくださって、恐縮することしきり。
指摘されて知ったのだが、実はことしはリーマン予想150周年の節目なのだ。
1859年11月というのが、リーマン予想が世に出た年。

奇しくも、アリメトの単行本化は、そのぴったり150周年の11月近辺になりそうな予感がしていて、うれしい。

さらに、この1年半くらいの間に、リーマン予想をめぐって、急に事態が動き始めた感があるという。


黒川さんがかねてから主張している絶対数学(一元体F1上で考える数学)に、アラン・コンヌの非可換幾何学が合流したことに端を発するという。

いや、ぼくも、ここんとこ、どういうことなのかよく分かってないんですが。

アリメト出版後、急転直下で予想解決なんてことなったら……と夢が膨らんだりいたしました。

以下、アリメトのインスピレーションの源泉となった数学一般書。
素数に憑かれた人たち ~リーマン予想への挑戦~素数に憑かれた人たち ~リーマン予想への挑戦~
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発売日:2004-08-26
オイラー、リーマン、ラマヌジャン―時空を超えた数学者の接点 (岩波科学ライブラリー)オイラー、リーマン、ラマヌジャン―時空を超えた数学者の接点 (岩波科学ライブラリー)
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発売日:2006-12


なお、黒川さん情報によると、この秋には何冊かの新たなリーマン予想本であるとか、テレビ番組!まで予定されているらしい。

たのしいおおくぼようちえん

2009-05-28 08:26:37 | 日々のわざ
R0010627R0010632先日、とはいっても、かなり前、新大久保から新宿まで歩いてみたことがあって、その時に発見した幼稚園。
なつかしいなあ。
ぼくも兵庫県明石市のおおくぼようちえんに通ったのだった。
「たのしいー、おおくぼ、よーちえんー」という園歌(?)はよく覚えている。
単に同名ってだけだけれど、小学校併設なのも同じで、つーんと胸が甘くなったのであった。

ちなみに、現実の兵庫県明石市大久保町は……
元なでしこジャパンの川上直子さんの出身地。
ぼくが住んでいたのよりも山よりの新興住宅街らしい。

そして、なによりも、明石市大久保町がすごいのは、今の日本では希有ともいえる、「ガンマンの町」であることだ。
大久保町の決闘―COLLECTOR’S EDITION (ハヤカワ文庫JA)大久保町の決闘―COLLECTOR’S EDITION (ハヤカワ文庫JA)
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